モバイルバッテリーのなかでは大容量な20,000mAh。旅行や出張などの長期の外出をするときや、同時に複数の機器を充電するときにおすすめです。また、スマホを3～4台充電できる容量があるので災害時用の防災グッズとしても役立ちます。しかし、Anker（アンカー）やエレコムといった多くのメーカーから販売されており、出力や大きさもさまざま。どれを選んでよいか迷ってしまいますよね。

今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の20,000mAhモバイルバッテリー35商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめの20,000mAhモバイルバッテリーをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな20,000mAhモバイルバッテリーは「変換ロスが少なく機器への充電スピードが速いうえ、持ち運びもしやすいもの」。徹底検証してわかった20,000mAhモバイルバッテリーの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。アンカー・ジャパン株式会社より下記商品のリコールが発表されたため、2025年6月にランキングから削除しました。詳しくはメーカー公式サイト（参照：https://corp.ankerjapan.com/posts/555）をご確認ください。対象商品：Anker ｜ Anker｜ Power Bank (20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル) ｜ A1647N11

売れ筋の人気20,000mAhモバイルバッテリー全72商品を徹底比較！

マイベストではベストな20,000mAhのモバイルバッテリーを「変換ロスが少なく機器への充電スピードが速いうえ、持ち運びもしやすいもの」と定義。そんなベストな20,000mAhのモバイルバッテリーを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の18,000～22,000mAhのモバイルバッテリー35商品を集め、以下の5つのポイントから徹底検証しました。検証①：変換ロスの少なさ検証②：充電の速さ検証③：2ポート使用時の充電の速さ検証④：持ち運びやすさ検証⑤：使いやすさ

おすすめ人気ランキング

【1位】TRIO（CIO）

おすすめスコア：4.61（2025/12/17時点）

最安価格：9,960円（2025/12/17時点）

機能が豊富でとにかく使いやすい！実容量や出力も申し分なし

クラウドファンディングで人気を集める大阪のガジェットメーカー、CIOの「SMARTCOBY TRIO」。2023年9月にクラウドファンディングが行われた商品で、前モデルにはなかった機能が追加されたほか、本体表面には傷がつきにくい「シボ加工」が施されています。持ち運びやすく機能性も豊富で、スマホ用はもちろんノートPC用のモバイルバッテリーがほしい人にもおすすめの商品です。変換ロスの少なさの検証では、実容量は13,005mAhで表記の20,000mAhに対して変換ロスは34.98%。ロスは少なめでバッテリー0%のiPhone14を充電する場合、4回フル充電ができます。数日分のスマホの充電を賄えるうえ、旅行や外出先では家族や友人のスマホも充電可能です。充電の速さの検証では、単ポート使用時にType-Cポートから66.2Wを記録しました。スマホ・タブレットはもちろんのこと、Mac Book Proのような高性能ノートPCまで急速充電できるほどの超高出力です。2ポート同時使用時は2つのType-Cポートからそれぞれ43.38Wと17.05Wを出力。ノートPCとスマホを同時に繋いでも、十分なスピードで充電できる商品といえます。本体の厚さは29.5mmと分厚めで充電しながらスマホと重ねて持ったり、ポケットに仕舞ったりするには不向きな大きさです。一方で、面積は65.55cm2と今回検証した商品のなかでもトップクラスに小さく、重さも約333gと軽量。小さめのショルダーバッグにもサッと仕舞えるので、旅行はもちろんちょっとした外出にも気軽に持ち出せます。出力ポートはType-Cを2つとType-Aを1つの合計3つを搭載。スマホやタブレット、スマートウォッチなど合計3台の機器を同時に充電できます。バッテリー本体への充電はType-Cポートから最大67Wで可能。また、バッテリー本体と充電したい機器を同時に充電できるパススルー機能を搭載しているため、コンセントや充電器が1つしかない環境でも活躍します。充電ポート面にはバッテリー残量が数字で表示されるため、充電状況を細かく把握できますよ。

• ロスは少なめでiPhone14を充電する場合、4回フル充電が可能
• 単ポート使用でも2ポート使用でも、ノートPCを充電できる高出力
• バッテリー本体と充電したい機器を同時に充電できるパススルー機能を搭載

