マットレスや敷布団の寝心地を改善できるマットレストッパー。マットレスパッドやオーバーレイマットレスとも呼ばれ、寝心地の改善や快眠をサポートしたい場合に役立つアイテムです。とはいえ、やわらかめや硬め、高反発や低反発など寝心地はさまざま。ニトリや西川などいろいろなメーカーから販売されているうえ、厚みも商品によって異なるため、どれを選んだらよいか迷ってしまいますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のマットレストッパー18商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのマットレストッパーをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなマットレストッパーは「マットレス単体で使用するよりも寝心地や体への負担を改善できる商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなマットレストッパーを「マットレス単体で使用するよりも寝心地や体への負担を改善できる商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のマットレストッパー18商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。検証①:仰向けでの寝心地のよさ検証②:横向きでの寝心地のよさ検証③:寝返りのしやすさ検証④:仰向けでの体への負担のかかりにくさ検証⑤:ズレにくさ検証⑥:手入れのしやすさ
おすすめスコア:4.5(2025/11/27時点)
最安価格:19,980円(2025/11/27時点)
ふかふかの寝心地で、腰や背中が優しく沈み込みしっかりフィットする
エムリリーはデンマーク発祥の寝具ブランドで、「優反発シリーズ マットレス トッパー BMU65336」は優れた弾力性と独自の柔らかさを持つ「優反発®︎フォーム」が特徴。寝具に重ねるだけで寝心地を向上させると謳っています。検証に参加したモニターからは寝心地や寝返りのしやすさについて、「腰の曲線に沿うようにして柔らかくフィットしていた。浮いている部分はなかった」「沈みはあるものの、敷布団で寝た時よりもスムーズに寝返りできた」というコメントがありました。細めまたは標準体型の人の方が評価が高く、柔らかさやフィット感を重視する人に向いているといえます。
おすすめスコア:4.5(2025/11/27時点)
最安価格:8,780円(2025/11/27時点)
厚みと弾力があり寝返りがスムーズで、柔らかく体を包み込んでくれる
ZINUSの「低反発 GreenTea マットレストッパー」は、厚み5cmの低反発ウレタンフォームを使用し、抗菌効果のある緑茶成分が特徴です。既存の寝具と組み合わせることで理想の眠りをサポートすると謳っています。検証に参加したモニターからは寝心地のよさについて「敷布団で感じていた強い圧迫感がなく、肩が痛くならなかった」と好評。また、寝返りのしやすさについては「やや力は必要だが、敷布団より楽に寝返りができた」という意見がありました。寝心地の評価に体型による差はなかったため、幅広い人に対応できる製品で、特に抗菌効果を重視する人におすすめの商品です。
おすすめスコア:4.48(2025/11/27時点)
最安価格:4,729円(2025/11/27時点)
高反発で沈みすぎず体がサポートされる。カバーが外しにくいのは難点
MyeFoamの「高反発マットレス」は、高反発ウレタンを使用したマットレストッパーです。180Nの高い反発力が特徴で、腰の沈み込みを防ぎ、寝姿勢をサポートします。検証に参加したモニターからは寝心地のよさについて「反発はあるが敷布団よりも柔らかく支えてくれるため、寝心地は快適。全体がサポートされて安心感があった」というコメントがあり、寝返りのしやすさについては「敷布団よりもスムーズに寝返りを打てた」という声がありました。細めの体型の人の方が寝心地の評価が高く、腰の沈み込みを防ぎたい人におすすめのマットレストッパーといえます。
おすすめスコア:4.45(2025/11/27時点)
最安価格:23,427円(2025/11/27時点)
弾力のある柔らかさで体のラインにフィット。留め具や滑り止めはない
オークローンマーケティングの「ショップジャパン トゥルースリーパー プレミアケア」は、低反発のウルトラヴィスコエラスティック素材を採用し、抗菌・防カビ・防ダニ加工が施された商品です。体の凹凸にフィットするマットレストッパーで、仰向け・横向きでの優れた寝心地を実現すると謳っています。検証に参加したモニターからは寝心地のよさについて「敷布団だけで寝た時と比べて腰回り全体が沈み込んで、しっかりフィットしていた」というコメントがありました。寝返りのしやすさについては「柔らかいため、お尻や肩周りが沈みやすいが寝返りはスムーズにできた」という意見も。寝心地の評価には体型による差はない商品です。
おすすめスコア:4.42(2025/11/27時点)
最安価格:13,018円(2025/11/27時点)
腰周りが包まれるような寝心地。寝返り時は沈みがやや気になる
