大画面で映画やネット配信動画を楽しめる据え置きプロジェクター。コンパクトで取り回しやすいモバイルプロジェクターもありますが、本格的な映像体験を味わうなら据え置きプロジェクターがおすすめです。しかし、アンカー・エプソン・XGIMIなど、さまざまなメーカーから販売されており、どれを購入すればよいか迷ってしまいますよね。今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の据え置きプロジェクター21商品を集め4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの据え置きプロジェクターをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな据え置きプロジェクターは「画質がよいのはもちろん、日中でもある程度見られて簡単に投影できる商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。マイベストで全21商品の「据え置きプロジェクター」ランキングを見る売れ筋の人気据え置きプロジェクター全21商品を徹底比較!マイベストではベストな据え置きプロジェクターを「画質がよいのはもちろん、日中でもある程度見られて簡単に投影できる商品」と定義。ベストな据え置きプロジェクターを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の据え置きプロジェクター21商品を集め、以下の10個のポイントで徹底検証しました。検証①:画質のよさ検証②:音質のよさ検証③:投影のしやすさ検証④:起動時間の短さおすすめ人気ランキング【1位】HORIZON S Max(XGIMI)おすすめスコア:4.93(2025/12/02時点)最安価格:301,000円(2025/12/02時点)クリアで鮮やかな映像が秀逸。とにかく映画館のような臨場感を楽しみたい人にXGIMIの「HORIZON S Max」は、とにかく映画館のような臨場感を楽しみたい人におすすめです。検証では、クリアな映像に欠かせない明るさとコントラストの両方で高評価を獲得。最大輝度は1,890ANSIルーメンを記録し、窓から差し込む自然光や間接照明に負けない明るさです。輝度のムラもほぼなく、違和感のない映像を楽しめます。コントラスト比の高さは検証したなかでもトップクラス。映画を視聴すると驚くほど暗部を再現し、細かい部分もつぶれていません。黒色が沈むだけではなく、地面までも緻密に表現していました。光の明るさも再現性が高めで、単に画質がよいという域を超えるほどの高画質映像を堪能できるでしょう。実際の映像は色鮮やかで、100インチの大画面でもキメ細かさが伝わりました。プロジェクターでは再現しにくい、人物の肌のツヤや物体の光沢感までしっかりと再現。専門家による評価も非常に高く、「圧倒的なまでの解像度と鮮鋭感」とコメントしています。動きも滑らかで、スポーツする人の輪郭やボールなどもくっきりと残像感のない映像です。音質も良好。低音の響きも上質で、地響きのような重低音と音の広がりが秀逸でした。空間を満たすような臨場感が魅力で、音の前後方向の移動感もあり、音の密度感や感じられる音の体験は映画館の再現に近いといえます。電源の切り替えで自動的にレンズ部分が開閉し、投影もスムーズです。きれいな長方形にする自動台形補正や、映像を遮ることなく映せるオートフォーカスも搭載。障害物自動回避のほか、壁色に合わせて発色を調整する壁色補正も便利な機能です。一方で、リモコンにアプリショートカットがなく、主要なストリーミングサービスへのアクセスはややスムーズさに欠ける印象です。映像関係の性能の高さに加えて、音質もプロジェクターのスピーカー性能として満足できるレベル。リアルな映像体験を自宅で味わいたい人には最有力候補となるでしょう。良い点:映像は非常に明るく、色の違いをしっかりと認識できるコントラストにメリハリがあり、暗部も緻密に再現低音の響きがよく、臨場感のあるサウンドが楽しめる気になる点:リモコンにアプリショートカットがない【2位】HORIZON Ultra(XGIMI)おすすめスコア:4.9(2025/12/02時点)最安価格:256,697円(2025/12/02時点)映画やスポーツなど様々な映像を高画質で。動きも滑らかでスピーカーも本格的XGIMIの「HORIZON Ultra」は、映画やスポーツなどさまざまな映像コンテンツを視聴したい人におすすめです。最大輝度は1,591ANSIルーメンを記録し、映像の明るさは十分。昼間の室内でも色鮮やかな映像を投影できます。輝度のムラもほとんど見当たらず、どのエリアも均一な明るさで楽しめる印象です。コントラスト比も申し分ありません。画面の暗部が引き締まっているうえに、暗所での服の質感・光の眩しさ・燃えている火のどれもがリアルに感じられました。比較したモデルの中でトップクラスのメリハリを感じ、インパクトがある映像でしょう。色の再現も忠実です。実際に見るとひと目でわかるほど鮮明で、顔の立体感だけでなく奥行きもしっかり表現されていました。専門家は、「色再現の幅が広めで、難しい色の再現も緻密」とコメント。スポーツ映像では、選手やボールの動きが滑らかで、カクつきも気になりませんでした。音質もよく、スピーカーがなくても満足できるレベルです。セリフの帯域は厚めで聴き取りやすく、感情まで伝わるような質感がありました。低音はボリューム十分で、迫力を感じられます。部屋を満たすようなサウンドの広がりがあり、しっかりと立体感が感じられます。投影に便利な機能も充実していて、自動でスクリーンの形を長方形に整える台形補正や焦点機能などを搭載。障害物を避けて投影できる障害物自動回避や、壁の色に合わせて発色調整する壁色補正などもあり、スムーズな投影が可能です。電源を入れてからの待ち時間は短く、起動するまで8.95秒しかかかりませんでした。リモコンにアプリのショートカットはないものの、Wi-Fi規格はWi-Fi 6に対応し、サクサクとネット動画にアクセスできます。高画質かつ滑らかな映像でコンテンツを視聴できるプロジェクターといえます。日常使いするのであればぜひ候補に加えましょう。良い点:最大輝度が高く、日中も色鮮やかな映像を楽しめる顔の立体感だけでなく奥行きもしっかり表現されていたスポーツ映像では選手・ボールの動きが滑らかで、カクつきがなかった気になる点:リモコンにアプリのショートカットはない【3位】4Kプロジェクター(TVS REGZA)おすすめスコア:4.86(2025/12/02時点)最安価格:340,000円(2025/12/02時点)鮮やかな画質と臨場感のある音質。誰でも簡単に楽しめる本格レーザープロジェクターTVS REGZAの「RLC-V7R MAX」は、RGB3色レーザー光源を採用した4K対応の高性能プロジェクター。明るく鮮やかな映像に加えて、Google TVを搭載しており、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスもすぐに楽しめます。ジンバルスタンド一体型で壁や天井などに自由な角度で投影でき、設置性の高さも魅力です。画質の評価は非常に高く、映画では衣装の質感や表情の細部まで精細に描写。投影面の明るさも2752ANSIルーメンと際立っており、光の演出や背景の暗部もクリアに映し出されます。鮮やかな発色からくすんだ色までしっかりと表現され、スケール感のある映像が楽しめるでしょう。動きのなめらかさも良好で、スロー再生時の補完処理も自然。音質は立体感があり、声の分離も良好。低音も充実していて、臨場感のあるサウンドが体感できますが、大音量のシーンではセリフや細かい音がやや埋もれる場面もあります。映像のゆがみ補正やピント調整は自動で行えるため、初心者でも扱いやすい仕様。高い映像品質と使いやすさを兼ね備えており、自宅で映画やネット動画を大画面で本格的に楽しみたい人におすすめの1台です。良い点:RGB3色レーザーによる明るく鮮明な4K映像映画の衣装や表情の細部までくっきり描写され、スケール感のある画づくり立体感のある音質と迫力ある低音で、没入感のある視聴体験が可能気になる点:大音量のシーンだとセリフや細かい音がやや埋もれることも【4位】Aladdin Marca Max(Aladdin X)おすすめスコア:4.82(2025/12/02時点)最安価格:341,506円(2025/12/02時点)壁からわずか18cmで100インチ投影。画質・音質もトップクラスAladdin Xの「Aladdin Marca Max WM03B」は、プロジェクターと照明・スピーカーを一体化させた「popIn Aladdin」シリーズで知られるメーカーより販売。空間になじむスマートな設計と多機能性で、家庭用プロジェクター市場で高い評価を得ています。わずか18cmの距離から100インチの大画面を投影できる超短焦点タイプ。