チョンブリ、タイ – 東南アジア競技大会の歴史で初めて、フィリピンが女子サッカーの決勝に進出する。
フィリピン代表は、12月14日日曜日にここチョンブリ・ダイキンスタジアムで行われた手に汗握る準決勝戦で、開催国タイを1-1の引き分けからPK戦4-2で下し、この画期的な偉業を成し遂げた。
ジェイル・マリー・ガイ、アレッサンドレア・カルピオ、サラ・エッゲスヴィク、そしてハリ・ロングがPK戦で連続して成功させる一方、タイ側は2人が失敗し、フィリピンは優勝防衛を目指すベトナムとのタイトル決戦を決めた。
残り5分で0-1と負けていて敗退の瀬戸際にいたフィリピン代表だが、タイがハンドボールの反則を取られるラッキーブレイクを掴み、ガイにPKのチャンスが与えられた。
ガイは期待に応え、87分にゴールネットを揺らして1-1の同点に持ち込んだ。
スコアレスの延長戦の後、PK戦に突入。フィリピン代表は冷静さを見せ、2023年カンボジア大会で銅メダルに終わった後、決勝への返り咲きを狙っていたタイ側の心を打ち砕いた。
プルームジャイ・ソンティサワットのシュートが左ポストに当たった後、フィリピンは3-2とリードを広げ、オラピン・ワーンゴーンのキックがバーを越えてしまったことで、タイは金メダルの夢に別れを告げることになった。
決勝進出により、フィリピン代表は1985年と2019年の過去最高の銅メダル以上の成績を確実にした。
もう一方の準決勝では、ベトナムがインドネシアを5-0で圧倒し、4連覇に向けて順調に進んでいる。
金メダルをかけた試合は12月17日水曜日、同会場で行われる予定。– Rappler.com

