スマートウォッチのなかでも人気の高い、Apple Watch(アップルウォッチ)。高機能なUltraや最新モデルのSeries 11、エントリーモデルで初心者向きのSEが販売されており、「一番安いモデルのSEで十分?」「それぞれのモデルでできることや違いは?」と迷う人もいるでしょう。また、健康管理や運動記録などの機能はもちろん、電話の応答ができる機種やスマホのようにテキスト入力ができる機種もあり、今買うならどれがおすすめかわからないですよね。
今回は、人気のApple Watch7商品を集め、7個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのApple Watchをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなApple Watchは「バッテリーが長持ちし、健康・運動管理機能ともに豊富な使用していてストレスがない商品」。徹底検証してわかったApple Watchの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなApple Watchを「バッテリーが長持ちし、健康・運動管理機能ともに豊富な使用していてストレスがない商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のApple Watchを7商品集め、以下の7個のポイントで徹底検証しました。検証①:連絡の対応のしやすさ検証②:支払い機能の豊富さ検証③:画面の見やすさ検証④:着用のしやすさ検証⑤:バッテリー性能の高さ検証⑥:ワークアウト機能の豊富さ検証⑦:ヘルスケア機能の高さ
おすすめスコア:4.51(2025/12/10時点)
最安価格:63,490円(2025/12/10時点)
通知から決済まで全対応。健康管理も運動記録も手首ひとつで完結
Apple Japanの「Apple Watch Series 11」は、2025年に発売されたApple Watchのフラッグシップモデルです。最新のデザインで、5G通信や強化された耐擦傷性能が特徴で、多様なカラーと素材のバリエーションで、自分に合ったカスタマイズが可能。睡眠スコア機能やApple独自のAI技術により、日常生活をサポートする新機能が充実しています。連絡機能が優れたスマートウォッチで、SNS、メール、電話、SMS、カレンダーの通知が非常にスムーズに行えるでしょう。フリック入力や音声入力に対応しており、返信も簡単に行えます。また、Suica・Pasmo、PayPay、ID、QUICPayといった多様な支払い方法をサポートしており、日常の支払いもスムーズです。画面の見やすさについても最大輝度2,000ニトで常時点灯機能と自動調光機能を備えており、明るい場所でも視認性が良好。さらに、ヘルスケア機能も心電図や血中酸素濃度の測定が可能で、健康管理に役立ちます。多様な連絡手段や支払い方法を求める人、画面の視認性を重視する人に非常におすすめの商品です。健康管理機能も充実しており、アクティブなライフスタイルをサポートします。
おすすめスコア:4.48(2025/12/10時点)
最安価格:61,000円(2025/12/10時点)
支払いから健康管理まで!あらゆるシーンに対応する機能性
Apple Japanの「Apple Watch Series 10(アルミニウム、GPSモデル)」は、支払い・連絡・健康管理まで多くの機能を使いたい人におすすめ。Seriesのなかで最も高い評価を獲得しており、Apple Watchで対応できることを網羅しているモデルといえます。通知は電話・メールのほかにSNS・SMS・カレンダーに対応。LINE・メール・SMSは、テキスト入力・音声入力・定型文とさまざまな方法で返信できます。テキストはフリック入力に対応し、直感的に操作できるでしょう。支払い機能も豊富。PayPay・交通系ICカード・QUICPay・iDが使え、スマホや財布を出さなくても手元だけでサッと支払えることが魅力です。ヘルスケア機能の高さもトップクラス。心拍数・血中酸素濃度・心電図・睡眠の質など、多角的に健康状態をチェックできます。睡眠時の呼吸状態を検知できる貴重なモデルで、自分では見逃しやすい健康状態にも気づけるかもしれません。メジャーな運動の心拍・消費カロリー・距離を測定できる点もメリットに。ウォーキング・ランニング・サイクリングは自動検出に対応していました。月・週ごとに過去のデータを分析する機能もあるため、今後の目標が設定しやすいでしょう。最大輝度は2,000ニトあり、屋外での視認性も良好。46mmと画面も大きく、常時点灯・自動調光機能を備え、環境に合わせて快適に使えます。重さは36.4gと特別軽いわけではないものの、9.7mmと薄いため日常生活で違和感や痛みを感じることは少ないでしょう。バッテリーの持続時間は18時間と短めですが、約30分あれば0%から80%まで充電できます。長持ちさせたい人は、低電力モードも併用してください。日常生活のあらゆる場面で活躍する1台。できるだけ多くの機能を求める人には、ぜひ最初にチェックしてください。