• 特になし

【2位】C20QC（SILICON POWER）

おすすめスコア：4.58（2025/12/17時点）

最安価格：3,290円（2025/12/17時点）

変換ロスは30%未満！実容量が多く、サイズもコンパクト

フラッシュメモリやスマホ充電器を販売する、シリコンパワージャパンの「C20QC」。カラーはブラック・ホワイトの2色展開で、USB Type-C to Type-CケーブルとUSB Type-A toType-Cケーブルが付属しています。コンパクトで持ち運びやすいモバイルバッテリーがほしい人におすすめの商品です。変換ロスの検証では、実容量は14,027mAhで表記の20,000mAhに対して変換ロスは29.86%でした。変換ロスは非常に小さく、iPhone14なら4回フル充電が可能です。充電の速さの検証では、単ポート使用時は18.21W出力でスマホやタブレットの急速充電が可能な高出力。一方、2ポート同時使用時はType-Cポートから10.27W、Type-Aポートからは4.12Wと単ポート接続時よりも出力が落ちてしまいました。複数接続時の充電スピードはやや物足りないといえます。本体サイズは厚さ23.5mmで面積85.37cm2と今回検証した商品のなかでも非常にコンパクトでした。重さも約324gと軽量で、持ち運びの際に負担を感じることはほとんどないでしょう。Type-Aポートが2つとType-Cポートが1つの合計3つの出力ポートを搭載しており、3台の機器を同時に充電可能です。入力ポートはType-CとmicroUSBの2つがあり、ケーブルに合わせてバッテリー本体の充電ができます。

• iPhone14を4回充電可能な実容量14,027mAh
• 単ポート使用時は18.21Wの高出力で、スマホやタブレットの急速充電可能
• 本体サイズは厚さ23.5mmで面積85.37cm2とコンパクト

• 複数接続時の充電スピードはやや物足りない

【3位】Hypercore 20K Power Bank（VOLTME）

おすすめスコア：4.55（2025/12/17時点）

最安価格：4,990円（2025/12/17時点）

薄型でスマホと重ねて持ちやすい。高出力でスマホを急速充電可能

大型のポータブル電源やスマホ用の小型充電器を販売している中国のメーカー、VOLTMEの「Hypercore 20K Power Bank」。薄型のモバイルバッテリーで、充電しながらスマホと重ねて持ちたい人におすすめの商品です。実容量は14,039mAhで、表記の20,000mAhに対して変換ロス率は29.81%でした。変換ロスが少なく実容量は十分で、iPhone14を4回フル充電できます。充電の速さの検証では、19.39Wを記録しました。スマホやタブレットを急速充電するのに十分な出力です。一方、2ポート同時使用時はType-Cポートは12.66W、Type-Aポートは3.06Wと出力が低く、機器の充電に時間がかかるでしょう。持ち運びやすさは、面積が116.92cm2とやや大きいものの厚さは19mmと薄く、重さも約328gと軽量。薄型で充電中にスマホと重ねて持っても負担に感じませんでした。出力ポートはType-Cが1つ、Type-Aが1つで2台の機器を同時に充電できます。バッテリー本体への充電はType-Cポートから最大18Wで可能です。

• 実容量14,039mAhでiPhone14を4回充電できる
• 充電速度は19.39Wでスマホの急速充電するのに十分
• 厚さは19mmで約328gと軽量なため持ち運びしやすい

