自宅で手軽に炭酸水を作れる「炭酸水メーカー」。ソーダメーカーとも呼ばれ、ソーダストリームやドリンクメイトといったメーカー・ブランドが人気です。炭酸の強さを自分好みに調節できるだけでなく、ペットボトルで買うよりコストを抑えられるため、炭酸水をよく飲む人におすすめのアイテム。しかし、「炭酸水メーカーはコスパ悪いの?」「強炭酸水の作り方は?」といった疑問も多いうえ、ガスの交換方法や特徴がさまざまで、どれを選べばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の炭酸水メーカー20商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの炭酸水メーカーをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな炭酸水メーカーは「おいしい強炭酸を簡単に作れるうえ、ガスの処理も手軽な商品」。徹底検証してわかった炭酸水メーカーの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストな炭酸水メーカーを「おいしい強炭酸を簡単に作れるうえ、ガスの処理も手軽な商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の炭酸水メーカー20商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。検証①:炭酸の強さ検証②:操作のしやすさ検証③:処理のしやすさ検証④:ガスを入れられる飲み物の豊富さ
おすすめスコア:4.6(2025/12/14時点)
最安価格:16,500円(2025/12/14時点)
毎日手軽に強炭酸を楽しみたい人に!操作性もガス処理も簡単
ソーダストリームの「SodaStream TERRA(テラ) スターターキット SSM7253」は、強炭酸を手軽に作りたい人におすすめです。実際に炭酸水を作ったところ、炭酸の強さは3.72GVを記録。比較した商品のなかでもトップクラスの強さで、市販の炭酸水も超えるレベルの強炭酸水を作れました。操作も簡単です。ボトルは差し込んで後方に押すだけでセットできます。注入後のガス抜きは自動なので、すぐに炭酸水を楽しめるでしょう。ボタンを押す回数を変えれば、炭酸強度を自分好みの強さに調整することも可能です。シリンダークイックコネクト機能により、ガス交換も簡単。本体を自立させたまま片手でセット可能です。炭酸ガスを長く使えるシリンダー式なので、カートリッジ式の商品に比べてガスの交換頻度は少なく済みます。なお、家庭ゴミとしての処分はできないため、メーカーの回収サービスを利用しましょう。市販の炭酸水以上の強炭酸を自宅で簡単に作れるのが魅力の本商品。操作性やガス処理のしやすさも良好なので、炭酸水メーカーを探しているなら第一候補にあがるベストバイ商品です。
おすすめスコア:4.56(2025/12/14時点)
最安価格:49,763円(2025/12/14時点)
おしゃれな炭酸水メーカーがほしい人に。強炭酸が作れる
ソーダストリームはイスラエル発の炭酸水メーカーで、シンプルな操作性が特徴。本商品は同ブランドのなかでも、ベーシックかつスタイリッシュな商品で、操作のしやすさと炭酸の強さをバランスよく備えています。最も強いレベルで炭酸水を作ると、炭酸の強さは3.64GVでした。市販の炭酸水以上の強さの強炭酸を作れますよ。炭酸濃度の調節も可能なので、好みに応じて使える点も好印象です。操作のしやすさと処理のしやすさも高評価を獲得。本体が自立したままセットでき、ボトルの設置も差し込んで押すだけと操作が簡単。炭酸ガスのタイプは何度も使用できるシリンダー式なので、カートリッジ式よりガス交換の頻度を抑えられます。ガス抜きが自動でできることもうれしいポイント。ただし、家庭ゴミとしての処分はできないため、メーカーの回収サービスを利用しましょう。水以外の飲み物に炭酸を加える機能はないものの、デザインがスタイリッシュでインテリアにも馴染みやすい印象の本商品。おしゃれな炭酸水メーカーで強炭酸を作りたい人におすすめです。
おすすめスコア:4.51(2025/12/14時点)
最安価格:28,481円(2025/12/14時点)
ワンプッシュで誰でも簡単に!毎回同じ強さの炭酸を味わえる
