コインランドリーに行かずに布団のダニ・湿気対策ができる布団乾燥機。就寝前の羽毛布団などを温める使い方もでき、なかには靴・衣類乾燥対応の商品もあります。日立やアイリスオーヤマなどから販売されていますが、袋状のマットありタイプからコンパクトなものまで種類が多く、電気代や静音性も気になってどれがよいか迷いますよね。今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の布団乾燥機28商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともにおすすめの布団乾燥機をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな布団乾燥機は「広範囲に熱が届き、静音性が高く使いやすい商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。マイベストで全28商品の「布団乾燥機」ランキングを見る売れ筋の人気布団乾燥機全28商品を徹底比較!マイベストではベストな布団乾燥機を「広範囲に熱が届き、静音性が高く使いやすい商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の布団乾燥機28商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。検証項目は以下の6項目としました。検証①:ダニ対策のしやすさ検証②:温めやすさ検証③:乾きやすさ検証④:収納のしやすさ検証⑤:使いやすさ検証⑥:静かさおすすめ人気ランキング【1位】ふとん乾燥機(アイリスオーヤマ)おすすめスコア:4.47(2025/12/06時点)最安価格:14,440円(2025/12/06時点)布団全体を乾かせて、温めも均一。高効率な点がポイントアイリスオーヤマが展開する「カラリエ ふとん乾燥機 KFK-202C」は、手軽に使える家庭用モデルとして人気のシリーズ。マット不要で布団にホースを差し込むだけの簡単設計が特徴で、季節を問わず布団のケアをしやすい仕様となっています。乾燥性能は非常に優秀で、検証では濡らしたシーツがほぼ完全に乾くほど高い乾燥力を示しました。全体をしっかりと乾かせるうえ、温めモードでの頭部・中央・足元の平均温度もそれぞれ57.0℃・59.1℃・54.2℃と高水準で、布団全体をムラなく温められます。一方で、ダニ対策性能は部分的な加熱にとどまり、基準温度を維持できない箇所もありました。3辺合計が684mmとやや大きく、ホースも内側に仕舞えないため、設置や片づけに手間を感じる場合があります。運転音は平均51.4dBで、一般的な生活音レベルでは許容範囲といえるでしょう。乾燥や温めを重視し、コスパのよいモデルを探している人に向いています。電気代も1回あたり約18.0円と良心的で、毎日使いたい家庭や冷え対策をしたい人にも最適な布団乾燥機です。良い点:全体を均一に乾かせる高い乾燥性能布団全体をムラなく温められる電気代が安く、毎日の使用も気になりにくい気になる点:ダニ対策の効果は限定的収納性が低くスペースを取る【2位】アッとドライ(日立グローバルライフソリューションズ)おすすめスコア:4.44(2025/12/06時点)最安価格:11,460円(2025/12/06時点)乾燥・あたためで頼れる性能。見た目ほど収納性は高くない日立の「アッとドライ HFK-CV1B」は乾燥性能に特化した布団乾燥機。シリーズ内では高性能タイプとして位置づけられており、布団を素早くしっかり乾かしたい人に支持されています。価格帯としては標準的であるため、ダニ対策や温めなどの性能を重視する人に検討してほしい1台です。乾きやすさの検証では、人の寝汗に相当するだけの水分をしっかり含んだシーツを高い水準で乾かせていました。温めやすさの検証でも背中は61.9℃とかなりの高温に。足元が37.5℃だった点はやや気になりましたが、ノズルの位置を調整すればある程度快適に眠れそうです。特に布団の乾燥力を重視する人にとっては満足度の高い商品といえるでしょう。一方、ダニ対策コースでは温めや乾燥性能ほどの実力を発揮できず。布団の頭部分と足元部分でそれぞれ2時間ずつ稼動させる必要があり手間に感じました。また、見た目はコンパクトに見えますが、意外と厚みがあるため狭い隙間に収納するのは難しそうです。ダニ対策の手間や機能の豊富さで惜しい部分はあるものの、乾燥・温めなどの基本性能は十分な評価を得ていました。しっかりと布団を乾燥させたい人や、冬場の冷たい布団が耐え難いという人には最適な一台です。良い点:人の一晩分の寝汗に相当するだけの水分をしっかり除去背中が来る位置は61.9℃とかなり高温に気になる点:ダニ対策の途中で乾燥機の移動が必要見た目よりは意外に厚みがある【3位】アロマドライ(ツインバード)おすすめスコア:4.37(2025/12/06時点)最安価格:6,480円(2025/12/06時点)コスパで選ぶならコレ。寝汗をしっかりと乾かしやすいツインバードの「TWINBIRD アロマドライ FD−4149W」は、時間設定をして使用したい人におすすめ。時間調整可能なので好みの時間に設定して使用できます。アナログ表示形式なのは惜しいものの、終了時間を簡単に把握できるでしょう。対応している布団サイズはシングルのみです。乾きやすさは高評価で、寝汗相当の水200mLを含ませたシーツを冬コースで60分間乾燥させると、完全に乾いていました。すみずみまで乾燥させられるので、カビの繁殖を防ぎやすいといえます。あたためコースがないのは惜しいものの、60分間稼動させたところ、頭・背中・足付近のすべてで45℃以上を記録しました。寒い時期でもほかほかの布団にできるでしょう。一方、ダニ対策のしやすさは低評価。頭・背中付近はダニ対策に有効な条件を満たしましたが、足・右上・左下はダニを死滅させられる温度以下でした。ダニの成長サイクルに影響を与えにくく、ダニ対策には物足りません。コースの数は十分で、夏・冬・送風・ダニ・くつを搭載。靴乾燥用ノズルも付属し、さまざまな用途に使用できます。重量は約2.9kgと重めですが取っ手があり、持ち運びも楽。コードは一体型収納できるうえに本体の厚さは140mmと薄く、家具の隙間にも設置できそうです。ただし、稼動音は55.8dBと少し大きく、ドアを隔てていてもやや気になるでしょう。静音性にこだわらず、乾燥・温め具合を好みに合わせたい人は候補に入れてみてください。良い点:時間調節でき、乾燥・温め具合を好みに合わせられる冬コースを60分使用すると、寝汗相当量の水を完全に乾かせた60分間稼動させると、布団内部を全体的に温められた気になる点:ダニ対策に有効な条件を満たせない場所が多く、ダニ対策には期待できない【4位】布団乾燥機(アイリスオーヤマ)おすすめスコア:4.34(2025/12/06時点)最安価格:18,980円(2025/12/06時点)経済的に稼動ができる。おしゃれで、扱いやすい一体型モデルアイリスオーヤマの「カラリエ 布団乾燥機 FK-D2」は、マット不要で布団にホースを差し込むだけの手軽な設計が特徴のモデルです。コースは季節や目的に応じて選べる4種類を備え、使い勝手の良さとコストパフォーマンスを両立。ファブリック素材でおしゃれな点もポイントの商品です。乾燥性能は十分で、177mLの水分を乾燥させました。布団の湿気をしっかり除去できるでしょう。あたためモードでは頭部や中央の温度は約60℃前後まで上がり、上半身を中心に心地よい温かさを得られます。収納は一体型仕様で扱いやすく、家庭での出し入れもスムーズでしょう。控えめな電気代もうれしいポイントです。一方で、温めモードではホースから遠い、足元の温度が26℃台と低め。ダニ対策でも条件を満たせない箇所が多く、十分な加熱は一部に限られます。静音性は平均50.9dBで日中使用なら問題ありませんが、夜間では音が気になる人はいるかもしれません。