1698ANSIルーメンの高い明るさを備えており、暗い部屋はもちろん、間接照明のついた環境でも鮮やかな映像を楽しめます。映像評価では専門家から「立体感と自然さが際立ち、暗部のディテール表現も非常に優秀」と高い評価を獲得。色再現性については、専門機器による測定ではやや正確性を欠く結果も見られましたが、映画らしい奥行きとリアリティのある映像表現が特徴です。音質もトップクラスで、セリフはきわめて明瞭。登場人物の感情も細かく伝わり、地響きや爆発音といった低音の違いまで感じ取れるほど、音の解像度の高さが際立ちました。オートフォーカスや自動台形補正など設置支援機能も充実しており、誰でも簡単にセッティングできます。さらに、ネット機能やAladdin独自アプリによる多彩なコンテンツ展開も魅力です。省スペースで設置しやすく、高画質・高音質を求める人や、家族で多目的に楽しめるプロジェクターを探している人におすすめの一台です。良い点:超短焦点で省スペース設置が可能セリフも低音もクリアな高音質スピーカー自然で立体的な映像美気になる点:色再現性は測定上やや正確性に欠ける【5位】Nebula X1(Anker)おすすめスコア:4.82(2025/12/02時点)最安価格:449,899円(2025/12/02時点)眩しい映像と重厚な音響。高画質と利便性を両立Ankerの「Nebula X1」は、RGB3色レーザー光源を採用した高輝度プロジェクター。Dolby Audio対応のサテライトスピーカーが付属し、映像・音響ともに本格的なクオリティを備えた1台です。Google TVを搭載しており、YouTubeやNetflixなどの主要な動画配信サービスもすぐに楽しめます。画質の検証では、2535ANSIルーメンという圧倒的な明るさを記録。日中のリビングでも映像がはっきりと見え、映画の眩しいシーンでは映画館さながらの輝きを再現します。暗い場面でも映像が見えにくくなることはなく、陰影や色の細かな違いまでしっかりと再現されており、明るさ・発色ともに非常に優れています。動きの滑らかさも高水準で、スポーツ観戦やスロー再生時でも補完処理が自然に働き、違和感なく視聴できます。音質については、付属のサテライトスピーカーが部屋全体に音を行き渡らせ、映像の迫力に負けない重厚なサウンドを実現。セリフの細かなニュアンスまでしっかりと聞き取れる情報量の多い音で、プロジェクターのなかでもトップクラスの音響性能といえるでしょう。プロジェクター本体に触れずとも電動ジンバルで投影位置を調整でき、自動台形補正やオートフォーカス機能搭載せ設置や操作に不安がある人でも扱いやすいでしょう。映画やドラマを大画面かつ高品質で楽しみたい人にとって、映像・音・利便性のバランスに優れたハイグレードモデルといえる1台です。良い点:昼間でも見やすい2,535ANSIルーメン映画館のような明るさと発色情報量の多い立体的な音響気になる点:特になし【6位】JMGO | N1S Ultimate 4K(JMGO)おすすめスコア:4.76(2025/12/02時点)最安価格:338,283円(2025/12/02時点)映す場所は自由自在。壁にも天井にも広がる本格シアター空間JMGOは中国の家電ブランドで、映像・音響技術に注力したプロジェクターを展開しています。「N1S Ultimate 4K」はそのなかでも高画質と音質に優れた据え置き型モデルで、ホームシアター用途に特化した設計が特徴。映像と音のクオリティにこだわる層から注目を集めています。明るさは1,362ANSIルーメンと、部屋を完全に暗くしなくても鮮やかでくっきりとした映像を楽しめるでしょう。コントラストにも優れており、明暗差があるシーンでも眩しさと黒の深さを再現できていました。レーザー光の鮮やかさや衣装の質感まで繊細に描写され、映画館のような臨場感あふれる映像が楽しめます。音質の面では、人の声がクリアに聞こえ、空間的な広がりも感じられました。低音は重厚感がありつつ細部の再現性もあり、映像との一体感を損なわないバランス。総じて、音質面でも十分に満足できるでしょう。ジンバルスタンド一体型なので360度自在に投影可能で、壁のみならず天井にも投影でき、設置の自由度が高いモデルです。映像美や音質にこだわり、自宅で本格的に映画を楽しみたい人におすすめのモデル。寝転がりながら天井に映して、美しい映像を楽しみたい人にもぴったりです。良い点:レーザー光の鮮やかさや衣装の質感まで繊細に描写セリフがクリアに聞こえる音声と、臨場感ある低音ジンバルスタンド一体型で天井投影も自在気になる点:特になし【7位】プロジェクター(ベンキュージャパン)おすすめスコア:4.71(2025/12/02時点)最安価格:220,000円(2025/12/02時点)色鮮やかで滑らかな映像。暗闇から明るい光まで鮮明に再現ベンキュージャパンの「4K ホームプロジェクター GP520」は、明暗をしっかりと再現して鮮明な映像を視聴したい人におすすめ。最大輝度は1,508ANSIルーメンを記録し、カーテンを閉めた日中でもテレビのように使用できる明るさでした。輝度のムラもほとんどなく、違和感なく楽しめるでしょう。色の正確さは上位商品のきめ細かさにおよばないものの、色域は十分な広さがありました。実際に視聴するとビビッドさがあり、映画を視聴すると派手な色使いに目が疲れる可能性があります。とはいえ、肌色などの重要な色は崩れず、基本的な色は再現可能。動きは滑らかでスポーツ選手の動きにブレがなく、試合にも集中できるでしょう。コントラスト比の高さもメリット。視聴すると明るい光の表現が優秀で、特殊効果の閃光の眩しさが印象的でした。暗いシーンの映像はやや明るめの場面もありますが、明暗差は十分にあります。投影に便利な機能も多く搭載。スクリーンの形を自動で長方形に整える台形補正が備わっています。ほかにも壁の色に合わせて発色調整する壁色補正、障害物を避けて投影できる障害物自動回避機能もあり、手間なく投影の準備を済ませられました。音質も高評価。低音ははっきりクリアに聞こえ、地響きの効果音・オーケストラの低音が空間に広がりました。セリフはニュアンスや感情が伝わり、聞き取りやすさは十分。後ろから音に包み込まれるようなサラウンド感はありませんでしたが、映像に合わせて前後に音が移動する感覚も得られました。映画館のような雰囲気で映像に没入したい人にぴったりといえます。iPhoneとAndroidの両方でミラーリングができ、ネット機能は充実。Google TVを使って好きな番組を視聴できます。動作音は平均37.30dBとかなり静かで、映画の緊迫感あるシーンでも没入感を損ねることはないでしょう。本格的な映像体験を自宅で楽しみたい人はぜひチェックしてくださいね。良い点:最大輝度が高く、日中でもカーテンを閉めればテレビのように使えるコントラスト比は高く、明るい光の表現が優秀だったはっきりとした低音で、音の広がりを感じられる気になる点:色は鮮やかさが強調され、映画の再現には不向きな場面も【8位】HORIZON Pro(XGIMI)おすすめスコア:4.67(2025/12/02時点)最安価格:141,419円(2025/12/02時点)見栄えのよい映像を視聴できる。セリフも聞き取りやすいXGIMIの「HORIZON Pro XK03H」は、細部までキメ細かく、リアルで見栄えのよい映像を視聴したい人におすすめ。最大輝度は1,200ANSIルーメンで、直射日光が入るような明るすぎる部屋でなければ、十分きれいに映せるでしょう。輝度のムラも少ないため、色の違いに違和感を覚えることなく楽しめそうです。コントラスト比も高く、立体感ある映像を堪能できます。暗部の情報をしっかりと出していて、壊れた建物などのディティールに加えて、影がかかったときの人の顔もきちんと表現できていました。しっとりとした諧調表現の映画にも向いています。色の再現性にも大きな不満はありません。実際の視聴では、顔のシワ・髪の毛・砂ボコりの粒など、投影しているとは思えないほど粒度の細かい映像でした。専門家は「全体的に濃いめの色再現だが、リアルさは保たれている」とコメント。スポーツ映像での動きも全体的にスムーズで、コマ落ちもありませんでした。プロジェクターとしては音質も良好です。音はナチュラルで、セリフもきれいに聞こえました。音はふわりと広がる程度ですが、低音は轟音・地鳴りの音がしっかりと出ていて、迫力あるサウンドを味わえます。投影に便利な機能も豊富です。自動でスクリーンの形を整える台形補正・焦点を合わせる焦点調整のほかに、スクリーンの大きさに合わせて画面サイズを調整する自動画面サイズ調整機能などを搭載しています。搭載OSはAndroid TVで、iPhone・Androidのミラーリングが可能。ただし、リモコンにアプリのショートカットがないのは惜しい点です。総じて、映像の鮮明さや音質などバランスの取れたプロジェクターで、リアルな映像を重視する人に向いています。