ソーダストリームの「Source Power(ソースパワー)スターターキット SSM1059」は、毎回同じ強さの炭酸を作りたい人におすすめです。操作のしやすさは比較した商品のなかでもトップクラス。ボトルを着脱口に差し込み、ロックされるまで押し込むことで簡単にセット可能です。ボトルを外すだけでガス抜きまで自動で行えますよ。ガス交換の際は、本体を自立させたままシリンダーをセットできます。取りつけはスムーズで、カートリッジ式商品に比べてガスの交換頻度が少ないのも魅力です。しかし、家庭ゴミとして処分できないため、メーカーの回収サービスを利用しましょう。最も強いレベルで炭酸水を作ると、炭酸の強さは3.41GV。一般的な市販炭酸水の炭酸強度には一歩及ばないものの、強めの炭酸水を作れました。炭酸強度はボタンを押して3段階で調節できるので、自分好みの強さに合わせられます。電動式のため、ワンプッシュで炭酸の注入が完了。ボタンを押す回数や強さで炭酸の強さが変わる手動式と異なり、誰でも簡単に炭酸水が作れる使い勝手のよさが光ります。毎回ボタンひとつで同じ強さの炭酸水を楽しみたい人は、ぜひ検討してください。
おすすめスコア:4.46(2025/12/14時点)
最安価格:22,000円(2025/12/14時点)
簡単操作でガス処理も簡単。自分好みの強弱で炭酸を楽しめる
ソーダストリームの「SodaStream ART (アート) スターターキット SSM7344」は、ガス交換の手間がかからず、簡単操作で手軽に炭酸飲料を楽しみたい人におすすめです。ボトルの設置は差し込んで押すだけと簡単。炭酸注入後のガス抜きは自動なので、ボトルを外せばすぐに炭酸水を飲めますよ。炭酸水を作ったところ、強炭酸には一歩及ばなかったものの、炭酸の強さは3.48GVと強め。手動のレバーを操作して、炭酸強度を自分好みの強さに調整できます。炭酸ガスのタイプは何度も使用できるシリンダー式のため、カートリッジ式よりガス交換の頻度を抑えられます。シリンダークイックコネクトを採用しており、ガス交換は本体を自立させたままスムーズにセット可能。しかし、使用後のシリンダーは家庭ゴミとして処分できないため、メーカーの回収サービスを利用しましょう。
おすすめスコア:4.44(2025/12/14時点)
最安価格:27,500円(2025/12/14時点)
機能とデザイン性を両立。市販の炭酸水以上の強炭酸が作れる
ソーダストリームの「SodaStream DUO(デュオ) スターターキット SSM1084」は、強炭酸が手軽に作れるのはもちろん、機能性とデザイン性を両立した商品がほしい人におすすめです。炭酸水を作ったところ、炭酸の強さは3.54GVと、市販の炭酸水以上の強さでした。また、洗練されたデザインは「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞しています。カートリッジ式に比べてガス交換の頻度が少ない、シリンダー式を採用。シリンダークイックコネクト機能により、ガス交換時は本体を立てたままシリンダーを差し込めるので簡単ですよ。ただし、家庭ゴミとしての処分はできないため、使用後は新しいシリンダーとの交換が必要です。メーカーの回収サービスを利用しましょう。操作性も良好です。ボタンを押す回数を変更すれば、炭酸強度を自分好みに調整可能。フラスコ内にボトルを入れてから、炭酸注入ヘッドを押し下げつつフタを回して設置します。設置にはやや手間がかかるものの、注入後のガス抜きは自動なので手間が少ない印象です。
おすすめスコア:4.42(2025/12/14時点)
最安価格:8,800円(2025/12/14時点)
簡単に強い炭酸水を作れる。ボトルの着脱には手間がかかる
ソーダストリームの「SodaStream GAIA(ガイア) スターターキット」は、本体代のコストを抑えて炭酸水メーカーを購入したい人におすすめ。ECサイトで1万円前後と、炭酸水メーカー大手のソーダストリームの商品のなかでも手頃な価格設定です。実際に炭酸水を作ったところ、炭酸の強さは3.49GVでした。強炭酸とまではいかないものの、比較的強めの炭酸水です。ボタンを押す回数を変えれば、炭酸強度を好みの強さに調整できますよ。炭酸ガスはシリンダー式で、ガス処理は簡単です。カートリッジ式の商品より、ガス交換の頻度を抑えられるのもメリット。なお、家庭ゴミとしては処分できないため、ガス代金のみで充填済みのシリンダーと交換できるサービスを利用しましょう。シリンダークイックコネクトを採用しており、ガス交換はワンタッチ。本体を立てた状態のまま、レバーを下ろすことで簡単にセットできますよ。ただし、ボトルは本体に差し込んで回して設置するタイプなので、押し込むだけのワンタッチタイプに比べると手間がかかるでしょう。