電気代を抑えながら布団を手軽に乾燥・温めたい人に向いています。上半身を中心に快適な温もりを得たい人や、収納性を重視する家庭用モデルを探している人に適した布団乾燥機です。良い点:上半身を中心にしっかり温められる電気代が安く、経済的に稼動可能一体型収納で扱いやすい設計気になる点:足元の温まりが弱くムラが出やすいダニ対策機能は限定的付属品がなく多機能性に欠ける【5位】ふとん乾燥機モナミ(レイコップ)おすすめスコア:4.29(2025/12/06時点)最安価格:9,940円(2025/12/06時点)就寝前の布団の温めにおすすめ。温度の上がり具合が優秀レイコップの「ふとん乾燥機モナミ RFK-100」は、就寝前の布団の温めを重視する人におすすめです。布団の間に入れて空間を作るスペーサーがついていて、布団の隅まで温めやすいとしています。温めやすさはトップクラスで、20分間のあたためコースを使用したところ、足付近でも温度が53.3℃まで上がりました。頭・背中にいたっては70℃を超え、非常に温かいといえます。寒い時期でもホカホカとした布団で寝られるでしょう。乾かす性能も悪くなく、寝汗を想定した200mLの水をシーツに含ませて使用すると、乾燥前後で約116g差がありました。完全に乾かせるわけではありませんが、カビの繁殖をある程度は防止できます。ダニ対策コースを使用して時間・温度を測定すると、頭・背中・足ではダニ対策に有効な条件を満たしていました。右上・左下などは条件を満たしていなかったものの、定期的に乾燥すればダニ対策に効果が期待できます。搭載したコースの種類は十分で、夏・冬・あたため・ダニの4つからシーンに合わせて選択可能。靴乾燥ノズル・洗濯物乾燥アタッチメントがあり、用途の幅が広いのも魅力です。コードは一体型収納可能かつ本体の厚みは100mmと薄く、収納もしやすいでしょう。一方で、稼動音は55.8dBと大きめで、静かな時間帯だと気になりやすいのがネック。とはいえ、布団を温めるのには十分な性能を搭載しているため、温かさ重視で選ぶなら候補になる商品です。良い点:あたためコースを20分間使用すると、足付近でも温度が50℃以上に上昇搭載したコースは4つで、シーンに合わせて選択できるコードは一体収納型で収納しやすい気になる点:ダニ対策コースでは一部ダニが死滅する条件を満たしていない場所があった【6位】マルチ(BRUNO)おすすめスコア:4.29(2025/12/06時点)最安価格:13,000円(2025/12/06時点)コードまで収納できる一体型。心地よい温度に温められるBRUNOの「BRUNO マルチふとんドライヤー BOE047」は、収納しやすいものがほしい人におすすめです。一体型収納タイプなので、靴用アタッチメント以外は、ノズルもコードも本体に収まります。布団の温めがメインで使用頻度が高い人には使いやすいでしょう。本体は115mmと薄く、ベッドサイドなどに収納しやすいのもうれしいポイント。取っ手があるうえ約1.4kgと軽量で、持ち運びもスムーズです。布団乾燥コースは「夏」と「冬」の2つがあり、ダイヤルを回してダニ対策や靴乾燥コースも設定できます。あたためコースは60分と時間が長いものの、すべての場所で40℃以上を記録し、寒い冬もお風呂のような心地よさを作れそうです。ダイヤルを回すことで、好みの稼動時間や温度に調整できますよ。ダニ対策コースでは、足以外はダニ対策に有効な条件を満たす結果に。ホースの向きを変えて使えば、ダニの発生を抑制できそうです。また、水200mLを含ませたシーツを乾燥させたところ、足元がしっとりしていましたが、おおむね広範囲を乾燥できました。一定のカビ対策は期待できるでしょう。一方で、稼動音は56.8dBとやや大きく、静かさはいまひとつです。ドアを隔てていても、時間帯によっては音が気になる可能性があります。ホースが0.43mとやや短いのは惜しい点ですが、使い勝手は悪くありません。しっかりと温めができるので、すっきり収納できるものがほしい人には魅力的な布団乾燥機です。良い点:コードまで収納できる一体型で、本体も薄くて軽量頭・背中・足のすべての場所が温かく、お風呂のような心地よさを作れた気になる点:稼動音はやや大きく、ドアを隔てていても時間帯によっては音が気になる【7位】ふとん暖め乾燥機(パナソニック)おすすめスコア:4.27(2025/12/06時点)最安価格:18,800円(2025/12/06時点)マットを使わずダニ対策できる。温めやすさも十分パナソニックの「Panasonic ふとん暖め乾燥機 FD-F06X2」は、マットなしモデルで手軽にダニ対策したい人におすすめ。布団を上半分・下半分に分けて90分ずつ温風を当て、ダニ対策ができる商品です。布団のサイズは、シングルのみに対応しています。あたためコースを使うと、頭・背中付近は50℃以上を記録。足付近は26.5℃と低めですが、許容範囲内といえます。就寝前に使用すれば、心地よさを感じられるでしょう。乾きやすさも悪くなく、寝汗を想定して200mLの水を含ませたシーツを乾燥させると、一部は乾いていました。上位商品には及ばないものの、カビ対策に一定の効果が期待できます。ダニ対策コースを使用したところ、頭・背中・右上はダニ対策に有効な条件を満たしました。足や左下は条件を満たせず、上・下半分ずつでダニ対策をする手間もありますが、正しい使い方をすれば少しはダニ対策ができそうです。搭載しているコースは豊富で使いやすさも良好。本体から衣類乾燥用の風を送れるため、衣類乾燥機としても利用できます。ホースの長さは0.98mあり、高さのあるベッドでも本体を直置きして使いやすいでしょう。本体が薄めであるうえに一体収納型で、スッキリ収納できます。稼動音は52.3dBで、モーター音は気になりませんでした。布団乾燥機としてだけでなくダニ対策・衣類乾燥機としても使えるので、汎用性の高いモデルがほしいなら選択肢に入れましょう。良い点:頭・背中付近は十分に温度が上がり、寝るときに心地よさを感じやすいマットなしでダニ対策ができる気になる点:ダニ対策は上下半分ずつで行うため、手間がかかる【8位】布団乾燥機(ジェネレーションパス)おすすめスコア:4.27(2025/12/04時点)最安価格:8,999円(2025/12/04時点)上半身を心地よく温められる。高い省エネ性能もポイント「Simplus 布団乾燥機 SP-FDYB01」は株式会社ジェネレーションパスが展開する布団乾燥機。コースは4種類を備え、靴乾燥にも対応するなど、家庭用として汎用性の高いモデルとなっています。操作部はシンプル設計で、はじめてでも扱いやすい仕様といえるでしょう。乾きやすさは十分で、重量変化は175mLと良好な結果に。温めモードでも中央・頭部はそれぞれ約55℃まで上昇し、おおむね満足できる水準です。上半身を中心にしっかり温められるため、冷えやすい季節の就寝前準備にも使いやすいでしょう。一方で、足元の温度が平均37℃台にとどまり、全体を均一に温める用途にはやや不向き。収納時の3辺合計は526mmとコンパクトさに欠け、一体型収納にも非対応です。また、ダニ対策の検証では条件を満たせず、衛生面を重視する人には物足りない結果でした。電気代を抑えながら、手軽に布団の湿気や冷たさを取り除きたい人に向いています。収納スペースに余裕があり、上半身の温めを重視する家庭や、一人暮らしの補助的な乾燥機としても活躍するでしょう。良い点:乾燥性能が安定し、布団をしっかり乾かせる電気代が安く、毎日使っても負担が少ない上半身中心にしっかり温められる気になる点:足元までは均一に温めにくい収納しづらく省スペースには不向きダニ対策機能は十分ではない【9位】ツインノズル(アイリスオーヤマ)おすすめスコア:4.26(2025/12/04時点)最安価格:11,490円(2025/12/04時点)同時に2つの布団に使える。布団全体を十分に温め可能アイリスオーヤマの「カラリエ ふとん乾燥機ツインノズル FK-W2-W」は、家族で使いたい人におすすめです。