自宅で本格的な星空を楽しめる、家庭用プラネタリウム。ベッドに寝転がってオーロラや流れ星を見られたら、日々の疲れもきっとリフレッシュできるでしょう。主にセガトイズやナシカ光学、ケンコー・トキナーなどから家庭用プラネタリウムが販売されています。さらに、星空に限らずさまざまなモチーフのフィルムも投影できるスタープロジェクターもあり、どれを選んで良いか迷ってしまいますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の家庭用プラネタリウム9商品を集め、4つのポイントから比較して徹底検証。おすすめの家庭用プラネタリウムをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな家庭用プラネタリウムは「本物の星空の下にいると錯覚し、何度使用しても飽きることなく、毎回違った感動を与える商品」。徹底検証してわかった家庭用プラネタリウムの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストな家庭用プラネタリウムを「本物の星空の下にいると錯覚し、何度使用しても飽きることなく、毎回違った感動を与える商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の家庭用プラネタリウム9商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。検証①:再現性の高さ検証②:満足度の高さ検証③:機能性検証④:教材性
おすすめスコア:4.75(2026/01/21時点)
最安価格:22,000円(2026/01/21時点)
再現性に優れた雄大な星空を楽しめる。満足度も高いベストバイ
セガトイズの「HOMESTAR Classic」。プラネタリウム・クリエーター大平貴之さんと共同開発した家庭用プラネタリウムで、光学式の投影方法が採用されており、約6万個の星を投影できます。実際に投影すると、暗い星が見えるか見えないかの小さく弱い光で再現されており、宇宙空間での星の奥行きを感じられました。また、明るい星どうしも自然に等級の差が再現されています。投影できる星が多く、暗い星・明るい星ともに申し分のない再現性で、手軽に本格的な星空を楽しめる商品といえます。また、星が投影されていない壁との境界が自然で、より広範囲が星空になっている感覚が得られるうえに、ランダム投影される流星機能があることが没入感につながり、満足度の高さの検証でも高評価。北半球・南半球での日周運動機能の切り替えができ、静かにじわじわと動いていく点も高評価の要因となりました。付属の原板は「日本の星空」「日本の星空 星座ライン入り」の2枚です。1枚の原板で四季折々の星を楽しめるほか、付属の説明書には四季の星座解説も掲載されているので星への知識を深めながら楽しむこともできます。本格的な星空を自室で楽しみ、リラックスしたいという人におすすめの商品です。
おすすめスコア:4.54(2026/01/21時点)
最安価格:10,197円(2026/01/21時点)
本物に近い星空と、より楽しむための機能が満載
セガトイズの「HOMESTAR」シリーズの最新商品、「HOMESTAR 星が瞬くプラネタリウム」。その名のとおり、星の瞬きを再現する機能が搭載されています。再現性では、特に暗い星の再現に優れており、奥行きを感じられました。また、天の川が小さな光の密集で再現されていて自然に明るく、立体感がある点が専門家から高く評価されました。また、投影される流星も、流れたかわからないほど自然に流れ、再現性に優れています。星の瞬きの再現性は、仕組み上「あと一歩」でしたが、実際の星の瞬きと比較しなければ満足感は十分で、瞬いていることで単調にならず、没入感が得られました。ほかの商品には搭載されていない星の瞬きやBGM機能が搭載されており、機能性でも高評価。日周運動機能は全天が12分で1周し、季節によって移り変わる星空を鑑賞できます。今回は賛否が分かれましたが、BGMはヒーリング曲だけでなく、海・山・川の自然音がそれぞれ3種ずつ搭載されていて、音量を調整すれば自然の中で星を見上げている感覚で星空を楽しめます。付属の原板は「日本の瞬く星空」「日本の星空(天の川)」の2枚なので、さまざまな機能とともに星空を楽しみたいという人におすすめです。
おすすめスコア:4.32(2026/01/21時点)
最安価格:9,007円(2026/01/21時点)
太陽系を見下ろす視点から星空を見る、ほかとは違ったコンセプト