良い点:輝度も保たれ、鮮明でクリアな映像が楽しめるスポーツなどを視聴したときの動きが滑らかナチュラルな音で、セリフが聞き取りやすい気になる点:リモコンにアプリのショートカットがない【9位】MoGo 3 Pro(XGIMI)おすすめスコア:4.6(2025/12/02時点)最安価格:75,990円(2025/12/02時点)コンパクトで使いやすい。スポーツ映像向きの滑らかさXGIMIの「MoGo 3 Pro」は、比較的安価な大画面モデルを探していて、スポーツ映像やゲームを楽しみたい人におすすめです。価格は7万円前後と、モバイルプロジェクター並みの手頃さ。なお、最大輝度が417ANSIルーメンと明るさは物足りないので、暗室で使用するほうがよさそうです。コントラスト比の高さは十分。小型サイズながら想像以上に明るさはあり、光の眩しさもしっかり感じられました。暗部もある程度沈んでいるので、映画を観たときもメリハリのある映像を堪能できるでしょう。色全体はやや階調不足ながら、再現性はおおむね良好です。映像を見た専門家は「色バランスとしてはビビッド寄り」とコメント。画質は輪郭強調が働きナチュラルさに欠けるものの、ホームプロジェクターとしては解像感があります。スポーツ映像の動きは滑らかで、選手やボールの動きにカクつきが気になりにいでしょう。音質もよく、スピーカーなしでも映像を楽しめるレベルです。セリフはBGMに埋もれがちではあるものの、ニュアンスが伝わる質感。低音は引き締まっていて、サウンド全体のつくりも申し分ありません。音の広がりをある程度感じられ、プロジェクターであることを考慮すると臨場感も十分です。投影をスムーズに行うための機能も充実。自動台形補正・焦点調整のほかに、障害物自動回避・自動画面サイズ調整も搭載しています。動作音は控えめで、ファンの音が映画鑑賞に与える影響は小さいでしょう。搭載OSはGoogle TVで、リモコンには3つのアプリのショートカットが付属。iPhone・Androidのミラーリングもでき利便性が高めです。コンパクトで設置しやすく起動時間も短めなので、頻繁に使う人にとって実用的なプロジェクターといえるでしょう。良い点:価格は7万円以下で、モバイルプロジェクター並みに安いコントラスト比が高く、メリハリのある映像を視聴できるスポーツ動画の動きは滑らかで、ぼやけが少ないうえにコマ落ちもない気になる点:画面が明るくないため、暗室での使用が推奨される【10位】JMGO | N1S Ultra 4K(JMGO)おすすめスコア:4.6(2025/12/02時点)最安価格:311,799円(2025/12/02時点)寝室がシアターに。高精細×天井投影で映画をもっと自由に。JMGOは中国の映像機器メーカーで、映画視聴に特化した高性能プロジェクターを展開しています。「N1S Ultra 4K」はその中でも映像の緻密さと色再現にこだわったモデルで、中価格帯ながら高い完成度を誇る据え置き型プロジェクターです。映像は4K解像度で非常にきめ細かく、キャラクターの表情や肌の質感、暗部の陰影まで丁寧に再現。明るさは1242ANSIルーメンと比較的高く、間接照明程度の明るさならくっきりとした映像を見られるでしょう。また、映画のCG演出では「光や影が自然で、スケール感のある映像が楽しめる」と専門家から声があがりました。音質面では、セリフに適度な厚みがあり、音が空間の中に自然に広がる感覚も良好。低音は深みがあり、爆発音や瓦礫の飛散といった迫力ある効果音もリアルに再現されていました。ただし、音の広がりは主に前方中心で、後方まで包み込むようなサラウンド感はやや弱めです。ジンバルスタンド一体型で360度回転可能な設計も特徴で、壁だけでなく、寝室などで天井投影にも対応しています。設置の自由度が高い点も大きな魅力です。高精細な映像と自然な色再現を重視する映画ファンにおすすめの一台です。音場の立体感をより求める場合は、外部スピーカーとの組み合わせも検討するとよいでしょう。良い点:表情や質感までリアルに再現する高精細4K映像光や影の描写が自然で映画らしいスケール感ジンバルスタンド一体型で天井投影にも対応気になる点:サラウンド感は前方中心で、背後の音の広がりはやや弱め監修者:折原一也(オーディオ&ビジュアルライター)ガイド:原豪士(Goshi Hara)(元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当)※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。大画面で映画やネット配信動画を楽しめる据え置きプロジェクター。コンパクトで取り回しやすいモバイルプロジェクターもありますが、本格的な映像体験を味わうなら据え置きプロジェクターがおすすめです。しかし、アンカー・エプソン・XGIMIなど、さまざまなメーカーから販売されており、どれを購入すればよいか迷ってしまいますよね。今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の据え置きプロジェクター21商品を集め4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの据え置きプロジェクターをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな据え置きプロジェクターは「画質がよいのはもちろん、日中でもある程度見られて簡単に投影できる商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。マイベストで全21商品の「据え置きプロジェクター」ランキングを見る売れ筋の人気据え置きプロジェクター全21商品を徹底比較!マイベストではベストな据え置きプロジェクターを「画質がよいのはもちろん、日中でもある程度見られて簡単に投影できる商品」と定義。ベストな据え置きプロジェクターを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の据え置きプロジェクター21商品を集め、以下の10個のポイントで徹底検証しました。検証①:画質のよさ検証②:音質のよさ検証③:投影のしやすさ検証④:起動時間の短さおすすめ人気ランキング【1位】HORIZON S Max(XGIMI)おすすめスコア:4.93(2025/12/02時点)最安価格:301,000円(2025/12/02時点)クリアで鮮やかな映像が秀逸。とにかく映画館のような臨場感を楽しみたい人にXGIMIの「HORIZON S Max」は、とにかく映画館のような臨場感を楽しみたい人におすすめです。検証では、クリアな映像に欠かせない明るさとコントラストの両方で高評価を獲得。最大輝度は1,890ANSIルーメンを記録し、窓から差し込む自然光や間接照明に負けない明るさです。輝度のムラもほぼなく、違和感のない映像を楽しめます。コントラスト比の高さは検証したなかでもトップクラス。映画を視聴すると驚くほど暗部を再現し、細かい部分もつぶれていません。黒色が沈むだけではなく、地面までも緻密に表現していました。光の明るさも再現性が高めで、単に画質がよいという域を超えるほどの高画質映像を堪能できるでしょう。実際の映像は色鮮やかで、100インチの大画面でもキメ細かさが伝わりました。プロジェクターでは再現しにくい、人物の肌のツヤや物体の光沢感までしっかりと再現。専門家による評価も非常に高く、「圧倒的なまでの解像度と鮮鋭感」とコメントしています。動きも滑らかで、スポーツする人の輪郭やボールなどもくっきりと残像感のない映像です。音質も良好。低音の響きも上質で、地響きのような重低音と音の広がりが秀逸でした。空間を満たすような臨場感が魅力で、音の前後方向の移動感もあり、音の密度感や感じられる音の体験は映画館の再現に近いといえます。電源の切り替えで自動的にレンズ部分が開閉し、投影もスムーズです。きれいな長方形にする自動台形補正や、映像を遮ることなく映せるオートフォーカスも搭載。障害物自動回避のほか、壁色に合わせて発色を調整する壁色補正も便利な機能です。一方で、リモコンにアプリショートカットがなく、主要なストリーミングサービスへのアクセスはややスムーズさに欠ける印象です。映像関係の性能の高さに加えて、音質もプロジェクターのスピーカー性能として満足できるレベル。リアルな映像体験を自宅で味わいたい人には最有力候補となるでしょう。良い点:映像は非常に明るく、色の違いをしっかりと認識できるコントラストにメリハリがあり、暗部も緻密に再現低音の響きがよく、臨場感のあるサウンドが楽しめる気になる点:リモコンにアプリショートカットがない【2位】HORIZON Ultra(XGIMI)おすすめスコア:4.9(2025/12/02時点)最安価格:256,697円(2025/12/02時点)映画やスポーツなど様々な映像を高画質で。動きも滑らかでスピーカーも本格的XGIMIの「HORIZON Ultra」は、映画やスポーツなどさまざまな映像コンテンツを視聴したい人におすすめです。