ツインノズル搭載で同時に2つの布団に使用でき、家族が多くても短時間で乾燥可能。布団サイズは、シングル・セミダブル・ダブルに対応しています。寝汗を想定した水をシーツに含ませてから乾燥させると、使用後は約166gも軽くなっていました。足元のほうは乾ききっていませんが、おおむね乾燥させられたのでカビが発生するリスクを軽減できます。温め機能は高性能で、あたためコースを使用すると、頭・背中・足付近の温度は40℃以上を記録しました。布団内部が広範囲にしっかり温まったので、寒い時期でもぬくぬくとした布団で眠りやすいといえます。ダニ対策コースを使用して温度・時間を計測すると、ほとんどの場所でダニが死滅する環境を維持しました。一部の場所ではダニ対策に有効な条件を満たせませんでしたが、定期的に稼動させるなど工夫すれば問題ないでしょう。コースは冬・夏・あたため・ダニの4種類を搭載し、用途に合わせて選択できます。靴乾燥用ノズルも付属し、布団以外に活用できるのもポイント。コンセントは一体収納できないものの、片づけはホースを縮めるだけと簡単です。稼動音は60.6dBと大きめだったので、静かな場所だと風の音が気になるかもしれません。静音性重視の人には不向きですが、布団の数が多くてもスピーディに温められるので、効率よく布団を温めたい人はぜひ検討してください。良い点:ツインノズル搭載で、同時に2つの布団に使用できる布団内部は40℃以上に温められたので、ぬくぬくとした布団で眠れるコースは冬・夏・あたため・ダニの4種類から選択できる気になる点:一部の場所ではダニが死滅する有効条件を満たせなかった【10位】ふとん&衣類ドライヤー エレファン(BRUNO)おすすめスコア:4.24(2025/12/06時点)最安価格:17,820円(2025/12/06時点)音が静かで気になりにくい。足付近も快適な温度に温めたイデアインターナショナルの「BRUNO ふとん&衣類ドライヤー エレファン BOE116-GRG」は、稼動音が静かなモデルがほしい人におすすめ。稼動音は45.6dBと静かで、布団に差し込むとほとんど音が聞こえませんでした。温めやすさは高評価。あたためコースを使用したところ、頭・背中付近は60℃以上まで温められました。足元は34.4℃と睡眠に最適な33℃近い温度を記録し、就寝前に使えば温まった布団で気持ちよく眠りやすいといえます。寝汗相当の200mLの水をシーツに含ませて使用すると、足元以外はほぼ乾いていました。汗で濡れた布団を広範囲に乾かせるので、カビの繁殖をある程度は抑えられるでしょう。ダニ対策コースで検証すると、頭・背中・右上付近はダニ対策に有効な条件を満たしていました。一部条件を満たせない場所があったものの、大半で条件を満たせたので、定期的に使用すれば少しはダニ対策に役立ちそうです。コースは布団用を4種類、衣類乾燥用を4種類も搭載しています。衣類に使うときは風量・風温度・タイマー・首振りを設定でき、部屋干しするときにも活躍。しかし、一体収納できないうえに本体の幅は185mmと厚めで、収納するときにごちゃつきやすいのがネックです。布団サイズは、シングルのみに対応。収納性にこだわりがなく、時間帯を選ばず使いやすい布団乾燥機がほしい人は検討してみましょう。良い点:稼動音が小さく、布団に差し込むとほぼ聞こえなかった広範囲に温度が上がり、温まった布団で心地よく眠りやすい気になる点:一部の場所はダニ対策に有効な条件を満たせなかったスッキリと収納しにくい監修者:白井秀治(NPO法人東京アレルギー・呼吸器疾患研究所 環境アレルゲン研究班 班長)ガイド:田丸大暉(Hiroki Tamaru)(家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当)※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。コインランドリーに行かずに布団のダニ・湿気対策ができる布団乾燥機。就寝前の羽毛布団などを温める使い方もでき、なかには靴・衣類乾燥対応の商品もあります。日立やアイリスオーヤマなどから販売されていますが、袋状のマットありタイプからコンパクトなものまで種類が多く、電気代や静音性も気になってどれがよいか迷いますよね。今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の布団乾燥機28商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともにおすすめの布団乾燥機をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな布団乾燥機は「広範囲に熱が届き、静音性が高く使いやすい商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。マイベストで全28商品の「布団乾燥機」ランキングを見る売れ筋の人気布団乾燥機全28商品を徹底比較!マイベストではベストな布団乾燥機を「広範囲に熱が届き、静音性が高く使いやすい商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の布団乾燥機28商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。検証項目は以下の6項目としました。検証①:ダニ対策のしやすさ検証②:温めやすさ検証③:乾きやすさ検証④:収納のしやすさ検証⑤:使いやすさ検証⑥:静かさおすすめ人気ランキング【1位】ふとん乾燥機(アイリスオーヤマ)おすすめスコア:4.47(2025/12/06時点)最安価格:14,440円(2025/12/06時点)布団全体を乾かせて、温めも均一。高効率な点がポイントアイリスオーヤマが展開する「カラリエ ふとん乾燥機 KFK-202C」は、手軽に使える家庭用モデルとして人気のシリーズ。マット不要で布団にホースを差し込むだけの簡単設計が特徴で、季節を問わず布団のケアをしやすい仕様となっています。乾燥性能は非常に優秀で、検証では濡らしたシーツがほぼ完全に乾くほど高い乾燥力を示しました。全体をしっかりと乾かせるうえ、温めモードでの頭部・中央・足元の平均温度もそれぞれ57.0℃・59.1℃・54.2℃と高水準で、布団全体をムラなく温められます。一方で、ダニ対策性能は部分的な加熱にとどまり、基準温度を維持できない箇所もありました。3辺合計が684mmとやや大きく、ホースも内側に仕舞えないため、設置や片づけに手間を感じる場合があります。運転音は平均51.4dBで、一般的な生活音レベルでは許容範囲といえるでしょう。乾燥や温めを重視し、コスパのよいモデルを探している人に向いています。電気代も1回あたり約18.0円と良心的で、毎日使いたい家庭や冷え対策をしたい人にも最適な布団乾燥機です。良い点:全体を均一に乾かせる高い乾燥性能布団全体をムラなく温められる電気代が安く、毎日の使用も気になりにくい気になる点:ダニ対策の効果は限定的収納性が低くスペースを取る【2位】アッとドライ(日立グローバルライフソリューションズ)おすすめスコア:4.44(2025/12/06時点)最安価格:11,460円(2025/12/06時点)乾燥・あたためで頼れる性能。見た目ほど収納性は高くない日立の「アッとドライ HFK-CV1B」は乾燥性能に特化した布団乾燥機。シリーズ内では高性能タイプとして位置づけられており、布団を素早くしっかり乾かしたい人に支持されています。価格帯としては標準的であるため、ダニ対策や温めなどの性能を重視する人に検討してほしい1台です。乾きやすさの検証では、人の寝汗に相当するだけの水分をしっかり含んだシーツを高い水準で乾かせていました。温めやすさの検証でも背中は61.9℃とかなりの高温に。