キャンプに行きたいけど、たくさんの荷物を運ぶのが面倒な人におすすめしたいのが、キャリーカート。キャリーワゴン、アウトドアワゴンとも呼ばれており、たくさんの荷物を一気に運べるところが魅力です。しかし、Colemanやロゴスなどの有名メーカーからさまざまな商品がホームセンターやアウトドアショップで販売されており、どれを選ぶべきか迷う人も多いでしょう。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のキャリーカート23商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのキャリーカートをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなキャリーカートは「たくさん荷物が積めて、キャンプ初心者でも操作しやすい商品」。徹底検証してわかったキャリーカートの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなキャリーカートを「たくさん荷物が積めて、キャンプ初心者でも操作しやすい商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のキャリーカート23商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。検証①:操作のしやすさ検証②:積載性の高さ検証③:持ち運びやすさ検証④:悪路の走りやすさ検証⑤:耐久性の高さ検証⑥:準備・片づけのしやすさ
おすすめスコア:4.51(2025/12/18時点)
最安価格:9,681円(2025/12/18時点)
たくさん荷物を入れても快適に操作したいならコレ!
低コストな製品と期間無制限の無償修理保証が特徴のMOON LENCEの「キャリーワゴン」。別売りの天板をつければ、アウトドアテーブルとしても活躍する商品です。O字型のハンドルと細めのタイヤで、小回りが利きやすかったところが魅力。また、振動が少なく重心がぶれにくいところも高評価につながった要因です。ただ引き始めに少し力が必要だったところは、気になりました。積載容量は157Lと非常に大きく、ほとんどのキャンプ道具を収納可能。キャリーカートを引くだけで移動できるでしょう。また、折りたたむとコンパクトになるので、車の中で幅を取らないところもうれしいポイントですよ。収束タイプなので、底板の取りつけや収納袋を被せる作業に時間がかかりました。また、ハンドルホルダーもなかったので、片づけているときに、ハンドルが固定できないところも気になったポイントです。片づけのしやすさはそこそこなものの、走りやすさと容量の大きさを両立。荷物の量が増えても、簡単に引っ張れるので、荷物の量が多くなりがちなファミリーキャンプにぴったりのキャリーカートです。
おすすめスコア:4.49(2025/12/18時点)
最安価格:17,820円(2025/12/18時点)
操作しやすく、たくさんの荷物を詰めるキャリーカート
ロゴスコーポレーションの「お荷物満載キャリー」は、操作性が高く、たくさんの荷物を詰めるキャリーカートです。ハンドルが固定されているため直進する際にぐらつくことなく力を伝えられ、重い荷物を積んでも操作しやすい点が魅力。O型ハンドルで力を入れて握りやすく、タイヤも細いため小回りも利きやすいでしょう。ハンドルの長さは身長に合わせて調整可能です。積載量は126Lと大きく、キャンプの際に駐車場とキャンプサイトを行き来せずに荷物を運べます。荷台の高さも高いため、高さのあるキャンプ道具も積載可能。また収納ポケットが付いているため、すぐに取り出したいアイテムや小さいアイテムを入れられます。折りたたみタイプで、収納する際は収束型よりコンパクトにまとめて収納可能。車に積む際や家で収納する際に便利でしょう。またワンタッチで準備・片づけができるので、収納袋や底板を用意する手間もありません。準備に手間をかけたくない人におすすめの商品です。
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持ち運びやすく、操作もしやすいキャリーカート