最大輝度は1,591ANSIルーメンを記録し、映像の明るさは十分。昼間の室内でも色鮮やかな映像を投影できます。輝度のムラもほとんど見当たらず、どのエリアも均一な明るさで楽しめる印象です。コントラスト比も申し分ありません。画面の暗部が引き締まっているうえに、暗所での服の質感・光の眩しさ・燃えている火のどれもがリアルに感じられました。比較したモデルの中でトップクラスのメリハリを感じ、インパクトがある映像でしょう。色の再現も忠実です。実際に見るとひと目でわかるほど鮮明で、顔の立体感だけでなく奥行きもしっかり表現されていました。専門家は、「色再現の幅が広めで、難しい色の再現も緻密」とコメント。スポーツ映像では、選手やボールの動きが滑らかで、カクつきも気になりませんでした。音質もよく、スピーカーがなくても満足できるレベルです。セリフの帯域は厚めで聴き取りやすく、感情まで伝わるような質感がありました。低音はボリューム十分で、迫力を感じられます。部屋を満たすようなサウンドの広がりがあり、しっかりと立体感が感じられます。投影に便利な機能も充実していて、自動でスクリーンの形を長方形に整える台形補正や焦点機能などを搭載。障害物を避けて投影できる障害物自動回避や、壁の色に合わせて発色調整する壁色補正などもあり、スムーズな投影が可能です。電源を入れてからの待ち時間は短く、起動するまで8.95秒しかかかりませんでした。リモコンにアプリのショートカットはないものの、Wi-Fi規格はWi-Fi 6に対応し、サクサクとネット動画にアクセスできます。高画質かつ滑らかな映像でコンテンツを視聴できるプロジェクターといえます。日常使いするのであればぜひ候補に加えましょう。良い点:最大輝度が高く、日中も色鮮やかな映像を楽しめる顔の立体感だけでなく奥行きもしっかり表現されていたスポーツ映像では選手・ボールの動きが滑らかで、カクつきがなかった気になる点:リモコンにアプリのショートカットはない【3位】4Kプロジェクター(TVS REGZA)おすすめスコア:4.86(2025/12/02時点)最安価格:340,000円(2025/12/02時点)鮮やかな画質と臨場感のある音質。誰でも簡単に楽しめる本格レーザープロジェクターTVS REGZAの「RLC-V7R MAX」は、RGB3色レーザー光源を採用した4K対応の高性能プロジェクター。明るく鮮やかな映像に加えて、Google TVを搭載しており、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスもすぐに楽しめます。ジンバルスタンド一体型で壁や天井などに自由な角度で投影でき、設置性の高さも魅力です。画質の評価は非常に高く、映画では衣装の質感や表情の細部まで精細に描写。投影面の明るさも2752ANSIルーメンと際立っており、光の演出や背景の暗部もクリアに映し出されます。鮮やかな発色からくすんだ色までしっかりと表現され、スケール感のある映像が楽しめるでしょう。動きのなめらかさも良好で、スロー再生時の補完処理も自然。音質は立体感があり、声の分離も良好。低音も充実していて、臨場感のあるサウンドが体感できますが、大音量のシーンではセリフや細かい音がやや埋もれる場面もあります。映像のゆがみ補正やピント調整は自動で行えるため、初心者でも扱いやすい仕様。高い映像品質と使いやすさを兼ね備えており、自宅で映画やネット動画を大画面で本格的に楽しみたい人におすすめの1台です。良い点:RGB3色レーザーによる明るく鮮明な4K映像映画の衣装や表情の細部までくっきり描写され、スケール感のある画づくり立体感のある音質と迫力ある低音で、没入感のある視聴体験が可能気になる点:大音量のシーンだとセリフや細かい音がやや埋もれることも【4位】Aladdin Marca Max(Aladdin X)おすすめスコア:4.82(2025/12/02時点)最安価格:341,506円(2025/12/02時点)壁からわずか18cmで100インチ投影。画質・音質もトップクラスAladdin Xの「Aladdin Marca Max WM03B」は、プロジェクターと照明・スピーカーを一体化させた「popIn Aladdin」シリーズで知られるメーカーより販売。空間になじむスマートな設計と多機能性で、家庭用プロジェクター市場で高い評価を得ています。わずか18cmの距離から100インチの大画面を投影できる超短焦点タイプ。1698ANSIルーメンの高い明るさを備えており、暗い部屋はもちろん、間接照明のついた環境でも鮮やかな映像を楽しめます。映像評価では専門家から「立体感と自然さが際立ち、暗部のディテール表現も非常に優秀」と高い評価を獲得。色再現性については、専門機器による測定ではやや正確性を欠く結果も見られましたが、映画らしい奥行きとリアリティのある映像表現が特徴です。音質もトップクラスで、セリフはきわめて明瞭。登場人物の感情も細かく伝わり、地響きや爆発音といった低音の違いまで感じ取れるほど、音の解像度の高さが際立ちました。オートフォーカスや自動台形補正など設置支援機能も充実しており、誰でも簡単にセッティングできます。さらに、ネット機能やAladdin独自アプリによる多彩なコンテンツ展開も魅力です。省スペースで設置しやすく、高画質・高音質を求める人や、家族で多目的に楽しめるプロジェクターを探している人におすすめの一台です。良い点:超短焦点で省スペース設置が可能セリフも低音もクリアな高音質スピーカー自然で立体的な映像美気になる点:色再現性は測定上やや正確性に欠ける【5位】Nebula X1(Anker)おすすめスコア:4.82(2025/12/02時点)最安価格:449,899円(2025/12/02時点)眩しい映像と重厚な音響。高画質と利便性を両立Ankerの「Nebula X1」は、RGB3色レーザー光源を採用した高輝度プロジェクター。Dolby Audio対応のサテライトスピーカーが付属し、映像・音響ともに本格的なクオリティを備えた1台です。Google TVを搭載しており、YouTubeやNetflixなどの主要な動画配信サービスもすぐに楽しめます。画質の検証では、2535ANSIルーメンという圧倒的な明るさを記録。日中のリビングでも映像がはっきりと見え、映画の眩しいシーンでは映画館さながらの輝きを再現します。暗い場面でも映像が見えにくくなることはなく、陰影や色の細かな違いまでしっかりと再現されており、明るさ・発色ともに非常に優れています。動きの滑らかさも高水準で、スポーツ観戦やスロー再生時でも補完処理が自然に働き、違和感なく視聴できます。音質については、付属のサテライトスピーカーが部屋全体に音を行き渡らせ、映像の迫力に負けない重厚なサウンドを実現。セリフの細かなニュアンスまでしっかりと聞き取れる情報量の多い音で、プロジェクターのなかでもトップクラスの音響性能といえるでしょう。プロジェクター本体に触れずとも電動ジンバルで投影位置を調整でき、自動台形補正やオートフォーカス機能搭載せ設置や操作に不安がある人でも扱いやすいでしょう。映画やドラマを大画面かつ高品質で楽しみたい人にとって、映像・音・利便性のバランスに優れたハイグレードモデルといえる1台です。良い点:昼間でも見やすい2,535ANSIルーメン映画館のような明るさと発色情報量の多い立体的な音響気になる点:特になし【6位】JMGO | N1S Ultimate 4K(JMGO)おすすめスコア:4.76(2025/12/02時点)最安価格:338,283円(2025/12/02時点)映す場所は自由自在。壁にも天井にも広がる本格シアター空間JMGOは中国の家電ブランドで、映像・音響技術に注力したプロジェクターを展開しています。「N1S Ultimate 4K」はそのなかでも高画質と音質に優れた据え置き型モデルで、ホームシアター用途に特化した設計が特徴。映像と音のクオリティにこだわる層から注目を集めています。明るさは1,362ANSIルーメンと、部屋を完全に暗くしなくても鮮やかでくっきりとした映像を楽しめるでしょう。コントラストにも優れており、明暗差があるシーンでも眩しさと黒の深さを再現できていました。レーザー光の鮮やかさや衣装の質感まで繊細に描写され、映画館のような臨場感あふれる映像が楽しめます。音質の面では、人の声がクリアに聞こえ、空間的な広がりも感じられました。低音は重厚感がありつつ細部の再現性もあり、映像との一体感を損なわないバランス。総じて、音質面でも十分に満足できるでしょう。ジンバルスタンド一体型なので360度自在に投影可能で、壁のみならず天井にも投影でき、設置の自由度が高いモデルです。映像美や音質にこだわり、自宅で本格的に映画を楽しみたい人におすすめのモデル。寝転がりながら天井に映して、美しい映像を楽しみたい人にもぴったりです。