足元が37.5℃だった点はやや気になりましたが、ノズルの位置を調整すればある程度快適に眠れそうです。特に布団の乾燥力を重視する人にとっては満足度の高い商品といえるでしょう。一方、ダニ対策コースでは温めや乾燥性能ほどの実力を発揮できず。布団の頭部分と足元部分でそれぞれ2時間ずつ稼動させる必要があり手間に感じました。また、見た目はコンパクトに見えますが、意外と厚みがあるため狭い隙間に収納するのは難しそうです。ダニ対策の手間や機能の豊富さで惜しい部分はあるものの、乾燥・温めなどの基本性能は十分な評価を得ていました。しっかりと布団を乾燥させたい人や、冬場の冷たい布団が耐え難いという人には最適な一台です。良い点:人の一晩分の寝汗に相当するだけの水分をしっかり除去背中が来る位置は61.9℃とかなり高温に気になる点:ダニ対策の途中で乾燥機の移動が必要見た目よりは意外に厚みがある【3位】アロマドライ(ツインバード)おすすめスコア:4.37(2025/12/06時点)最安価格:6,480円(2025/12/06時点)コスパで選ぶならコレ。寝汗をしっかりと乾かしやすいツインバードの「TWINBIRD アロマドライ FD−4149W」は、時間設定をして使用したい人におすすめ。時間調整可能なので好みの時間に設定して使用できます。アナログ表示形式なのは惜しいものの、終了時間を簡単に把握できるでしょう。対応している布団サイズはシングルのみです。乾きやすさは高評価で、寝汗相当の水200mLを含ませたシーツを冬コースで60分間乾燥させると、完全に乾いていました。すみずみまで乾燥させられるので、カビの繁殖を防ぎやすいといえます。あたためコースがないのは惜しいものの、60分間稼動させたところ、頭・背中・足付近のすべてで45℃以上を記録しました。寒い時期でもほかほかの布団にできるでしょう。一方、ダニ対策のしやすさは低評価。頭・背中付近はダニ対策に有効な条件を満たしましたが、足・右上・左下はダニを死滅させられる温度以下でした。ダニの成長サイクルに影響を与えにくく、ダニ対策には物足りません。コースの数は十分で、夏・冬・送風・ダニ・くつを搭載。靴乾燥用ノズルも付属し、さまざまな用途に使用できます。重量は約2.9kgと重めですが取っ手があり、持ち運びも楽。コードは一体型収納できるうえに本体の厚さは140mmと薄く、家具の隙間にも設置できそうです。ただし、稼動音は55.8dBと少し大きく、ドアを隔てていてもやや気になるでしょう。静音性にこだわらず、乾燥・温め具合を好みに合わせたい人は候補に入れてみてください。良い点:時間調節でき、乾燥・温め具合を好みに合わせられる冬コースを60分使用すると、寝汗相当量の水を完全に乾かせた60分間稼動させると、布団内部を全体的に温められた気になる点:ダニ対策に有効な条件を満たせない場所が多く、ダニ対策には期待できない【4位】布団乾燥機(アイリスオーヤマ)おすすめスコア:4.34(2025/12/06時点)最安価格:18,980円(2025/12/06時点)経済的に稼動ができる。おしゃれで、扱いやすい一体型モデルアイリスオーヤマの「カラリエ 布団乾燥機 FK-D2」は、マット不要で布団にホースを差し込むだけの手軽な設計が特徴のモデルです。コースは季節や目的に応じて選べる4種類を備え、使い勝手の良さとコストパフォーマンスを両立。ファブリック素材でおしゃれな点もポイントの商品です。乾燥性能は十分で、177mLの水分を乾燥させました。布団の湿気をしっかり除去できるでしょう。あたためモードでは頭部や中央の温度は約60℃前後まで上がり、上半身を中心に心地よい温かさを得られます。収納は一体型仕様で扱いやすく、家庭での出し入れもスムーズでしょう。控えめな電気代もうれしいポイントです。一方で、温めモードではホースから遠い、足元の温度が26℃台と低め。ダニ対策でも条件を満たせない箇所が多く、十分な加熱は一部に限られます。静音性は平均50.9dBで日中使用なら問題ありませんが、夜間では音が気になる人はいるかもしれません。電気代を抑えながら布団を手軽に乾燥・温めたい人に向いています。上半身を中心に快適な温もりを得たい人や、収納性を重視する家庭用モデルを探している人に適した布団乾燥機です。良い点:上半身を中心にしっかり温められる電気代が安く、経済的に稼動可能一体型収納で扱いやすい設計気になる点:足元の温まりが弱くムラが出やすいダニ対策機能は限定的付属品がなく多機能性に欠ける【5位】ふとん乾燥機モナミ(レイコップ)おすすめスコア:4.29(2025/12/06時点)最安価格:9,940円(2025/12/06時点)就寝前の布団の温めにおすすめ。温度の上がり具合が優秀レイコップの「ふとん乾燥機モナミ RFK-100」は、就寝前の布団の温めを重視する人におすすめです。布団の間に入れて空間を作るスペーサーがついていて、布団の隅まで温めやすいとしています。温めやすさはトップクラスで、20分間のあたためコースを使用したところ、足付近でも温度が53.3℃まで上がりました。頭・背中にいたっては70℃を超え、非常に温かいといえます。寒い時期でもホカホカとした布団で寝られるでしょう。乾かす性能も悪くなく、寝汗を想定した200mLの水をシーツに含ませて使用すると、乾燥前後で約116g差がありました。完全に乾かせるわけではありませんが、カビの繁殖をある程度は防止できます。ダニ対策コースを使用して時間・温度を測定すると、頭・背中・足ではダニ対策に有効な条件を満たしていました。右上・左下などは条件を満たしていなかったものの、定期的に乾燥すればダニ対策に効果が期待できます。搭載したコースの種類は十分で、夏・冬・あたため・ダニの4つからシーンに合わせて選択可能。靴乾燥ノズル・洗濯物乾燥アタッチメントがあり、用途の幅が広いのも魅力です。コードは一体型収納可能かつ本体の厚みは100mmと薄く、収納もしやすいでしょう。一方で、稼動音は55.8dBと大きめで、静かな時間帯だと気になりやすいのがネック。とはいえ、布団を温めるのには十分な性能を搭載しているため、温かさ重視で選ぶなら候補になる商品です。良い点:あたためコースを20分間使用すると、足付近でも温度が50℃以上に上昇搭載したコースは4つで、シーンに合わせて選択できるコードは一体収納型で収納しやすい気になる点:ダニ対策コースでは一部ダニが死滅する条件を満たしていない場所があった【6位】マルチ(BRUNO)おすすめスコア:4.29(2025/12/06時点)最安価格:13,000円(2025/12/06時点)コードまで収納できる一体型。心地よい温度に温められるBRUNOの「BRUNO マルチふとんドライヤー BOE047」は、収納しやすいものがほしい人におすすめです。一体型収納タイプなので、靴用アタッチメント以外は、ノズルもコードも本体に収まります。布団の温めがメインで使用頻度が高い人には使いやすいでしょう。本体は115mmと薄く、ベッドサイドなどに収納しやすいのもうれしいポイント。取っ手があるうえ約1.4kgと軽量で、持ち運びもスムーズです。布団乾燥コースは「夏」と「冬」の2つがあり、ダイヤルを回してダニ対策や靴乾燥コースも設定できます。あたためコースは60分と時間が長いものの、すべての場所で40℃以上を記録し、寒い冬もお風呂のような心地よさを作れそうです。ダイヤルを回すことで、好みの稼動時間や温度に調整できますよ。ダニ対策コースでは、足以外はダニ対策に有効な条件を満たす結果に。ホースの向きを変えて使えば、ダニの発生を抑制できそうです。また、水200mLを含ませたシーツを乾燥させたところ、足元がしっとりしていましたが、おおむね広範囲を乾燥できました。一定のカビ対策は期待できるでしょう。一方で、稼動音は56.8dBとやや大きく、静かさはいまひとつです。ドアを隔てていても、時間帯によっては音が気になる可能性があります。ホースが0.43mとやや短いのは惜しい点ですが、使い勝手は悪くありません。