• 2ポート同時使用で出力が低下

【4位】Nano Power Bank （20000mAh, 30W, Built-In USB-C ケーブル）（Anker）

おすすめスコア：4.55（2025/12/17時点）

最安価格：7,690円（2025/12/17時点）

実容量を重視する人に。薄型で持ちやすく充電の速さも良好

モバイルバッテリーを主に扱う電化製品メーカー、Ankerの「Anker Nano Power Bank (20000mAh, 30W, Built-In USB-C ケーブル)」。とにかく実容量が大きいものを求めている人におすすめです。変換ロスの少なさの検証では、実容量が13,991mAhと優れた結果に。表記の20,000mAhに対して変換ロスは30.05％と小さく、iPhone14なら4回は充電できます。充電の速さの検証では、Type-Cの出力を測定すると28.94Wで、スマホ・タブレットなら急速充電できるレベル。一方で、2ポート使用時の充電速度はやや遅く、それぞれのポートの出力を測るとType-Cポートは7.156W・Type-Aポートは6.808Wを記録しました。2台同時に充電すると、単ポート時より充電に時間がかかるでしょう。重量が約385gと重すぎず、持ち運びやすいのは魅力。面積は126.92cm2と大きめなものの、厚さは20mmとスマホと重ねて持ちやすい薄さです。出力ポートはType-C×2・Type-A×1を搭載し、同時に3台充電できます。MagSafeには非対応ですが、本体への充電はType-Cポートからでき、PD対応で本体への急速充電が可能。バッテリー残量は数字表記で、充電残量を簡単に把握できます。本体と充電したいデバイスを同時に充電するパススルー機能の記載はありませんが、実機動作上は同時に充電できました。十分に使いやすく、実容量重視の人の有力候補になります。

• 変換ロスが少なく実容量が大きい
• 単ポートの出力はスマホ・タブレットなら急速充電できるレベル
• 厚さが20mmと薄いのでスマホと重ねて持ち運びやすい

• 2ポートを使用して充電すると出力が落ちて充電に時間がかかる

【5位】モバイルバッテリー 20000mAh（INIU）

おすすめスコア：4.54（2025/12/17時点）

最安価格：3,699円（2025/12/17時点）

変換ロスが少なく優秀！コンパクトなうえ付属品や機能が豊富

AmazonをはじめとするECサイトでスマホ向け充電器を販売する中国メーカー、INIU「モバイルバッテリー 20000mAh」。カラーはブラック・ホワイトの2色で、USB Type-A to Type-Cケーブルが付属しています。実容量は14,473mAhで表記の20,000mAhに対して変換ロス率は27.64%でした。今回検証したなかでも変換ロスは少なく、iPhone14であればフル充電が4回可能です。充電の速さの検証では、単ポート使用時は18.03Wを記録。スマホの急速充電に十分な出力でした。一方、2ポート同時使用時はType-Cポートから11.99W、Type-Aポートからは2.12Wと単ポート使用時よりも合計出力が少なくなりました。とくにType-Aポートはかなり出力が弱いので、2ポート同時に使用する場合はイヤホンのような小型な機器を充電しましょう。本体の厚さは25mmと薄型で面積も96.6cm2と小さく、カバンやポケットに仕舞いやすいサイズ。重さも約363gと軽量で片手でも持ちやすい商品です。出力ポートはType-Cが1つとType-Aポートが2つの合計3つで、3台の機器を同時に充電できます。バッテリー本体への充電はType-Cポートから最大18Wで可能です。バッテリー残量は数字で表示されるため充電状況を細かく把握できます。Type-Cポートの横にはLEDライトが搭載されており、電源ボタンを2回押すことでオン・オフの切り替えが可能です。

• iPhone14を4回フル充電できる実容量
• 単ポート使用時は18.03Wで、スマホの急速充電に十分な出力
• 25mmと薄型かつ約363gと軽量で、片手でも持ちやすい