良い点:レーザー光の鮮やかさや衣装の質感まで繊細に描写セリフがクリアに聞こえる音声と、臨場感ある低音ジンバルスタンド一体型で天井投影も自在気になる点:特になし【7位】プロジェクター(ベンキュージャパン)おすすめスコア:4.71(2025/12/02時点)最安価格:220,000円(2025/12/02時点)色鮮やかで滑らかな映像。暗闇から明るい光まで鮮明に再現ベンキュージャパンの「4K ホームプロジェクター GP520」は、明暗をしっかりと再現して鮮明な映像を視聴したい人におすすめ。最大輝度は1,508ANSIルーメンを記録し、カーテンを閉めた日中でもテレビのように使用できる明るさでした。輝度のムラもほとんどなく、違和感なく楽しめるでしょう。色の正確さは上位商品のきめ細かさにおよばないものの、色域は十分な広さがありました。実際に視聴するとビビッドさがあり、映画を視聴すると派手な色使いに目が疲れる可能性があります。とはいえ、肌色などの重要な色は崩れず、基本的な色は再現可能。動きは滑らかでスポーツ選手の動きにブレがなく、試合にも集中できるでしょう。コントラスト比の高さもメリット。視聴すると明るい光の表現が優秀で、特殊効果の閃光の眩しさが印象的でした。暗いシーンの映像はやや明るめの場面もありますが、明暗差は十分にあります。投影に便利な機能も多く搭載。スクリーンの形を自動で長方形に整える台形補正が備わっています。ほかにも壁の色に合わせて発色調整する壁色補正、障害物を避けて投影できる障害物自動回避機能もあり、手間なく投影の準備を済ませられました。音質も高評価。低音ははっきりクリアに聞こえ、地響きの効果音・オーケストラの低音が空間に広がりました。セリフはニュアンスや感情が伝わり、聞き取りやすさは十分。後ろから音に包み込まれるようなサラウンド感はありませんでしたが、映像に合わせて前後に音が移動する感覚も得られました。映画館のような雰囲気で映像に没入したい人にぴったりといえます。iPhoneとAndroidの両方でミラーリングができ、ネット機能は充実。Google TVを使って好きな番組を視聴できます。動作音は平均37.30dBとかなり静かで、映画の緊迫感あるシーンでも没入感を損ねることはないでしょう。本格的な映像体験を自宅で楽しみたい人はぜひチェックしてくださいね。良い点:最大輝度が高く、日中でもカーテンを閉めればテレビのように使えるコントラスト比は高く、明るい光の表現が優秀だったはっきりとした低音で、音の広がりを感じられる気になる点:色は鮮やかさが強調され、映画の再現には不向きな場面も【8位】HORIZON Pro(XGIMI)おすすめスコア:4.67(2025/12/02時点)最安価格:141,419円(2025/12/02時点)見栄えのよい映像を視聴できる。セリフも聞き取りやすいXGIMIの「HORIZON Pro XK03H」は、細部までキメ細かく、リアルで見栄えのよい映像を視聴したい人におすすめ。最大輝度は1,200ANSIルーメンで、直射日光が入るような明るすぎる部屋でなければ、十分きれいに映せるでしょう。輝度のムラも少ないため、色の違いに違和感を覚えることなく楽しめそうです。コントラスト比も高く、立体感ある映像を堪能できます。暗部の情報をしっかりと出していて、壊れた建物などのディティールに加えて、影がかかったときの人の顔もきちんと表現できていました。しっとりとした諧調表現の映画にも向いています。色の再現性にも大きな不満はありません。実際の視聴では、顔のシワ・髪の毛・砂ボコりの粒など、投影しているとは思えないほど粒度の細かい映像でした。専門家は「全体的に濃いめの色再現だが、リアルさは保たれている」とコメント。スポーツ映像での動きも全体的にスムーズで、コマ落ちもありませんでした。プロジェクターとしては音質も良好です。音はナチュラルで、セリフもきれいに聞こえました。音はふわりと広がる程度ですが、低音は轟音・地鳴りの音がしっかりと出ていて、迫力あるサウンドを味わえます。投影に便利な機能も豊富です。自動でスクリーンの形を整える台形補正・焦点を合わせる焦点調整のほかに、スクリーンの大きさに合わせて画面サイズを調整する自動画面サイズ調整機能などを搭載しています。搭載OSはAndroid TVで、iPhone・Androidのミラーリングが可能。ただし、リモコンにアプリのショートカットがないのは惜しい点です。総じて、映像の鮮明さや音質などバランスの取れたプロジェクターで、リアルな映像を重視する人に向いています。良い点:輝度も保たれ、鮮明でクリアな映像が楽しめるスポーツなどを視聴したときの動きが滑らかナチュラルな音で、セリフが聞き取りやすい気になる点:リモコンにアプリのショートカットがない【9位】MoGo 3 Pro(XGIMI)おすすめスコア:4.6(2025/12/02時点)最安価格:75,990円(2025/12/02時点)コンパクトで使いやすい。スポーツ映像向きの滑らかさXGIMIの「MoGo 3 Pro」は、比較的安価な大画面モデルを探していて、スポーツ映像やゲームを楽しみたい人におすすめです。価格は7万円前後と、モバイルプロジェクター並みの手頃さ。なお、最大輝度が417ANSIルーメンと明るさは物足りないので、暗室で使用するほうがよさそうです。コントラスト比の高さは十分。小型サイズながら想像以上に明るさはあり、光の眩しさもしっかり感じられました。暗部もある程度沈んでいるので、映画を観たときもメリハリのある映像を堪能できるでしょう。色全体はやや階調不足ながら、再現性はおおむね良好です。映像を見た専門家は「色バランスとしてはビビッド寄り」とコメント。画質は輪郭強調が働きナチュラルさに欠けるものの、ホームプロジェクターとしては解像感があります。スポーツ映像の動きは滑らかで、選手やボールの動きにカクつきが気になりにいでしょう。音質もよく、スピーカーなしでも映像を楽しめるレベルです。セリフはBGMに埋もれがちではあるものの、ニュアンスが伝わる質感。低音は引き締まっていて、サウンド全体のつくりも申し分ありません。音の広がりをある程度感じられ、プロジェクターであることを考慮すると臨場感も十分です。投影をスムーズに行うための機能も充実。自動台形補正・焦点調整のほかに、障害物自動回避・自動画面サイズ調整も搭載しています。動作音は控えめで、ファンの音が映画鑑賞に与える影響は小さいでしょう。搭載OSはGoogle TVで、リモコンには3つのアプリのショートカットが付属。iPhone・Androidのミラーリングもでき利便性が高めです。コンパクトで設置しやすく起動時間も短めなので、頻繁に使う人にとって実用的なプロジェクターといえるでしょう。良い点:価格は7万円以下で、モバイルプロジェクター並みに安いコントラスト比が高く、メリハリのある映像を視聴できるスポーツ動画の動きは滑らかで、ぼやけが少ないうえにコマ落ちもない気になる点:画面が明るくないため、暗室での使用が推奨される【10位】JMGO | N1S Ultra 4K(JMGO)おすすめスコア:4.6(2025/12/02時点)最安価格:311,799円(2025/12/02時点)寝室がシアターに。高精細×天井投影で映画をもっと自由に。JMGOは中国の映像機器メーカーで、映画視聴に特化した高性能プロジェクターを展開しています。「N1S Ultra 4K」はその中でも映像の緻密さと色再現にこだわったモデルで、中価格帯ながら高い完成度を誇る据え置き型プロジェクターです。映像は4K解像度で非常にきめ細かく、キャラクターの表情や肌の質感、暗部の陰影まで丁寧に再現。明るさは1242ANSIルーメンと比較的高く、間接照明程度の明るさならくっきりとした映像を見られるでしょう。また、映画のCG演出では「光や影が自然で、スケール感のある映像が楽しめる」と専門家から声があがりました。音質面では、セリフに適度な厚みがあり、音が空間の中に自然に広がる感覚も良好。低音は深みがあり、爆発音や瓦礫の飛散といった迫力ある効果音もリアルに再現されていました。ただし、音の広がりは主に前方中心で、後方まで包み込むようなサラウンド感はやや弱めです。ジンバルスタンド一体型で360度回転可能な設計も特徴で、壁だけでなく、寝室などで天井投影にも対応しています。設置の自由度が高い点も大きな魅力です。高精細な映像と自然な色再現を重視する映画ファンにおすすめの一台です。音場の立体感をより求める場合は、外部スピーカーとの組み合わせも検討するとよいでしょう。良い点:表情や質感までリアルに再現する高精細4K映像光や影の描写が自然で映画らしいスケール感ジンバルスタンド一体型で天井投影にも対応気になる点:サラウンド感は前方中心で、背後の音の広がりはやや弱め監修者:折原一也(オーディオ&ビジュアルライター)ガイド:原豪士(Goshi Hara)(元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当)※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。