おすすめスコア:4.42(2025/12/10時点)
最安価格:63,490円(2025/12/10時点)
健康管理を徹底したい人に。ヘルスケア機能が充実
Apple Japanの「Apple Watch Series 9(GPSモデル)」は、健康管理を徹底したい人におすすめ。ヘルスケア機能の豊富さは、比較したなかでもトップクラスの充実度を誇っています。連絡にも対応しやすく、SMS・メール・電話など普段使う連絡ツールの通知を網羅。テキスト入力・音声入力・定型文から、自分に合った方法でスムーズにメッセージのやりとりができました。支払い機能も豊富で、PayPayやSuicaなど、普段使用している支払方法がスマホを取り出さなくても使えました。ヘルスケア機能は「Apple Watch Series 10」にも引けを取らないレベルで、心拍数・血中酸素濃度・心電図などの記録が可能。さらに、不規則な心拍の検知や睡眠トラッキングにも対応しており、細かく健康管理をしたい人にはぴったりでした。ワークアウト機能も充実しています。ランニングやサイクリングなどの運動を自動検出できるため、毎日の運動量を簡単に把握できるでしょう。月別・週別で過去データを確認できます。画面は45mmと大きめ。最大輝度が2,000ニトと明るく、常時点灯・自動調光による明るさの調整ができました。しかし、厚さは10.7mmと惜しくも「Series 10」の薄さにはおよびません。38.7gと軽いともいえず、長時間着けていると疲れる人もいるでしょう。バッテリー持続時間は前モデルから変わらず、通常使用で最大18時間と短め。一方、充電速度は速く、電池切れの状態から80%まで45分で充電できました。ヘルスケア機能とワークアウト機能がハイレベルな1台。着用感とバッテリーには改善の余地がありますが、健康を重要視するなら有力候補にしてください。
おすすめスコア:4.37(2025/12/10時点)
最安価格:11円(2025/12/10時点)
登山など激しいワークアウトにおすすめ。重さと厚みが気になる
Apple Japanの「Apple Watch Ultra 3」は、2025年に発売されたApple Watchシリーズのフラッグシップモデルです。航空宇宙産業グレードのチタニウムケースにより、耐久性と多機能性が強化されました。最大サイズのディスプレイと高度なフィットネス機能を備え、アウトドアやスポーツなど多様なワークアウトに対応します。通知機能が充実しており、SNS、メール、電話、SMS、カレンダーなどに対応していました。LINEの返信もテキスト、音声、定型文で行うことができ、フリック入力や音声入力をサポートしているため、連絡がスムーズに行えるでしょう。さらに、Apple Watch GPS + Cellularモデルではスマートウォッチ本体での通話も可能なため、スマホ無しでも通話ができます。支払い機能も豊富で、交通系ICカード、PayPay、ID、QUICPayなど幅広い支払い方法に対応。電子マネーやキャッシュレス決済を頻繁に利用する人にとっても、非常に満足できるスマートウォッチといえるでしょう。画面の見やすさも優れており、輝度が約3,000ニトと非常に明るく、常時点灯機能と自動調光機能により、さまざまな環境下でも視認性を保つことができました。一方で、着用のしやすさに関しては、重さが約61.8g、厚さが約12mmで、やや装着感が気になる可能性があります。長時間の着用には向かないかもしれませんが、ワークアウト機能を重視する人には有力な選択肢といえるでしょう。
おすすめスコア:4.26(2025/12/10時点)
最安価格:130,100円(2025/12/10時点)
ダイビングや登山などのワークアウトに。画面も見やすい
