ビットワイズ(Bitwise)は、SEC(米国証券取引委員会)に修正S-1を提出し、米国初のハイパーリキッド(Hyperliquid/HYPE)スポットETFの立ち上げが近づいているとみられている。
Bitwiseは、S-1届出の更新版で、Hyperliquid ETFをNYSE ArcaにティッカーシンボルBHYPで上場し、年間0.67%の運用手数料を徴収。ビットワイズによる最新の届出には、ファンド手数料、カストディ・プロテクションなど、立ち上げが間近であることを示す重要な詳細が含まれており、コストが透明化され、新たに投資家向けに確定したティッカーを備えたファンドが間もなく開始される見込みという。
ブルームバーグのアナリストであるエリック・バルチュナス(Eric Balchunas)氏によると、提案されているハイパーリキッドETFは、Form 8-A登録を含む主要なETF立ち上げ要件をすべて満たしており、立ち上げが間近に迫っているとのことだ。
市場関係者は既に、今回の申請がHYPEトークンの価格に及ぼす影響を評価しており、ETFが承認された場合、HYPEトークンの価格が上昇すると予測しているほか、バルチュナス氏は、このような申請は発行が差し迫っていることを意味することが多いと述べている。
ビットワイズは、ファンド保有資産の一部をステーキングすることも計画しており、同社は、ステーキング報酬機能により、ETFのHYPEトークン保有量が徐々に増加すると見込んでいる。
さらに、更新されたS-1には、シード資金に関する情報も記載されている。ビットワイズETFはすでに、関連会社から必要なスタートアップ資金を受け取っており、製品のローンチ時期に近い時期に行われることから、承認されれば、数日または数週間以内に取引可能になる期待が高まっている。
ビットコインとイーサリアムの承認以降、スポット仮想通貨ETFは急速に拡大。ファンドマネージャーが投資家に多様な仮想通貨投資オプションを提供する動きが進む中で、この動きは加速。過去2カ月間で、ソラナ(Solana/SOL)、リップル(Ripple/XRP)、ドージコイン(Dogecoin/DOGE)、ライトコイン(Litecoin/LTC)、ヘデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph/HBAR)といった資産へのエクスポージャーを提供する多くのオプションが立ち上げられている。
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