しっかりと温めができるので、すっきり収納できるものがほしい人には魅力的な布団乾燥機です。良い点:コードまで収納できる一体型で、本体も薄くて軽量頭・背中・足のすべての場所が温かく、お風呂のような心地よさを作れた気になる点:稼動音はやや大きく、ドアを隔てていても時間帯によっては音が気になる【7位】ふとん暖め乾燥機(パナソニック)おすすめスコア:4.27(2025/12/06時点)最安価格:18,800円(2025/12/06時点)マットを使わずダニ対策できる。温めやすさも十分パナソニックの「Panasonic ふとん暖め乾燥機 FD-F06X2」は、マットなしモデルで手軽にダニ対策したい人におすすめ。布団を上半分・下半分に分けて90分ずつ温風を当て、ダニ対策ができる商品です。布団のサイズは、シングルのみに対応しています。あたためコースを使うと、頭・背中付近は50℃以上を記録。足付近は26.5℃と低めですが、許容範囲内といえます。就寝前に使用すれば、心地よさを感じられるでしょう。乾きやすさも悪くなく、寝汗を想定して200mLの水を含ませたシーツを乾燥させると、一部は乾いていました。上位商品には及ばないものの、カビ対策に一定の効果が期待できます。ダニ対策コースを使用したところ、頭・背中・右上はダニ対策に有効な条件を満たしました。足や左下は条件を満たせず、上・下半分ずつでダニ対策をする手間もありますが、正しい使い方をすれば少しはダニ対策ができそうです。搭載しているコースは豊富で使いやすさも良好。本体から衣類乾燥用の風を送れるため、衣類乾燥機としても利用できます。ホースの長さは0.98mあり、高さのあるベッドでも本体を直置きして使いやすいでしょう。本体が薄めであるうえに一体収納型で、スッキリ収納できます。稼動音は52.3dBで、モーター音は気になりませんでした。布団乾燥機としてだけでなくダニ対策・衣類乾燥機としても使えるので、汎用性の高いモデルがほしいなら選択肢に入れましょう。良い点:頭・背中付近は十分に温度が上がり、寝るときに心地よさを感じやすいマットなしでダニ対策ができる気になる点:ダニ対策は上下半分ずつで行うため、手間がかかる【8位】布団乾燥機(ジェネレーションパス)おすすめスコア:4.27(2025/12/04時点)最安価格:8,999円(2025/12/04時点)上半身を心地よく温められる。高い省エネ性能もポイント「Simplus 布団乾燥機 SP-FDYB01」は株式会社ジェネレーションパスが展開する布団乾燥機。コースは4種類を備え、靴乾燥にも対応するなど、家庭用として汎用性の高いモデルとなっています。操作部はシンプル設計で、はじめてでも扱いやすい仕様といえるでしょう。乾きやすさは十分で、重量変化は175mLと良好な結果に。温めモードでも中央・頭部はそれぞれ約55℃まで上昇し、おおむね満足できる水準です。上半身を中心にしっかり温められるため、冷えやすい季節の就寝前準備にも使いやすいでしょう。一方で、足元の温度が平均37℃台にとどまり、全体を均一に温める用途にはやや不向き。収納時の3辺合計は526mmとコンパクトさに欠け、一体型収納にも非対応です。また、ダニ対策の検証では条件を満たせず、衛生面を重視する人には物足りない結果でした。電気代を抑えながら、手軽に布団の湿気や冷たさを取り除きたい人に向いています。収納スペースに余裕があり、上半身の温めを重視する家庭や、一人暮らしの補助的な乾燥機としても活躍するでしょう。良い点:乾燥性能が安定し、布団をしっかり乾かせる電気代が安く、毎日使っても負担が少ない上半身中心にしっかり温められる気になる点:足元までは均一に温めにくい収納しづらく省スペースには不向きダニ対策機能は十分ではない【9位】ツインノズル(アイリスオーヤマ)おすすめスコア:4.26(2025/12/04時点)最安価格:11,490円(2025/12/04時点)同時に2つの布団に使える。布団全体を十分に温め可能アイリスオーヤマの「カラリエ ふとん乾燥機ツインノズル FK-W2-W」は、家族で使いたい人におすすめです。ツインノズル搭載で同時に2つの布団に使用でき、家族が多くても短時間で乾燥可能。布団サイズは、シングル・セミダブル・ダブルに対応しています。寝汗を想定した水をシーツに含ませてから乾燥させると、使用後は約166gも軽くなっていました。足元のほうは乾ききっていませんが、おおむね乾燥させられたのでカビが発生するリスクを軽減できます。温め機能は高性能で、あたためコースを使用すると、頭・背中・足付近の温度は40℃以上を記録しました。布団内部が広範囲にしっかり温まったので、寒い時期でもぬくぬくとした布団で眠りやすいといえます。ダニ対策コースを使用して温度・時間を計測すると、ほとんどの場所でダニが死滅する環境を維持しました。一部の場所ではダニ対策に有効な条件を満たせませんでしたが、定期的に稼動させるなど工夫すれば問題ないでしょう。コースは冬・夏・あたため・ダニの4種類を搭載し、用途に合わせて選択できます。靴乾燥用ノズルも付属し、布団以外に活用できるのもポイント。コンセントは一体収納できないものの、片づけはホースを縮めるだけと簡単です。稼動音は60.6dBと大きめだったので、静かな場所だと風の音が気になるかもしれません。静音性重視の人には不向きですが、布団の数が多くてもスピーディに温められるので、効率よく布団を温めたい人はぜひ検討してください。良い点:ツインノズル搭載で、同時に2つの布団に使用できる布団内部は40℃以上に温められたので、ぬくぬくとした布団で眠れるコースは冬・夏・あたため・ダニの4種類から選択できる気になる点:一部の場所ではダニが死滅する有効条件を満たせなかった【10位】ふとん&衣類ドライヤー エレファン(BRUNO)おすすめスコア:4.24(2025/12/06時点)最安価格:17,820円(2025/12/06時点)音が静かで気になりにくい。足付近も快適な温度に温めたイデアインターナショナルの「BRUNO ふとん&衣類ドライヤー エレファン BOE116-GRG」は、稼動音が静かなモデルがほしい人におすすめ。稼動音は45.6dBと静かで、布団に差し込むとほとんど音が聞こえませんでした。温めやすさは高評価。あたためコースを使用したところ、頭・背中付近は60℃以上まで温められました。足元は34.4℃と睡眠に最適な33℃近い温度を記録し、就寝前に使えば温まった布団で気持ちよく眠りやすいといえます。寝汗相当の200mLの水をシーツに含ませて使用すると、足元以外はほぼ乾いていました。汗で濡れた布団を広範囲に乾かせるので、カビの繁殖をある程度は抑えられるでしょう。ダニ対策コースで検証すると、頭・背中・右上付近はダニ対策に有効な条件を満たしていました。一部条件を満たせない場所があったものの、大半で条件を満たせたので、定期的に使用すれば少しはダニ対策に役立ちそうです。コースは布団用を4種類、衣類乾燥用を4種類も搭載しています。衣類に使うときは風量・風温度・タイマー・首振りを設定でき、部屋干しするときにも活躍。しかし、一体収納できないうえに本体の幅は185mmと厚めで、収納するときにごちゃつきやすいのがネックです。布団サイズは、シングルのみに対応。収納性にこだわりがなく、時間帯を選ばず使いやすい布団乾燥機がほしい人は検討してみましょう。良い点:稼動音が小さく、布団に差し込むとほぼ聞こえなかった広範囲に温度が上がり、温まった布団で心地よく眠りやすい気になる点:一部の場所はダニ対策に有効な条件を満たせなかったスッキリと収納しにくい監修者:白井秀治(NPO法人東京アレルギー・呼吸器疾患研究所 環境アレルゲン研究班 班長)ガイド:田丸大暉(Hiroki Tamaru)(家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当)※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。