TIMBER RIDGEの「キャリーカート」は、コンパクトに収納でき、操作のしやすい商品です。操作のしやすさの検証では、タイヤの可動域が広く方向転換が簡単にできました。ハンドルの長さは自分の持ちやすい長さに調整できるのも魅力。モニターからは、「重心が安定しており直進する際はまっすぐ進みやすい」との声もありました。持ち運ぶ際には、車のトランクに収まるほどコンパクトに収納可能。またタイヤが360度回転するので、持ち運ぶ際にも引っ張って持ち運べます。収束タイプで少し片づける際に手間ですが、底板でカートをまとめられるので、収納袋を被せる手間はかかりません。積載量は114Lと大きく、キャンプ時の荷物をすべて積み込めます。またタイヤが大きいため砂利や未舗装の道路でも問題なく使用できるでしょう。オックスフォード生地を使用しており耐水性と耐久性に優れている点もメリットです。
おすすめスコア:4.43(2025/12/18時点)
最安価格:18,480円(2025/12/18時点)
大容量の商品がほしい人に。操作しやすく悪路でも進みやすい
キャンパルジャパンの「ogawa ディープキャリーワゴン」は、積載性が高く持ち運びやすい商品がほしい人におすすめです。カートの容量は170Lと大きく、収納部も深め。長い荷物を積み込みやすく、複数名でのキャンプ・海水浴など幅広いシーンで活躍するでしょう。軽量かつコンパクトで、持ち運びやすいのも利点。収納時は幅42×奥行25cm・重量11kgなので持ち上げやすく、置き場所もあまり取りません。ハンドルには安定感があり、操作のしやすさも十分です。モニターからも「丸型のハンドルでスムーズに引けた」との声があがりました。方向転換時にはやや力が必要ですが小回りが利き、走り出し・直進はスムーズです。タイヤは直径20cm・幅8.3cmと大きいため砂などに埋もれにくく、悪路での走りやすさも申し分ありません。収納は収束式で、準備・片づけにやや手間がかかりますが、ハンドルホルダーにハンドルを固定できるので手間取りにくいでしょう。ハンドルは可動式なので転回時などに負担がかかりにくいですが、タイヤがプラスチック素材で生地の素材がポリエステルなため耐久性には不安が残ります。
おすすめスコア:4.37(2025/12/16時点)
最安価格:12,342円(2025/12/16時点)
多くの荷物を載せられ、持ち運びもしやすいキャリーカート
DODの「キャリーワゴン 」は、大容量で荷物をまとめて運べ、コンパクトに収納でき、持ち運びが簡単なキャリーカートです。積載性の高さが魅力の商品で、クーラーボックスやテント、チェアなど大きなキャンプ用品はすべて載せることができます。一度で全てのキャンプ用品を運ぶことが可能です。収納時にもコンパクトにまとめられます。SUV車のトランクには、場所を取らずに積めます。また自立式のため玄関の隙間におくこともできます。初動は力を入れることなく進め、少ない力で進むことが可能です。しかし、方向転換がしづらい印象。モニターからも「方向転換する際には何度も切り返しを行わなければいけない」との声もありました。積載性の高さや収納時の便利性が魅力な本商品。取り替え用のタイヤを購入すれば破損しても長く使用できます。キャンプや悪路での使用頻度が高い人にはおすすめの商品です。
おすすめスコア:4.35(2025/12/18時点)
最安価格:21,965円(2025/12/18時点)
十分な容量の大きさでしっかり荷物が運べる。操作性も良好
アウトドア業界の老舗として数多くのキャンプ用品を販売している、ニューウェルブランズ・ジャパンのオリジナルブランド、Colemanの「アウトドアワゴンマックス」。タイヤの取り外しが可能で、収納性が高い商品です。大きなタイヤで方向転換を細かに行える点が好印象。また、持ち手が引っ張りやすいO字型だったところも高評価につながった要因といえます。さらに、体重をかけずとも引っ張りやすかったとの声も多く挙がりました。タイヤの幅が8cmと大きいので、ビーチでも走りやすいところも魅力です。積載容量は121Lと大きめで、大きなキャンプ道具はすべて積み込めます。手で持つものは数個程度なので、移動しやすいといえますよ。また、折りたたむとコンパクトなサイズになるので、車の荷室でも幅を取らないでしょう。収束タイプなので、底板の取りつけや収納袋を被せる作業に時間がかかりました。しかし、ハンドルホルダーが付属しており、片づけているときにハンドルを固定できたところはメリットといえます。
おすすめスコア:4.27(2025/12/18時点)
最安価格:11,800円(2025/12/18時点)
大きさは平均程度だが、操作性のよさが魅力。ビーチでも操作しやすい
