日本のインターネットミーム「野獣先輩」に由来するミームコイン「114514(いいよこいよ)」の急騰が止まらない。JinaCoinが5日に報じた記事公開後も価格上昇が継続し、24時間で約500%の急騰を記録した。6日午後3時時点の価格は約0.038ドル(約6.0円)付近で推移しており、24時間取引高は約2,200万ドル(約34億円)に達している。
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「114514」は、日本のインターネットミーム「真夏の夜の淫夢」由来の数字をトークン名にしたミームコインだ。ゲーム開発者「かえでゲームズ」(@kaedeee_you)氏が発行し、ソラナチェーン上で展開されている。
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5日の記事公開時点では時価総額約23億円、24時間取引高約39億円だったが、その後も価格上昇が継続した。6日午後3時時点のデータでは、時価総額が約60億円に拡大している。チャート画像によると、24時間取引高は約2,200万ドル(約34億円)を記録しており、依然として高い取引活動が続いている。
出典:GMGN.AI
価格は急激に上昇し、一時0.046ドル付近まで到達。その後は調整局面に入ったものの、依然として0.038ドル付近の高値圏を維持している。
急騰を受け、発行者の「かえでゲームズ」氏は5日、X上で注意喚起を行った。同氏は「公式アカウントは『2つ』だけ」として、@114514coinと@114514coin_jpの2つのアカウントを明示。さらに「自分が作ったのは『114514コイン』だけ、他のコインは詐欺かもしれない」と警告し、偽物コインに騙されないよう呼びかけている。
同氏のプロフィールによると、「ヒカキンに取り上げられたことがあります。有名botの運営、あそぶ抗うつ剤。320万インストール」と記載されており、ゲーム開発者としての実績を持つ人物だ。2018年6月からXを利用しており、2.2万フォロー、3.7万フォロワーを抱える。
ミームコインは極めて高いボラティリティ(価格変動性)と流動性リスクを伴う。「114514」のような急騰銘柄は、同じ速度で急落する可能性も高い。ミームコインの大半は開発者や初期投資家による「ラグプル」(資金持ち逃げ)や、流動性枯渇による価格暴落のリスクが常に存在する。
実際、ソラナミームコインの多くは発行後、数分から数日で価値を失い、投資家に大きな損失をもたらしている。「114514」も同様のリスクを抱えており、投資判断は慎重に行う必要がある。
また、急騰に便乗した偽物コインや詐欺的なプロジェクトも横行している。発行者の「かえでゲームズ」氏が警告するように、公式アカウント以外の情報には細心の注意が必要だ。
暗号資産(仮想通貨)市場では、ミームコインは「コミュニティの熱狂」が価格を支える特殊な資産クラスとして認識されている。今後、「114514」がこの熱狂を維持できるか、それとも急速に冷却するかは、引き続き注目が集まるポイントだ。
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