【徹底比較】据え置きプロジェクターのおすすめ人気ランキング

2025/12/02 11:39

大画面で映画やネット配信動画を楽しめる据え置きプロジェクター。コンパクトで取り回しやすいモバイルプロジェクターもありますが、本格的な映像体験を味わうなら据え置きプロジェクターがおすすめです。しかし、アンカー・エプソン・XGIMIなど、さまざまなメーカーから販売されており、どれを購入すればよいか迷ってしまいますよね。

今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の据え置きプロジェクター21商品を集め4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの据え置きプロジェクターをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな据え置きプロジェクターは「画質がよいのはもちろん、日中でもある程度見られて簡単に投影できる商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。


マイベストで全21商品の「据え置きプロジェクター」ランキングを見る

売れ筋の人気据え置きプロジェクター全21商品を徹底比較!

マイベストではベストな据え置きプロジェクターを「画質がよいのはもちろん、日中でもある程度見られて簡単に投影できる商品」と定義。ベストな据え置きプロジェクターを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の据え置きプロジェクター21商品を集め、以下の10個のポイントで徹底検証しました。検証①:画質のよさ検証②:音質のよさ検証③:投影のしやすさ検証④:起動時間の短さ

おすすめ人気ランキング

【1位】HORIZON S Max(XGIMI)

おすすめスコア:4.93(2025/12/02時点)

最安価格:301,000円(2025/12/02時点)

クリアで鮮やかな映像が秀逸。とにかく映画館のような臨場感を楽しみたい人に

XGIMIの「HORIZON S Max」は、とにかく映画館のような臨場感を楽しみたい人におすすめです。検証では、クリアな映像に欠かせない明るさとコントラストの両方で高評価を獲得。最大輝度は1,890ANSIルーメンを記録し、窓から差し込む自然光や間接照明に負けない明るさです。輝度のムラもほぼなく、違和感のない映像を楽しめます。コントラスト比の高さは検証したなかでもトップクラス。映画を視聴すると驚くほど暗部を再現し、細かい部分もつぶれていません。黒色が沈むだけではなく、地面までも緻密に表現していました。光の明るさも再現性が高めで、単に画質がよいという域を超えるほどの高画質映像を堪能できるでしょう。実際の映像は色鮮やかで、100インチの大画面でもキメ細かさが伝わりました。プロジェクターでは再現しにくい、人物の肌のツヤや物体の光沢感までしっかりと再現。専門家による評価も非常に高く、「圧倒的なまでの解像度と鮮鋭感」とコメントしています。動きも滑らかで、スポーツする人の輪郭やボールなどもくっきりと残像感のない映像です。音質も良好。低音の響きも上質で、地響きのような重低音と音の広がりが秀逸でした。空間を満たすような臨場感が魅力で、音の前後方向の移動感もあり、音の密度感や感じられる音の体験は映画館の再現に近いといえます。電源の切り替えで自動的にレンズ部分が開閉し、投影もスムーズです。きれいな長方形にする自動台形補正や、映像を遮ることなく映せるオートフォーカスも搭載。障害物自動回避のほか、壁色に合わせて発色を調整する壁色補正も便利な機能です。一方で、リモコンにアプリショートカットがなく、主要なストリーミングサービスへのアクセスはややスムーズさに欠ける印象です。映像関係の性能の高さに加えて、音質もプロジェクターのスピーカー性能として満足できるレベル。リアルな映像体験を自宅で味わいたい人には最有力候補となるでしょう。


良い点:
  • 映像は非常に明るく、色の違いをしっかりと認識できる
  • コントラストにメリハリがあり、暗部も緻密に再現
  • 低音の響きがよく、臨場感のあるサウンドが楽しめる
気になる点:
  • リモコンにアプリショートカットがない

【2位】HORIZON Ultra(XGIMI)

おすすめスコア:4.9(2025/12/02時点)

最安価格:256,697円(2025/12/02時点)

映画やスポーツなど様々な映像を高画質で。動きも滑らかでスピーカーも本格的

XGIMIの「HORIZON Ultra」は、映画やスポーツなどさまざまな映像コンテンツを視聴したい人におすすめです。最大輝度は1,591ANSIルーメンを記録し、映像の明るさは十分。昼間の室内でも色鮮やかな映像を投影できます。輝度のムラもほとんど見当たらず、どのエリアも均一な明るさで楽しめる印象です。コントラスト比も申し分ありません。画面の暗部が引き締まっているうえに、暗所での服の質感・光の眩しさ・燃えている火のどれもがリアルに感じられました。比較したモデルの中でトップクラスのメリハリを感じ、インパクトがある映像でしょう。色の再現も忠実です。実際に見るとひと目でわかるほど鮮明で、顔の立体感だけでなく奥行きもしっかり表現されていました。専門家は、「色再現の幅が広めで、難しい色の再現も緻密」とコメント。スポーツ映像では、選手やボールの動きが滑らかで、カクつきも気になりませんでした。音質もよく、スピーカーがなくても満足できるレベルです。セリフの帯域は厚めで聴き取りやすく、感情まで伝わるような質感がありました。低音はボリューム十分で、迫力を感じられます。部屋を満たすようなサウンドの広がりがあり、しっかりと立体感が感じられます。投影に便利な機能も充実していて、自動でスクリーンの形を長方形に整える台形補正や焦点機能などを搭載。障害物を避けて投影できる障害物自動回避や、壁の色に合わせて発色調整する壁色補正などもあり、スムーズな投影が可能です。電源を入れてからの待ち時間は短く、起動するまで8.95秒しかかかりませんでした。リモコンにアプリのショートカットはないものの、Wi-Fi規格はWi-Fi 6に対応し、サクサクとネット動画にアクセスできます。高画質かつ滑らかな映像でコンテンツを視聴できるプロジェクターといえます。日常使いするのであればぜひ候補に加えましょう。