• 2ポート使用時の合計出力が低下
• Type-Aポートの出力が弱い

【6位】Baseus BladeHD（Baseus）

おすすめスコア：4.52（2025/12/17時点）

最安価格：9,980円（2025/12/17時点）

ノートPCケースに仕舞いやすい薄型モデル。機能性も十分

Amazonにてスマホ向きの充電器を販売するメーカー、Baseusの「Baseus BladeHD」。表面上部にディスプレイを搭載しており、薄型で正方形の本体が特徴的です。変換ロスの少なさの検証では、実容量は13,357mAhで表記の20,000mAhに対して変換ロスは33.22%でした。変換ロスは少なくバッテリー0%のiPhone14を充電する場合、約4回フル充電ができます。充電の速さの検証では、単ポート使用時にType-Cポートから92.95W出力を記録。超高出力でスマホだけでなく、MacBook Proのような高性能ノートPCの急速充電が可能です。2ポート同時使用時は2つのType-Cポートからそれぞれ53.34Wと28.54Wを出力。ノートPCとタブレットを同時に急速充電できるほど高出力です。天面の面積は179.56cm2と広いものの、厚さはわずか19.8mm。薄型の正方形で、ノートPCと一緒にPCケースに仕舞いたい人におすすめです。出力ポートはType-CとType-Aを2つずつの、合計4ポートを搭載。最大で4台の機器を同時に充電できます。バッテリー本体への充電はType-Cポートから最大60W入力に対応。本体上部のモニターでは、残量や充電状況を数字で確認できます。バッテリー本体を充電しながら機器を充電できるパススルー機能も搭載。コンセントが少ない旅行先や、充電器を1つしか持っていないときに活躍するでしょう。

• 変換ロスが少なく、iPhone14なら約4回フル充電できる
• Type-C単ポート使用時は高性能ノートPCも急速充電できるほど高出力
• 2ポート同時使用時もノートPC・タブレットを同時に急速充電できる出力

• 特になし

【7位】Spark Mini 20000（Aukey Technology）

おすすめスコア：4.52（2025/12/17時点）

最安価格：5,480円（2025/12/17時点）

持ち運びやすさを求める人に。ポケットに入れやすいサイズ

充電関連の機器を扱うメーカー、Aukey Technologyの「AUKEY Spark Mini 20000 PB-Y57-GY」。持ち運びやすいものを求めている人におすすめです。変換ロスが少なく、充電に使える容量が大きいのも魅力。表記の20,000mAhに対して実容量は13,804mAhを記録し、ロス率は30.98％でした。iPhone14なら4回フル充電できる計算です。充電の速さの検証では、Type-Cポートの出力は18.60Wを記録しました。スマホの急速充電には十分な出力といえます。一方で、2ポートで同時充電するときの速度はいまひとつ。Type-Cポートは3.27W・Type-Aポートは12.08Wと出力は低く、単ポートより充電速度が落ちます。持ち運びやすさは重量が約315g・面積は78.99cm2と、軽量かつコンパクトでポケットに入れやすいサイズです。厚さも26.3mmと大きすぎず、スマホと重ねて持ってもかさばりにくいでしょう。入力端子にはType-Cポートを搭載し、最大18Wで本体に充電できます。バッテリー残量はインジケーターで表示され、おおまかに充電タイミングを把握可能。本体と接続デバイスを同時に充電できる、パススルー機能も搭載しています。マグネットでスマホ背面につけられるMagSafeには非対応ですが、使い勝手は悪くなく、携帯性重視なら候補になるでしょう。

• 実容量が大きく、iPhone14を4回フル充電できる計算
• 単ポートの出力はスマホを急速充電できるレベル
• 軽量・コンパクトでポケットに入れて持ち運びやすい

• 2ポートで同時充電すると出力が落ちる

【8位】33w Power Bank 20000mah Integrated Cable（Xiaomi）

おすすめスコア：4.52（2025/12/17時点）

最安価格：3,080円（2025/12/17時点）

別でケーブルを持ち歩きたくない人に。変換ロスも少ない

中国の総合家電メーカー、Xiaomiの「33w Power Bank 20000mah Integrated Cable」。USB Type-Cケーブルを内蔵しているため、持ち歩く際に別途ケーブルを持ちたくない人におすすめです。変換ロスの少なさの検証では、ロス率は31.29％で、表記の20,000mAhに対して実容量は13,743mAhと優秀でした。iPhone14であれば4回フル充電できる容量です。単ポートでの充電速度は良好で、Type-Cポートの出力を測ると28.19Wを記録しました。スマホ・タブレットを急速充電するには十分な出力です。一方で、2ポート同時充電時の出力はType-Cポートが8.76W・Type-Aポートが5.63Wと低めな数値となりました。厚さ30.5mmと薄くはないものの、面積89.54cm2と非常にコンパクトで持ち運びやすいサイズ。重量も約347gと軽く、持ち運ぶときに負担になりにくいでしょう。出力端子にはType-Cポートを2つ・Type-Aポートを1つ搭載し、3台のデバイスを同時充電したい人にもおすすめです。本体を充電する入力端子はType-Cポートで、最大30Wで充電可能。バッテリー残量はインジケーターで表示され、おおまかに把握できます。低価格帯ながら使い勝手は悪くなく、コストで選んでも後悔しないでしょう。2024年8月から2024年9月までに製造された本製品において、メーカーによりリコールが実施されております。詳しくはメーカー公式サイト（参照：https://www.mi.com/jp/support/safety-notice/?f=switch_lang）をご確認ください。