ブログやYouTubeで商品の使い方やキャンプについてのアドバイスを発信している、WAQの「アウトドアワゴン」。生地の取り外し・洗濯が可能で、衛生的に使いやすいでしょう。力を掛けずにスムーズに進めたとの声が多く挙がり、操作のしやすさの項目では高評価を獲得。また、ハンドルの可動域が広く、O字型の握りやすいグリップも高評価につながった要因でしょう。さらに、振動が少なく重心がぶれにくかったところも魅力です。タイヤの幅が8cmと大きいので、ビーチでも走りやすいといえますよ。積載容量は101Lと平均程度の大きさで、大きな荷物は手で持つ必要があります。大きなキャンプギアを持ちながらカートを引くのは、若干面倒といえます。折りたたむとコンパクトなサイズになるので、車に載せても場所を取らないので、持ち運びやすいといえます。収束タイプなので、底板の取りつけや収納袋を被せる作業に時間がかかったところは気になるポイント。しかしハンドルホルダーが付属しており、片づけているときにハンドルを固定できる点はメリットといえます。
おすすめスコア:4.21(2025/12/18時点)
最安価格:29,600円(2025/12/18時点)
大きさは平均程度だが、大きなタイヤで直進のしやすさが魅力
近年ではテーマパークの開業のほか、カフェなどの新規事業にも取り組んでいる、ロゴスコーポレーションの「Tradcanvas 丸洗い長いモノOKキャリーカート」。生地を取り外して洗濯ができるので、衛生的に使用できる点も魅力の商品です。タイヤのがたつきが少なく、スムーズに直進できるうえに、ハンドル操作が滑らかで方向転換もしやすいとの声が挙がりました。しかし、ハンドルが短く体と荷台の距離が近いため、重さを感じやすいという声も。操作性がよいとはいえない評価でした。一方でタイヤの幅が8cmと大きいので、ビーチでは沈みにくいところは魅力です。積載容量は100Lと平均程度の大きさで、多くのキャンプ道具を載せられるものの、テーブルやチェアなどは手で持つ必要があります。折りたたむとコンパクトになるので、トランクの中で場所を取らないところはメリットといえます。収束タイプなので、底板の取りつけや収納袋を被せる作業が面倒だったものの、ハンドルホルダーが付属しており、片づけているときにハンドルを固定できたところはうれしいポイントでした。
おすすめスコア:4.19(2025/12/18時点)
最安価格:12,800円(2025/12/18時点)
タイヤ幅が広く安定した走行。コンパクトに収納できる
HIKENTUREの「キャリーワゴン」は、操作のしやすさが魅力です。タイヤの幅が広く、安定して走行できます。ハンドルは丸くて握りやすいうえに、可動式で方向転換も簡単。モニターからは「荷重のわりに腕への負担は少なかった」という声が寄せられました。収納時は幅35×高さ54cmと、非常にコンパクトです。重量は10kgと重さがあるものの、車の中では場所を取らないでしょう。一方で、積載性の高さはいまひとつ。容量は89Lしかなく、荷物が多いと持ち運ぶのに往復する手間がかかります。タイヤの直径は16cmと小さめであるうえに、タイヤの素材はプラスチックで衝撃を吸収しにくいので、悪路の走行には不向きです。積載量の少なく、準備・片づけはしにくい商品ですが、操作性は高く、少量の荷物の運搬が中心の人は候補となるでしょう。
おすすめスコア:4.17(2025/12/18時点)
最安価格:10,711円(2025/12/18時点)
積載容量は比較的大きいが、T字型のハンドルで操作性が懸念
アメリカに本社を置き世界中に展開している、ニューウェルブランズ・ジャパンの自社ブランド、Colemanの「アウトドアワゴン」。荷物を固定できる、Dリングとゴムバンドが付属し、ECサイトでも人気の商品です。T字型のハンドルで、力を加えにくかったところが大きな懸念。多くの人からハンドルの形状について、厳しい声があがりました。また、タイヤが細く直進時に左右に細かく揺れるところも気になったポイント。直進時に無駄な力が必要になるので、操作性の評価は伸び悩みました。積載容量は117Lと比較的大きめなものの、大きな荷物を運ぶ際は荷物を手持ちする必要があるところは気になるポイント。折りたたむとコンパクトになるので、車のトランクに載せても幅をとりませんよ。収束タイプなので、底板の取りつけや収納袋を被せる作業が面倒だった印象。しかし、ハンドルホルダーが付属しており、片づけているときにハンドルを固定できるところはうれしいポイントでしょう。
監修者:小清水哲郎(アウトドアコンサルタント)
ガイド:片岡優(マイベスト アウトドア・スポーツ用品・PC・PC周辺機器・ネットワーク担当/キャンプインストラクター)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