KURUKURUの「GOKUMIN プレミアム 高反発マットレス」は、5cmの厚みと高密度34D、硬さ180Nの高反発ウレタンを使用し、竹炭消臭機能付きが特徴のマットレストッパーです。ラメ入りで抗菌・防臭のカバーや裏面の滑り止め加工が特徴で、プレミアムモデルとして位置付けられています。検証に参加したモニターからは寝心地のよさについて「敷布団で寝た時よりも腰がしっかりと沈んでいて、周りから包み込まれるような感覚があった」というコメントがありました。寝返りのしやすさについては「敷布団よりはスムーズで肩の痛みがなかったが、やや沈みが気になった」という指摘も。細めの体型の人の方が寝心地が良いと感じられる商品です。
おすすめスコア:4.41(2025/11/27時点)
最安価格:18,800円(2025/11/27時点)
硬めの寝心地で力を入れずに寝返りできる。留め具や滑り止めはない
アイリスオーヤマの「Airy エアリーマットレス MARS5W-S」は中材に高密度のエアロキューブ®を採用し、通気性と復元性を兼ね備えたマットレストッパーです。三つ折り構造のため収納がしやすく、カバーと中材は水洗いが可能です。検証に参加したモニターからは寝心地のよさについて「敷布団のみより厚さと硬さがあるので沈み込まない分体が痛くならなかった」というコメントが。また、寝返りのしやすさについては「敷布団単体のときに比べて力を入れることなくスムーズに寝返りを打つことができた」と好評でした。細めの体型の人にはより満足度が高い商品です。検証では折り目は気にならなかったものの、折り目の違和感が心配な人はほかの商品を検討してもよいでしょう。
おすすめスコア:4.4(2025/11/27時点)
最安価格:17,700円(2025/11/27時点)
留め具はないが、ほどよい硬さで腰や背中を支えて寝返りがしやすい
IKEAの「NISSEHOLM マットレストッパー 505.634.22」は、高反発ウレタンフォームを使用したマットレストッパーです。厚さ5cmのため体をしっかりサポートし、ストレッチ生地で動きに合わせて伸縮します。洗濯機で洗えるカバーがついており、両面使用が可能です。検証に参加したモニターからは寝心地のよさについて「敷布団だけで寝た時と比べて腰にしっかりとフィットした」というコメントがありました。また、寝返りのしやすさについては「硬さがあるため、敷布団よりも寝返りがしやすかった」と好評。寝心地に体型による差はなく、硬めの寝心地が好きな人は検討してもよいでしょう。
おすすめスコア:4.38(2025/11/27時点)
最安価格:38,500円(2025/11/27時点)
独自の凹凸構造が体の曲線にフィットするが、留め具や滑り止めがない
昭和西川の「muatsu マットレスパッド」は180Nの高反発ウレタンフォームを使用しているマットレストッパーです。独自の凹凸構造のウレタンフォームを使用しており、理想的な寝姿勢をサポートすると謳っています。検証に参加したモニターからは、寝心地のよさと寝返りのしやすさについて「表面に細かい凹凸があって、腰のラインに沿うようにほどよくフィットする感覚があった」「反発力がありコロコロと寝返りを打ちやすかった」というコメントがありました。細めの体型の人は特に評価が高く、柔らかい寝心地が好みの人には魅力的ですが、体圧をしっかり分散できたわけではないため注意が必要です。
おすすめスコア:4.38(2025/11/26時点)
最安価格:4,482円(2025/11/26時点)
柔らかさと反発力のバランスがいい。ただし留め具や滑り止めはない
AINEXTの「SLEEPMADE BLUE SM01-SINGLE」は、高弾性ウレタンフォームを使用したマットレストッパーです。高密度で140Nの硬さを持つこの商品は、日本人の体型や好みに合わせた設計で、快適な寝心地を提供すると謳っています。検証に参加したモニターからは寝心地のよさについて「敷布団よりも沈むため、横向きでも肩への圧迫感や床の硬さを感じなかった」というコメントがありました。また、寝返りのしやすさについても「敷布団よりも弾力がありスムーズに寝返りできた」と好評。特に細めの体型の人は横向きでの評価が高かった商品です。
おすすめスコア:4.2(2025/11/27時点)
最安価格:44,820円(2025/11/27時点)
中材が水洗いできるが、安定感がなく背中や腰に負担がかかりやすい
太陽の「ヒツジのいらないマットレス -SLEEPER- HTM-003」は、TPE(熱可塑性エラストマー)を使用したマットレストッパーです。絶妙な反発力で体にフィットしながら包み込むような柔らかさがあります。カバーだけでなく中材も洗えるため、清潔に保ちやすいのが特徴です。検証に参加したモニターからは寝心地のよさについて「浮く感覚はないが、沈みが少ないうえ揺れやすく安定感がない」というコメントがあった一方で、寝返りのしやすさについては「敷布団単体の時と比べて力を込めずともスムーズに向きを変えることが出来た」という声が。細めの体型の人の方が寝心地の評価が高かったため、細めで寝返りが多い人は検討してもよいでしょう。
監修者:加賀照虎(かがひどら)(上級睡眠健康指導士)
ガイド:渡辺寛和(元トイレタリー商品開発者/マイベスト ヘルスケア商品担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
※ 掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。