【徹底比較】布団乾燥機のおすすめ人気ランキング

2025/12/06 03:29

コインランドリーに行かずに布団のダニ・湿気対策ができる布団乾燥機。就寝前の羽毛布団などを温める使い方もでき、なかには靴・衣類乾燥対応の商品もあります。日立やアイリスオーヤマなどから販売されていますが、袋状のマットありタイプからコンパクトなものまで種類が多く、電気代や静音性も気になってどれがよいか迷いますよね。

今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の布団乾燥機28商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともにおすすめの布団乾燥機をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな布団乾燥機は「広範囲に熱が届き、静音性が高く使いやすい商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。


マイベストで全28商品の「布団乾燥機」ランキングを見る

売れ筋の人気布団乾燥機全28商品を徹底比較!

マイベストではベストな布団乾燥機を「広範囲に熱が届き、静音性が高く使いやすい商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の布団乾燥機28商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。検証項目は以下の6項目としました。検証①:ダニ対策のしやすさ検証②:温めやすさ検証③:乾きやすさ検証④:収納のしやすさ検証⑤:使いやすさ検証⑥:静かさ

おすすめ人気ランキング

【1位】ふとん乾燥機(アイリスオーヤマ)

おすすめスコア:4.47(2025/12/06時点)

最安価格:14,440円(2025/12/06時点)

布団全体を乾かせて、温めも均一。高効率な点がポイント

アイリスオーヤマが展開する「カラリエ ふとん乾燥機 KFK-202C」は、手軽に使える家庭用モデルとして人気のシリーズ。マット不要で布団にホースを差し込むだけの簡単設計が特徴で、季節を問わず布団のケアをしやすい仕様となっています。乾燥性能は非常に優秀で、検証では濡らしたシーツがほぼ完全に乾くほど高い乾燥力を示しました。全体をしっかりと乾かせるうえ、温めモードでの頭部・中央・足元の平均温度もそれぞれ57.0℃・59.1℃・54.2℃と高水準で、布団全体をムラなく温められます。一方で、ダニ対策性能は部分的な加熱にとどまり、基準温度を維持できない箇所もありました。3辺合計が684mmとやや大きく、ホースも内側に仕舞えないため、設置や片づけに手間を感じる場合があります。運転音は平均51.4dBで、一般的な生活音レベルでは許容範囲といえるでしょう。乾燥や温めを重視し、コスパのよいモデルを探している人に向いています。電気代も1回あたり約18.0円と良心的で、毎日使いたい家庭や冷え対策をしたい人にも最適な布団乾燥機です。


良い点:
  • 全体を均一に乾かせる高い乾燥性能
  • 布団全体をムラなく温められる
  • 電気代が安く、毎日の使用も気になりにくい
気になる点:
  • ダニ対策の効果は限定的
  • 収納性が低くスペースを取る

【2位】アッとドライ(日立グローバルライフソリューションズ)

おすすめスコア:4.44(2025/12/06時点)

最安価格:11,460円(2025/12/06時点)

乾燥・あたためで頼れる性能。見た目ほど収納性は高くない

日立の「アッとドライ HFK-CV1B」は乾燥性能に特化した布団乾燥機。シリーズ内では高性能タイプとして位置づけられており、布団を素早くしっかり乾かしたい人に支持されています。価格帯としては標準的であるため、ダニ対策や温めなどの性能を重視する人に検討してほしい1台です。乾きやすさの検証では、人の寝汗に相当するだけの水分をしっかり含んだシーツを高い水準で乾かせていました。温めやすさの検証でも背中は61.9℃とかなりの高温に。足元が37.5℃だった点はやや気になりましたが、ノズルの位置を調整すればある程度快適に眠れそうです。特に布団の乾燥力を重視する人にとっては満足度の高い商品といえるでしょう。一方、ダニ対策コースでは温めや乾燥性能ほどの実力を発揮できず。布団の頭部分と足元部分でそれぞれ2時間ずつ稼動させる必要があり手間に感じました。また、見た目はコンパクトに見えますが、意外と厚みがあるため狭い隙間に収納するのは難しそうです。ダニ対策の手間や機能の豊富さで惜しい部分はあるものの、乾燥・温めなどの基本性能は十分な評価を得ていました。しっかりと布団を乾燥させたい人や、冬場の冷たい布団が耐え難いという人には最適な一台です。


良い点:
  • 人の一晩分の寝汗に相当するだけの水分をしっかり除去
  • 背中が来る位置は61.9℃とかなり高温に
気になる点:
  • ダニ対策の途中で乾燥機の移動が必要
  • 見た目よりは意外に厚みがある

【3位】アロマドライ(ツインバード)

おすすめスコア:4.37(2025/12/06時点)

最安価格:6,480円(2025/12/06時点)