おすすめスコア:4.31(2025/12/14時点)
最安価格:24,200円(2025/12/14時点)
ワンタッチで炭酸水が作れる。ガス抜きも自動で簡単
ソーダストリームの「SodaStream E-TERRA (E-テラ) スターターキット SSM7380」は、簡単操作で毎日手軽に炭酸水を作りたい人におすすめです。操作のしやすさは、比較した商品のなかでもトップクラス。差し込んで押すだけでボトルを設置でき、ガス注入後のガス抜きも自動です。また、ワンタッチで炭酸の注入量を調節でき、弱・中・強の3段階から好みの強さに合わせられます。実際に最も強いレベルで作ったところ、炭酸の強さは3.11GVとやや控えめでした。市販の炭酸水以上の強炭酸を求める人は、少し物足りなさを感じるかもしれません。ガスは、毎日炭酸水を使いたい人に便利なシリンダー式。カートリッジ式よりも、ガス交換の頻度を抑えられます。ただし、家庭ゴミとしては処分できません。ガス代金のみで新しいシリンダーと交換できる、メーカーの回収サービスを利用して処理しましょう。
おすすめスコア:4.29(2025/12/14時点)
最安価格:19,040円(2025/12/14時点)
炭酸強度を6段階調節できる。ガス抜きは手動
シナジートレーディングの「ドリンクメイト シリーズ660 スターターセット」は、水はもちろん、ジュースやお茶にも炭酸を加えられる多用途なモデル。自由なアレンジを楽しめることが特徴の一台です。最も強いレベルで作った際の炭酸の強さは、3.36GVと強炭酸には一歩及ばなかったため、強炭酸を好む人には不向きでしょう。とはいえ、炭酸強度はダイヤルを回して6段階で調節できるので、炭酸の量を細かく調整したい人には向いています。ボトルの着脱は差し込んで回すタイプで、注入後のガス抜きではレバーをスライドする必要があるため、やや手間がかかる印象です。ガス交換はシリンダー収納部を開けてセットする形で、本体を持ち上げる必要がないのでスムーズ。カートリッジ式よりもガスの交換頻度が低い点も魅力ですが、家庭ゴミとしては処分できないことは留意してください。
おすすめスコア:4.21(2025/12/14時点)
最安価格:15,840円(2025/12/14時点)
炭酸強度を自動で調節できるが、強炭酸は作れない
シナジートレーディングの「ドリンクメイト シリーズ650 スターターセット」は、自宅で手軽に炭酸ドリンクを楽しめる商品。ジュースやお茶にも炭酸を加えられる汎用性が魅力です。シリンダー式なので、カートリッジ式に比べてガスの交換頻度を抑えられる点もメリットでしょう。しかし、最も強いレベルで作った際の炭酸の強さは3.23GVと、強炭酸の基準とした3.5GVを下回る結果に。強炭酸が好みなら、炭酸を数回入れて調整する必要があります。操作のしやすさもいまひとつ。ボトルは本体に差し込んでから回してセットする必要があるうえ、ガス抜きを手動で行わなければならないため、やや手間がかかる印象です。とはいえ、炭酸強度を4段階から選べるうえ、自動で調節可能なので、自分好みの炭酸水を作れて便利ですよ。
おすすめスコア:4.08(2025/12/14時点)
最安価格:31,350円(2025/12/14時点)
交換頻度の低いシリンダー式だが交換には手間がかかる
Aarkeの「Carbonator Ⅲ AA-1203」は、シルバーカラーのスタイリッシュなデザインが特徴の商品。レバーを3回押して最も強いレベルで作った際の炭酸の強さは3.13GVと、強炭酸の基準とした3.5GVを下回る結果でした。本商品はガスがなくなるまで何度も使えるシリンダー式。カートリッジ式に比べてガスの交換頻度を抑えられます。シリンダーは家庭ゴミとして処分できないため、メーカーの回収サービスを利用してくださいね。一方、操作のしやすさはいまひとつです。ボトルは本体に差し込んでから回してセットする必要があり、うまくはまらず時間がかかることも。注入後はレバーが元に戻るのを待つだけとガス抜きは簡単ですが、ガス交換は本体を横にして、シリンダーを回して取りつける必要があります。片手で簡単に扱えないのはネックです。
監修者:江口慶太(アクアソムリエ)
ガイド:田丸大暉(Hiroki Tamaru)(家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