• ケーブルが内蔵されているため別途持ち歩く必要がない
• 変換ロスが少なく使える容量が大きい
• 単ポートはスマホ・タブレットを急速充電できる出力

• 複数台同時充電すると出力が低下する

【9位】モバイルバッテリー 黒 （アイリスオーヤマ）

おすすめスコア：4.49（2025/12/17時点）

最安価格：3,980円（2025/12/17時点）

コンパクトで持ち運びやすい。実容量は豊富で充電速度も十分

家電やインテリアを販売するメーカー、アイリスオーヤマの「モバイルバッテリー 黒」。USB Type-A to microUSBケーブルが付属しています。実容量は13,728mAhで、表記の20,000mAhに対して変換ロス率は31.36%でした。変換ロスは少なくiPhone14を充電する場合、4回フル充電が可能です。充電の速さの検証では、Type-Cポートから16.62W出力とスマホを急速充電するのに十分な出力でした。しかし、2ポート同時使用時はType-Cポートは11.5W、Type-Aポートは4.02Wとどちらも出力が落ちてしまいました。複数接続した場合の充電スピードは高速とはいえません。持ち運びやすさは、面積が97.65cm2で厚さは23mmとコンパクトでカバンやポーチに仕舞いやすい大きさです。重量も約360gと軽く持ち運びやすいモバイルバッテリーといえるでしょう。出力ポートはType-Cが1つとType-Aが2つの合計3つあるので、3台の機器を同時に充電できます。バッテリー本体への充電はType-Cポート・microUSBポートのどちらからでも可能です。変換ロスが小さく、持ち運びにもおすすめな商品です。

• 実容量13,728mAhでiPhone14を4回フル充電可能
• Type-Cポートから16.62W出力で急速充電対応
• 重量約360g、厚さ23mmで持ち運びに便利

• 複数接続時の充電スピードは高速とはいえない

【10位】大容量モバイルバッテリー（PHILIPS）

おすすめスコア：4.42（2025/12/17時点）

最安価格：3,380円（2025/12/17時点）

3台の機器を同時充電。スマホ・タブレットに十分な充電速度

ヘルスケア製品・医療関連機器を販売するオランダのメーカー、PHILIPSの「大容量モバイルバッテリー」。カラーはブラックのみで、USB Type-A to Type-Cケーブルが付属しています。実容量は13,701mAhで、表記の20,000mAhに対して変換ロス率は31.49%でした。変換ロスは少なく十分な実容量があり、iPhone14なら4回フル充電が可能です。充電の速さの検証では、単ポート使用時は18.36W出力を記録。スマホやタブレットの急速充電が可能なほど高出力です。一方、2ポート同時使用時はType-Cポートから10.44W、Type-Aポートからは4.03Wと合計出力は単ポート使用時の出力よりも落ちてしまいました。2台同時に充電すると急速充電ができなくなるので注意が必要です。本体の厚さは28mmとやや厚みがありますが、面積は96.60cm2と小さくカバンやポーチに仕舞いやすいサイズ。重さも約365gと軽量で持ち運びの際に負担を感じることはほとんどないでしょう。出力ポートはType-Aが2つとType-Cが1つで、最大3台の機器を同時に充電可能です。バッテリー本体への充電はType-Cポート・microUSBポートのどちらからでもできます。

• iPhone14を4回充電できる実容量13,701mAh
• 単ポート使用で18.36Wなため、スマホやタブレットの急速充電が可能
• 365gと軽量で持ち運びやすく、最大3台同時充電可能

• 2台同時に充電すると急速充電ができなくなる
• 本体の厚さ28mmでやや厚みがある

ガイド：八幡康平（元ガジェットメーカー営業／マイベスト 家電・カーバイク用品担当）