コスパで選ぶならコレ。寝汗をしっかりと乾かしやすい

ツインバードの「TWINBIRD アロマドライ FD−4149W」は、時間設定をして使用したい人におすすめ。時間調整可能なので好みの時間に設定して使用できます。アナログ表示形式なのは惜しいものの、終了時間を簡単に把握できるでしょう。対応している布団サイズはシングルのみです。乾きやすさは高評価で、寝汗相当の水200mLを含ませたシーツを冬コースで60分間乾燥させると、完全に乾いていました。すみずみまで乾燥させられるので、カビの繁殖を防ぎやすいといえます。あたためコースがないのは惜しいものの、60分間稼動させたところ、頭・背中・足付近のすべてで45℃以上を記録しました。寒い時期でもほかほかの布団にできるでしょう。一方、ダニ対策のしやすさは低評価。頭・背中付近はダニ対策に有効な条件を満たしましたが、足・右上・左下はダニを死滅させられる温度以下でした。ダニの成長サイクルに影響を与えにくく、ダニ対策には物足りません。コースの数は十分で、夏・冬・送風・ダニ・くつを搭載。靴乾燥用ノズルも付属し、さまざまな用途に使用できます。重量は約2.9kgと重めですが取っ手があり、持ち運びも楽。コードは一体型収納できるうえに本体の厚さは140mmと薄く、家具の隙間にも設置できそうです。ただし、稼動音は55.8dBと少し大きく、ドアを隔てていてもやや気になるでしょう。静音性にこだわらず、乾燥・温め具合を好みに合わせたい人は候補に入れてみてください。


良い点:
  • 時間調節でき、乾燥・温め具合を好みに合わせられる
  • 冬コースを60分使用すると、寝汗相当量の水を完全に乾かせた
  • 60分間稼動させると、布団内部を全体的に温められた
気になる点:
  • ダニ対策に有効な条件を満たせない場所が多く、ダニ対策には期待できない

【4位】布団乾燥機(アイリスオーヤマ)

おすすめスコア:4.34(2025/12/06時点)

最安価格:18,980円(2025/12/06時点)

経済的に稼動ができる。おしゃれで、扱いやすい一体型モデル

アイリスオーヤマの「カラリエ 布団乾燥機 FK-D2」は、マット不要で布団にホースを差し込むだけの手軽な設計が特徴のモデルです。コースは季節や目的に応じて選べる4種類を備え、使い勝手の良さとコストパフォーマンスを両立。ファブリック素材でおしゃれな点もポイントの商品です。乾燥性能は十分で、177mLの水分を乾燥させました。布団の湿気をしっかり除去できるでしょう。あたためモードでは頭部や中央の温度は約60℃前後まで上がり、上半身を中心に心地よい温かさを得られます。収納は一体型仕様で扱いやすく、家庭での出し入れもスムーズでしょう。控えめな電気代もうれしいポイントです。一方で、温めモードではホースから遠い、足元の温度が26℃台と低め。ダニ対策でも条件を満たせない箇所が多く、十分な加熱は一部に限られます。静音性は平均50.9dBで日中使用なら問題ありませんが、夜間では音が気になる人はいるかもしれません。電気代を抑えながら布団を手軽に乾燥・温めたい人に向いています。上半身を中心に快適な温もりを得たい人や、収納性を重視する家庭用モデルを探している人に適した布団乾燥機です。


良い点:
  • 上半身を中心にしっかり温められる
  • 電気代が安く、経済的に稼動可能
  • 一体型収納で扱いやすい設計
気になる点:
  • 足元の温まりが弱くムラが出やすい
  • ダニ対策機能は限定的
  • 付属品がなく多機能性に欠ける

【5位】ふとん乾燥機モナミ(レイコップ)

おすすめスコア:4.29(2025/12/06時点)

最安価格:9,940円(2025/12/06時点)

就寝前の布団の温めにおすすめ。温度の上がり具合が優秀

レイコップの「ふとん乾燥機モナミ RFK-100」は、就寝前の布団の温めを重視する人におすすめです。布団の間に入れて空間を作るスペーサーがついていて、布団の隅まで温めやすいとしています。温めやすさはトップクラスで、20分間のあたためコースを使用したところ、足付近でも温度が53.3℃まで上がりました。頭・背中にいたっては70℃を超え、非常に温かいといえます。寒い時期でもホカホカとした布団で寝られるでしょう。乾かす性能も悪くなく、寝汗を想定した200mLの水をシーツに含ませて使用すると、乾燥前後で約116g差がありました。完全に乾かせるわけではありませんが、カビの繁殖をある程度は防止できます。ダニ対策コースを使用して時間・温度を測定すると、頭・背中・足ではダニ対策に有効な条件を満たしていました。右上・左下などは条件を満たしていなかったものの、定期的に乾燥すればダニ対策に効果が期待できます。搭載したコースの種類は十分で、夏・冬・あたため・ダニの4つからシーンに合わせて選択可能。靴乾燥ノズル・洗濯物乾燥アタッチメントがあり、用途の幅が広いのも魅力です。コードは一体型収納可能かつ本体の厚みは100mmと薄く、収納もしやすいでしょう。一方で、稼動音は55.8dBと大きめで、静かな時間帯だと気になりやすいのがネック。とはいえ、布団を温めるのには十分な性能を搭載しているため、温かさ重視で選ぶなら候補になる商品です。


良い点:
  • あたためコースを20分間使用すると、足付近でも温度が50℃以上に上昇
  • 搭載したコースは4つで、シーンに合わせて選択できる
  • コードは一体収納型で収納しやすい
気になる点:
  • ダニ対策コースでは一部ダニが死滅する条件を満たしていない場所があった

【6位】マルチ(BRUNO)

おすすめスコア:4.29(2025/12/06時点)

最安価格:13,000円(2025/12/06時点)

コードまで収納できる一体型。心地よい温度に温められる

BRUNOの「BRUNO マルチふとんドライヤー BOE047」は、収納しやすいものがほしい人におすすめです。一体型収納タイプなので、靴用アタッチメント以外は、ノズルもコードも本体に収まります。布団の温めがメインで使用頻度が高い人には使いやすいでしょう。本体は115mmと薄く、ベッドサイドなどに収納しやすいのもうれしいポイント。取っ手があるうえ約1.4kgと軽量で、持ち運びもスムーズです。布団乾燥コースは「夏」と「冬」の2つがあり、ダイヤルを回してダニ対策や靴乾燥コースも設定できます。あたためコースは60分と時間が長いものの、すべての場所で40℃以上を記録し、寒い冬もお風呂のような心地よさを作れそうです。ダイヤルを回すことで、好みの稼動時間や温度に調整できますよ。ダニ対策コースでは、足以外はダニ対策に有効な条件を満たす結果に。ホースの向きを変えて使えば、ダニの発生を抑制できそうです。また、水200mLを含ませたシーツを乾燥させたところ、足元がしっとりしていましたが、おおむね広範囲を乾燥できました。一定のカビ対策は期待できるでしょう。一方で、稼動音は56.8dBとやや大きく、静かさはいまひとつです。ドアを隔てていても、時間帯によっては音が気になる可能性があります。ホースが0.43mとやや短いのは惜しい点ですが、使い勝手は悪くありません。しっかりと温めができるので、すっきり収納できるものがほしい人には魅力的な布団乾燥機です。


良い点:
  • コードまで収納できる一体型で、本体も薄くて軽量
  • 頭・背中・足のすべての場所が温かく、お風呂のような心地よさを作れた
気になる点:
  • 稼動音はやや大きく、ドアを隔てていても時間帯によっては音が気になる

【7位】ふとん暖め乾燥機(パナソニック)

おすすめスコア:4.27(2025/12/06時点)

最安価格:18,800円(2025/12/06時点)