良い点:
  • 最大輝度が高く、日中も色鮮やかな映像を楽しめる
  • 顔の立体感だけでなく奥行きもしっかり表現されていた
  • スポーツ映像では選手・ボールの動きが滑らかで、カクつきがなかった
気になる点:
  • リモコンにアプリのショートカットはない

【3位】4Kプロジェクター(TVS REGZA)

おすすめスコア:4.86(2025/12/02時点)

最安価格:340,000円(2025/12/02時点)

鮮やかな画質と臨場感のある音質。誰でも簡単に楽しめる本格レーザープロジェクター

TVS REGZAの「RLC-V7R MAX」は、RGB3色レーザー光源を採用した4K対応の高性能プロジェクター。明るく鮮やかな映像に加えて、Google TVを搭載しており、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスもすぐに楽しめます。ジンバルスタンド一体型で壁や天井などに自由な角度で投影でき、設置性の高さも魅力です。画質の評価は非常に高く、映画では衣装の質感や表情の細部まで精細に描写。投影面の明るさも2752ANSIルーメンと際立っており、光の演出や背景の暗部もクリアに映し出されます。鮮やかな発色からくすんだ色までしっかりと表現され、スケール感のある映像が楽しめるでしょう。動きのなめらかさも良好で、スロー再生時の補完処理も自然。音質は立体感があり、声の分離も良好。低音も充実していて、臨場感のあるサウンドが体感できますが、大音量のシーンではセリフや細かい音がやや埋もれる場面もあります。映像のゆがみ補正やピント調整は自動で行えるため、初心者でも扱いやすい仕様。高い映像品質と使いやすさを兼ね備えており、自宅で映画やネット動画を大画面で本格的に楽しみたい人におすすめの1台です。


良い点:
  • RGB3色レーザーによる明るく鮮明な4K映像
  • 映画の衣装や表情の細部までくっきり描写され、スケール感のある画づくり
  • 立体感のある音質と迫力ある低音で、没入感のある視聴体験が可能
気になる点:
  • 大音量のシーンだとセリフや細かい音がやや埋もれることも

【4位】Aladdin Marca Max(Aladdin X)

おすすめスコア:4.82(2025/12/02時点)

最安価格:341,506円(2025/12/02時点)

壁からわずか18cmで100インチ投影。画質・音質もトップクラス

Aladdin Xの「Aladdin Marca Max WM03B」は、プロジェクターと照明・スピーカーを一体化させた「popIn Aladdin」シリーズで知られるメーカーより販売。空間になじむスマートな設計と多機能性で、家庭用プロジェクター市場で高い評価を得ています。わずか18cmの距離から100インチの大画面を投影できる超短焦点タイプ。1698ANSIルーメンの高い明るさを備えており、暗い部屋はもちろん、間接照明のついた環境でも鮮やかな映像を楽しめます。映像評価では専門家から「立体感と自然さが際立ち、暗部のディテール表現も非常に優秀」と高い評価を獲得。色再現性については、専門機器による測定ではやや正確性を欠く結果も見られましたが、映画らしい奥行きとリアリティのある映像表現が特徴です。音質もトップクラスで、セリフはきわめて明瞭。登場人物の感情も細かく伝わり、地響きや爆発音といった低音の違いまで感じ取れるほど、音の解像度の高さが際立ちました。オートフォーカスや自動台形補正など設置支援機能も充実しており、誰でも簡単にセッティングできます。さらに、ネット機能やAladdin独自アプリによる多彩なコンテンツ展開も魅力です。省スペースで設置しやすく、高画質・高音質を求める人や、家族で多目的に楽しめるプロジェクターを探している人におすすめの一台です。


良い点:
  • 超短焦点で省スペース設置が可能
  • セリフも低音もクリアな高音質スピーカー
  • 自然で立体的な映像美
気になる点:
  • 色再現性は測定上やや正確性に欠ける

【5位】Nebula X1(Anker)

おすすめスコア:4.82(2025/12/02時点)

最安価格:449,899円(2025/12/02時点)

眩しい映像と重厚な音響。高画質と利便性を両立

Ankerの「Nebula X1」は、RGB3色レーザー光源を採用した高輝度プロジェクター。Dolby Audio対応のサテライトスピーカーが付属し、映像・音響ともに本格的なクオリティを備えた1台です。Google TVを搭載しており、YouTubeやNetflixなどの主要な動画配信サービスもすぐに楽しめます。画質の検証では、2535ANSIルーメンという圧倒的な明るさを記録。日中のリビングでも映像がはっきりと見え、映画の眩しいシーンでは映画館さながらの輝きを再現します。暗い場面でも映像が見えにくくなることはなく、陰影や色の細かな違いまでしっかりと再現されており、明るさ・発色ともに非常に優れています。動きの滑らかさも高水準で、スポーツ観戦やスロー再生時でも補完処理が自然に働き、違和感なく視聴できます。音質については、付属のサテライトスピーカーが部屋全体に音を行き渡らせ、映像の迫力に負けない重厚なサウンドを実現。セリフの細かなニュアンスまでしっかりと聞き取れる情報量の多い音で、プロジェクターのなかでもトップクラスの音響性能といえるでしょう。プロジェクター本体に触れずとも電動ジンバルで投影位置を調整でき、自動台形補正やオートフォーカス機能搭載せ設置や操作に不安がある人でも扱いやすいでしょう。映画やドラマを大画面かつ高品質で楽しみたい人にとって、映像・音・利便性のバランスに優れたハイグレードモデルといえる1台です。


良い点:
  • 昼間でも見やすい2,535ANSIルーメン
  • 映画館のような明るさと発色
  • 情報量の多い立体的な音響
気になる点:
  • 特になし

【6位】JMGO | N1S Ultimate 4K(JMGO)

おすすめスコア:4.76(2025/12/02時点)

最安価格:338,283円(2025/12/02時点)

映す場所は自由自在。壁にも天井にも広がる本格シアター空間

JMGOは中国の家電ブランドで、映像・音響技術に注力したプロジェクターを展開しています。「N1S Ultimate 4K」はそのなかでも高画質と音質に優れた据え置き型モデルで、ホームシアター用途に特化した設計が特徴。映像と音のクオリティにこだわる層から注目を集めています。明るさは1,362ANSIルーメンと、部屋を完全に暗くしなくても鮮やかでくっきりとした映像を楽しめるでしょう。コントラストにも優れており、明暗差があるシーンでも眩しさと黒の深さを再現できていました。レーザー光の鮮やかさや衣装の質感まで繊細に描写され、映画館のような臨場感あふれる映像が楽しめます。音質の面では、人の声がクリアに聞こえ、空間的な広がりも感じられました。低音は重厚感がありつつ細部の再現性もあり、映像との一体感を損なわないバランス。総じて、音質面でも十分に満足できるでしょう。ジンバルスタンド一体型なので360度自在に投影可能で、壁のみならず天井にも投影でき、設置の自由度が高いモデルです。映像美や音質にこだわり、自宅で本格的に映画を楽しみたい人におすすめのモデル。寝転がりながら天井に映して、美しい映像を楽しみたい人にもぴったりです。


良い点:
  • レーザー光の鮮やかさや衣装の質感まで繊細に描写
  • セリフがクリアに聞こえる音声と、臨場感ある低音
  • ジンバルスタンド一体型で天井投影も自在
気になる点:
  • 特になし

【7位】プロジェクター(ベンキュージャパン)

おすすめスコア:4.71(2025/12/02時点)

最安価格:220,000円(2025/12/02時点)