Apple Japanの「Apple Watch Ultra 2(GPS+Cellularモデル)」は、ダイビングや登山などのワークアウトを行う人におすすめ。水深40メートルまで測定できる水深計を備えており、緊急時にはサイレン機能によって周囲に異常を知らせます。連絡の対応のしやすさも申し分ありません。テキスト・音声入力・定型文など複数の方法で連絡できるため、アウトドアシーンでも普段と変わらないやりとりが可能です。PayPay・交通系IC・QUICPayなど、支払い機能も充実しています。ヘルスケア機能の高さもトップクラスで、心拍数や血中酸素濃度の測定など基本的な健康管理機能に加えて、心電図・睡眠時の呼吸状態の検知など本格的な健康管理も可能です。ワークアウト機能の豊富さも上位モデルと同等。ランニング・サイクリング・水泳など6種類のワークアウトを自動検出でき、月別や週別の運動量も分析可能です。画面サイズは49mmと、「Apple Watch Series」よりも大画面。最大輝度は3,000ニトと非常に明るく、自動調光機能や画面の常時点灯も搭載し、視認性の高さを誇っていました。しかし、厚さが14.4mmとかなり分厚く61.4gと重いため、腕への装着感は気になるかもしれません。バッテリー持続時間は36時間と長め。約1時間で80%まで充電できる高速充電や低電力モードにも対応しているため、長時間の外出でも充電が切れる心配は少なく済むでしょう。高性能であるぶん値は張りますが、屋外でのアクティビティを楽しむ人にとっては頼れるパートナーになる1台です。
おすすめスコア:4.22(2025/12/10時点)
最安価格:41,935円(2025/12/10時点)
決済とワークアウトが充実。バッテリー持続時間は短め
Apple Japanの「Apple Watch SE 3」は、2025年に発売された初めての人に適したエントリーモデルとして位置付けられるスマートウォッチです。S10チップを搭載し、常時表示Retinaディスプレイや高速充電に対応しています。手に取りやすい価格を提供しながら、基本機能をしっかりカバーした定番商品です。支払い機能が豊富で、Suica・PayPay・IDなどの主要な電子マネーに対応しています。キャッシュレス決済をよく行う人にとって便利でしょう。通知機能はSNS、電話、SMS、カレンダーなどをしっかりカバーしていますが、返信は音声入力や定型文のみでフリック入力に対応していません。一方、ヘルスケア機能では心拍数などの測定はできるものの、心電図や血中酸素濃度の測定はできませんでした。また、バッテリーも最大18時間しか持たず、頻繁な充電が必要なため面倒に感じる人もいるでしょう。主に価格を重視する人におすすめです。ただし、連絡の返信機能や詳細なヘルスケア機能に不満を感じる人は、ほかのモデルも検討すると良いでしょう。基本的な機能を活用したい人には非常に満足できる選択肢といえます。
おすすめスコア:4.15(2025/12/10時点)
最安価格:44,644円(2025/12/10時点)
支払いと通知確認がメインなら候補に。安さも魅力
Appleの「Apple Watch Apple Watch SE(第2世代・GPSモデル)」は、支払いと通知確認をメインとする人なら候補になるモデル。価格も比較的手頃で、安く済ませたい人にもおすすめです。支払い機能は上位モデルと変わらず申し分ありません。交通系電子マネー・PayPay・iD決済に対応し 、通勤中など急いでいるときにも素早く対応できます。通知もほかのモデルと同じように受け取れますが、メールへの返信ができない点はネック。LINEへの返信も音声入力か定型文に限定され、フリック入力には非対応でした。スムーズなやりとりは期待できません。ワークアウト機能は上位モデルと同様に1日の総括した心拍数・移動距離・消費カロリーが記録可能。過去データとの比較も可能なので、自身の運動不足に気付けますよ。ヘルスケア機能は充実しておらず、血中酸素濃度・心電図の測定・睡眠時の呼吸状態の通知・皮膚温の計測ができません。健康管理を目的としている人には不向きです。画面サイズは44mmとほかのモデルより少し小さめ。常時点灯ができず、輝度も最大1,000ニトしかないものの、自動調光機能がついているため視認性はそれほど悪くないでしょう。厚さは10.7mmとSeries 10に次ぐ薄型で、快適に着用できます。バッテリー持続時間はほかのモデルと同じく18時間ですが、低電力モードを搭載していないため、こまめな充電が欠かせません。高速充電にも対応しておらず、スキマ時間での充電は難しい印象です。とはいえ、高機能を使いこなす自信がなく、シンプルな機能を安価に利用したい場合は選択肢のひとつになるでしょう。
監修者:江﨑雅(Apple Watch Journal運営者)
ガイド:八幡康平(元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。