マットを使わずダニ対策できる。温めやすさも十分

パナソニックの「Panasonic ふとん暖め乾燥機 FD-F06X2」は、マットなしモデルで手軽にダニ対策したい人におすすめ。布団を上半分・下半分に分けて90分ずつ温風を当て、ダニ対策ができる商品です。布団のサイズは、シングルのみに対応しています。あたためコースを使うと、頭・背中付近は50℃以上を記録。足付近は26.5℃と低めですが、許容範囲内といえます。就寝前に使用すれば、心地よさを感じられるでしょう。乾きやすさも悪くなく、寝汗を想定して200mLの水を含ませたシーツを乾燥させると、一部は乾いていました。上位商品には及ばないものの、カビ対策に一定の効果が期待できます。ダニ対策コースを使用したところ、頭・背中・右上はダニ対策に有効な条件を満たしました。足や左下は条件を満たせず、上・下半分ずつでダニ対策をする手間もありますが、正しい使い方をすれば少しはダニ対策ができそうです。搭載しているコースは豊富で使いやすさも良好。本体から衣類乾燥用の風を送れるため、衣類乾燥機としても利用できます。ホースの長さは0.98mあり、高さのあるベッドでも本体を直置きして使いやすいでしょう。本体が薄めであるうえに一体収納型で、スッキリ収納できます。稼動音は52.3dBで、モーター音は気になりませんでした。布団乾燥機としてだけでなくダニ対策・衣類乾燥機としても使えるので、汎用性の高いモデルがほしいなら選択肢に入れましょう。


良い点:
  • 頭・背中付近は十分に温度が上がり、寝るときに心地よさを感じやすい
  • マットなしでダニ対策ができる
気になる点:
  • ダニ対策は上下半分ずつで行うため、手間がかかる

【8位】布団乾燥機(ジェネレーションパス)

おすすめスコア:4.27(2025/12/04時点)

最安価格:8,999円(2025/12/04時点)

上半身を心地よく温められる。高い省エネ性能もポイント

「Simplus 布団乾燥機 SP-FDYB01」は株式会社ジェネレーションパスが展開する布団乾燥機。コースは4種類を備え、靴乾燥にも対応するなど、家庭用として汎用性の高いモデルとなっています。操作部はシンプル設計で、はじめてでも扱いやすい仕様といえるでしょう。乾きやすさは十分で、重量変化は175mLと良好な結果に。温めモードでも中央・頭部はそれぞれ約55℃まで上昇し、おおむね満足できる水準です。上半身を中心にしっかり温められるため、冷えやすい季節の就寝前準備にも使いやすいでしょう。一方で、足元の温度が平均37℃台にとどまり、全体を均一に温める用途にはやや不向き。収納時の3辺合計は526mmとコンパクトさに欠け、一体型収納にも非対応です。また、ダニ対策の検証では条件を満たせず、衛生面を重視する人には物足りない結果でした。電気代を抑えながら、手軽に布団の湿気や冷たさを取り除きたい人に向いています。収納スペースに余裕があり、上半身の温めを重視する家庭や、一人暮らしの補助的な乾燥機としても活躍するでしょう。


良い点:
  • 乾燥性能が安定し、布団をしっかり乾かせる
  • 電気代が安く、毎日使っても負担が少ない
  • 上半身中心にしっかり温められる
気になる点:
  • 足元までは均一に温めにくい
  • 収納しづらく省スペースには不向き
  • ダニ対策機能は十分ではない

【9位】ツインノズル(アイリスオーヤマ)

おすすめスコア:4.26(2025/12/04時点)

最安価格:11,490円(2025/12/04時点)

同時に2つの布団に使える。布団全体を十分に温め可能

アイリスオーヤマの「カラリエ ふとん乾燥機ツインノズル FK-W2-W」は、家族で使いたい人におすすめです。ツインノズル搭載で同時に2つの布団に使用でき、家族が多くても短時間で乾燥可能。布団サイズは、シングル・セミダブル・ダブルに対応しています。寝汗を想定した水をシーツに含ませてから乾燥させると、使用後は約166gも軽くなっていました。足元のほうは乾ききっていませんが、おおむね乾燥させられたのでカビが発生するリスクを軽減できます。温め機能は高性能で、あたためコースを使用すると、頭・背中・足付近の温度は40℃以上を記録しました。布団内部が広範囲にしっかり温まったので、寒い時期でもぬくぬくとした布団で眠りやすいといえます。ダニ対策コースを使用して温度・時間を計測すると、ほとんどの場所でダニが死滅する環境を維持しました。一部の場所ではダニ対策に有効な条件を満たせませんでしたが、定期的に稼動させるなど工夫すれば問題ないでしょう。コースは冬・夏・あたため・ダニの4種類を搭載し、用途に合わせて選択できます。靴乾燥用ノズルも付属し、布団以外に活用できるのもポイント。コンセントは一体収納できないものの、片づけはホースを縮めるだけと簡単です。稼動音は60.6dBと大きめだったので、静かな場所だと風の音が気になるかもしれません。静音性重視の人には不向きですが、布団の数が多くてもスピーディに温められるので、効率よく布団を温めたい人はぜひ検討してください。


良い点:
  • ツインノズル搭載で、同時に2つの布団に使用できる
  • 布団内部は40℃以上に温められたので、ぬくぬくとした布団で眠れる
  • コースは冬・夏・あたため・ダニの4種類から選択できる
気になる点:
  • 一部の場所ではダニが死滅する有効条件を満たせなかった

【10位】ふとん&衣類ドライヤー エレファン(BRUNO)

おすすめスコア:4.24(2025/12/06時点)

最安価格:17,820円(2025/12/06時点)

音が静かで気になりにくい。足付近も快適な温度に温めた

イデアインターナショナルの「BRUNO ふとん&衣類ドライヤー エレファン BOE116-GRG」は、稼動音が静かなモデルがほしい人におすすめ。稼動音は45.6dBと静かで、布団に差し込むとほとんど音が聞こえませんでした。温めやすさは高評価。あたためコースを使用したところ、頭・背中付近は60℃以上まで温められました。足元は34.4℃と睡眠に最適な33℃近い温度を記録し、就寝前に使えば温まった布団で気持ちよく眠りやすいといえます。寝汗相当の200mLの水をシーツに含ませて使用すると、足元以外はほぼ乾いていました。汗で濡れた布団を広範囲に乾かせるので、カビの繁殖をある程度は抑えられるでしょう。ダニ対策コースで検証すると、頭・背中・右上付近はダニ対策に有効な条件を満たしていました。一部条件を満たせない場所があったものの、大半で条件を満たせたので、定期的に使用すれば少しはダニ対策に役立ちそうです。コースは布団用を4種類、衣類乾燥用を4種類も搭載しています。衣類に使うときは風量・風温度・タイマー・首振りを設定でき、部屋干しするときにも活躍。しかし、一体収納できないうえに本体の幅は185mmと厚めで、収納するときにごちゃつきやすいのがネックです。布団サイズは、シングルのみに対応。収納性にこだわりがなく、時間帯を選ばず使いやすい布団乾燥機がほしい人は検討してみましょう。


良い点:
  • 稼動音が小さく、布団に差し込むとほぼ聞こえなかった
  • 広範囲に温度が上がり、温まった布団で心地よく眠りやすい
気になる点:
  • 一部の場所はダニ対策に有効な条件を満たせなかった
  • スッキリと収納しにくい

監修者:白井秀治(NPO法人東京アレルギー・呼吸器疾患研究所 環境アレルゲン研究班 班長)

ガイド:田丸大暉(Hiroki Tamaru)(家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当)


※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。

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