色鮮やかで滑らかな映像。暗闇から明るい光まで鮮明に再現

ベンキュージャパンの「4K ホームプロジェクター GP520」は、明暗をしっかりと再現して鮮明な映像を視聴したい人におすすめ。最大輝度は1,508ANSIルーメンを記録し、カーテンを閉めた日中でもテレビのように使用できる明るさでした。輝度のムラもほとんどなく、違和感なく楽しめるでしょう。色の正確さは上位商品のきめ細かさにおよばないものの、色域は十分な広さがありました。実際に視聴するとビビッドさがあり、映画を視聴すると派手な色使いに目が疲れる可能性があります。とはいえ、肌色などの重要な色は崩れず、基本的な色は再現可能。動きは滑らかでスポーツ選手の動きにブレがなく、試合にも集中できるでしょう。コントラスト比の高さもメリット。視聴すると明るい光の表現が優秀で、特殊効果の閃光の眩しさが印象的でした。暗いシーンの映像はやや明るめの場面もありますが、明暗差は十分にあります。投影に便利な機能も多く搭載。スクリーンの形を自動で長方形に整える台形補正が備わっています。ほかにも壁の色に合わせて発色調整する壁色補正、障害物を避けて投影できる障害物自動回避機能もあり、手間なく投影の準備を済ませられました。音質も高評価。低音ははっきりクリアに聞こえ、地響きの効果音・オーケストラの低音が空間に広がりました。セリフはニュアンスや感情が伝わり、聞き取りやすさは十分。後ろから音に包み込まれるようなサラウンド感はありませんでしたが、映像に合わせて前後に音が移動する感覚も得られました。映画館のような雰囲気で映像に没入したい人にぴったりといえます。iPhoneとAndroidの両方でミラーリングができ、ネット機能は充実。Google TVを使って好きな番組を視聴できます。動作音は平均37.30dBとかなり静かで、映画の緊迫感あるシーンでも没入感を損ねることはないでしょう。本格的な映像体験を自宅で楽しみたい人はぜひチェックしてくださいね。


良い点:
  • 最大輝度が高く、日中でもカーテンを閉めればテレビのように使える
  • コントラスト比は高く、明るい光の表現が優秀だった
  • はっきりとした低音で、音の広がりを感じられる
気になる点:
  • 色は鮮やかさが強調され、映画の再現には不向きな場面も

【8位】HORIZON Pro(XGIMI)

おすすめスコア:4.67(2025/12/02時点)

最安価格:141,419円(2025/12/02時点)

見栄えのよい映像を視聴できる。セリフも聞き取りやすい

XGIMIの「HORIZON Pro XK03H」は、細部までキメ細かく、リアルで見栄えのよい映像を視聴したい人におすすめ。最大輝度は1,200ANSIルーメンで、直射日光が入るような明るすぎる部屋でなければ、十分きれいに映せるでしょう。輝度のムラも少ないため、色の違いに違和感を覚えることなく楽しめそうです。コントラスト比も高く、立体感ある映像を堪能できます。暗部の情報をしっかりと出していて、壊れた建物などのディティールに加えて、影がかかったときの人の顔もきちんと表現できていました。しっとりとした諧調表現の映画にも向いています。色の再現性にも大きな不満はありません。実際の視聴では、顔のシワ・髪の毛・砂ボコりの粒など、投影しているとは思えないほど粒度の細かい映像でした。専門家は「全体的に濃いめの色再現だが、リアルさは保たれている」とコメント。スポーツ映像での動きも全体的にスムーズで、コマ落ちもありませんでした。プロジェクターとしては音質も良好です。音はナチュラルで、セリフもきれいに聞こえました。音はふわりと広がる程度ですが、低音は轟音・地鳴りの音がしっかりと出ていて、迫力あるサウンドを味わえます。投影に便利な機能も豊富です。自動でスクリーンの形を整える台形補正・焦点を合わせる焦点調整のほかに、スクリーンの大きさに合わせて画面サイズを調整する自動画面サイズ調整機能などを搭載しています。搭載OSはAndroid TVで、iPhone・Androidのミラーリングが可能。ただし、リモコンにアプリのショートカットがないのは惜しい点です。総じて、映像の鮮明さや音質などバランスの取れたプロジェクターで、リアルな映像を重視する人に向いています。


良い点:
  • 輝度も保たれ、鮮明でクリアな映像が楽しめる
  • スポーツなどを視聴したときの動きが滑らか
  • ナチュラルな音で、セリフが聞き取りやすい
気になる点:
  • リモコンにアプリのショートカットがない

【9位】MoGo 3 Pro(XGIMI)

おすすめスコア:4.6(2025/12/02時点)

最安価格:75,990円(2025/12/02時点)

コンパクトで使いやすい。スポーツ映像向きの滑らかさ

XGIMIの「MoGo 3 Pro」は、比較的安価な大画面モデルを探していて、スポーツ映像やゲームを楽しみたい人におすすめです。価格は7万円前後と、モバイルプロジェクター並みの手頃さ。なお、最大輝度が417ANSIルーメンと明るさは物足りないので、暗室で使用するほうがよさそうです。コントラスト比の高さは十分。小型サイズながら想像以上に明るさはあり、光の眩しさもしっかり感じられました。暗部もある程度沈んでいるので、映画を観たときもメリハリのある映像を堪能できるでしょう。色全体はやや階調不足ながら、再現性はおおむね良好です。映像を見た専門家は「色バランスとしてはビビッド寄り」とコメント。画質は輪郭強調が働きナチュラルさに欠けるものの、ホームプロジェクターとしては解像感があります。スポーツ映像の動きは滑らかで、選手やボールの動きにカクつきが気になりにいでしょう。音質もよく、スピーカーなしでも映像を楽しめるレベルです。セリフはBGMに埋もれがちではあるものの、ニュアンスが伝わる質感。低音は引き締まっていて、サウンド全体のつくりも申し分ありません。音の広がりをある程度感じられ、プロジェクターであることを考慮すると臨場感も十分です。投影をスムーズに行うための機能も充実。自動台形補正・焦点調整のほかに、障害物自動回避・自動画面サイズ調整も搭載しています。動作音は控えめで、ファンの音が映画鑑賞に与える影響は小さいでしょう。搭載OSはGoogle TVで、リモコンには3つのアプリのショートカットが付属。iPhone・Androidのミラーリングもでき利便性が高めです。コンパクトで設置しやすく起動時間も短めなので、頻繁に使う人にとって実用的なプロジェクターといえるでしょう。


良い点:
  • 価格は7万円以下で、モバイルプロジェクター並みに安い
  • コントラスト比が高く、メリハリのある映像を視聴できる
  • スポーツ動画の動きは滑らかで、ぼやけが少ないうえにコマ落ちもない
気になる点:
  • 画面が明るくないため、暗室での使用が推奨される

【10位】JMGO | N1S Ultra 4K(JMGO)

おすすめスコア:4.6(2025/12/02時点)

最安価格:311,799円(2025/12/02時点)

寝室がシアターに。高精細×天井投影で映画をもっと自由に。

JMGOは中国の映像機器メーカーで、映画視聴に特化した高性能プロジェクターを展開しています。「N1S Ultra 4K」はその中でも映像の緻密さと色再現にこだわったモデルで、中価格帯ながら高い完成度を誇る据え置き型プロジェクターです。映像は4K解像度で非常にきめ細かく、キャラクターの表情や肌の質感、暗部の陰影まで丁寧に再現。明るさは1242ANSIルーメンと比較的高く、間接照明程度の明るさならくっきりとした映像を見られるでしょう。また、映画のCG演出では「光や影が自然で、スケール感のある映像が楽しめる」と専門家から声があがりました。音質面では、セリフに適度な厚みがあり、音が空間の中に自然に広がる感覚も良好。低音は深みがあり、爆発音や瓦礫の飛散といった迫力ある効果音もリアルに再現されていました。ただし、音の広がりは主に前方中心で、後方まで包み込むようなサラウンド感はやや弱めです。ジンバルスタンド一体型で360度回転可能な設計も特徴で、壁だけでなく、寝室などで天井投影にも対応しています。設置の自由度が高い点も大きな魅力です。高精細な映像と自然な色再現を重視する映画ファンにおすすめの一台です。音場の立体感をより求める場合は、外部スピーカーとの組み合わせも検討するとよいでしょう。


良い点:
  • 表情や質感までリアルに再現する高精細4K映像
  • 光や影の描写が自然で映画らしいスケール感
  • ジンバルスタンド一体型で天井投影にも対応
気になる点:
  • サラウンド感は前方中心で、背後の音の広がりはやや弱め

監修者:折原一也(オーディオ&ビジュアルライター)

ガイド:原豪士(Goshi Hara)(元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当)


※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。

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