セガトイズの「HOMESTAR」シリーズのなかでも変わり種の、太陽系をテーマにした「HOMESTAR Classic Solar System」。「太陽系惑星と星空」「太陽系を離れるボイジャーからの星空」の2種類の原板がついています。ほかの商品は地球から見上げる星空の再現ですが、この商品は太陽系を俯瞰するため、より宇宙空間を感じることができるでしょう。等級の再現は十分で奥行きがあり、太陽系から飛び出して太陽系を見下ろす視点であることも相まって、宇宙の広がりを感じられます。太陽系惑星が投影されることで、実際の星空を見ているという感覚は弱くなるという声も挙がりましたが、星々の再現性は申し分ありません。北半球・南半球で切り替えられる日周運動機能やタイマー機能など、機能性も十分です。太陽系の惑星や宇宙探査機ボイジャーが投影されることで、実際の星空を見ているという感覚はやや薄れてしまいますが、宇宙への興味を深めるにはもってこいの商品でしょう。宇宙への関心が強い人や、ほかとは少し違ったものが欲しい人はぜひ検討してみてください。
おすすめスコア:3.99(2026/01/21時点)
最安価格:15,750円(2026/01/21時点)
教材としては使いやすいが、等級の再現は苦手
天体望遠鏡や双眼鏡の製造と販売を行っている、光学機器ブランド・ナシカの「アストロシアター」。星座名や皆既日食・皆既月食も投影できるほか、日時の指定も可能なので、教材として見せる際に使いやすい商品です。実際に投影すると、暗いはずの星も光が強く、明るい光が敷き詰められているため、奥行きを感じにくい印象でした。また、天の川がべったりと明るく、本来天の川の星々よりも明るいはずの星が埋もれていたため、再現性の高さでは大きく評価を下げる結果となりました。奥行きを感じにくいので星空に引き込まれるような感覚にはなれませんが、星がはっきりと投影されている分、多少部屋が明るくても十分に星が見えます。付属の原板は「60,000個の星 天の川」「35星座イラスト入り」「地球・太陽・月・皆既日食・皆既月食」の3種類で、それぞれ全く異なる印象の空を見ることができるほか、星空をガイドするCDも付属しているので、投影しながら星についての知識をつけられるでしょう。特に星について勉強する際には星座イラストの原板がおすすめ。自宅でのリフレッシュの時間には再現性が物足りませんが、デスクライトなどを点けて多少明るい環境でも鮮明に投影されるので勉強しながらでも使用しやすいでしょう。
おすすめスコア:3.79(2026/01/21時点)
最安価格:6,999円(2026/01/21時点)
星空の満足度は高いが、星の位置は実物と異なる
さまざまなスタープロジェクターを販売しているKISTRAの「プラネタリウム」。この商品は厳密にはスタープロジェクターという分類です。本体がライトのように光るほか、オーロラや海の中といった、星空以外のものも投影します。今回は、銀河のフィルムで再現性を評価しました。かなりたくさんの星を投影し、奥行きも十分感じられる点は好印象でしたが、実際の星空と反転した鏡写しの星空である点が評価が伸び悩む要因となりました。一方で、位置関係を気にしなければ星の数も多く細やかなので、満足度はまずまずです。ただし、回転機能はスピードが速く、注視しているとやや目が回りそうになるという声もあがりました。銀河、星雲、海、オーロラ、太陽系、月下の鹿、星座7つのテーマのフィルムが楽しめ、本体も3色に光ります。実際の星空との近さや教材的な用途ではなく、子ども部屋の雰囲気づくりのために使う人はぜひ検討してみてください。
おすすめスコア:3.61(2026/01/21時点)
最安価格:10,290円(2026/01/21時点)
電池・コンセント両用で使用場所を問わないが、星空というより光の粒という印象
写真用品や光学製品の製造と販売を行っているケンコー・トキナーの「NEWスターミュージアム」。光学式のしっかりとしたつくりで、電源が電池・コンセントの両用です。投影すると「大小さまざまな黄色い光の集合体」という印象を受けました。星の数は多いですが、光の強さが単調なため奥行きが再現できていないだけでなく、星空を見ている感覚にはなりづらいです。暗い星の再現が苦手なため、天の川の原板にすると天の川の周りの星が再現しきれず、星の数も物足りない印象に。星の位置は正しく再現されていますが、天の川が明るすぎることで、明るく本来目につきやすいはずの星が埋もれていたことも低評価につながりました。流星機能は、尾を引くような太い光が流れる仕様で、再現性の低さが気になってしまうという声もあがりました。付属の原板は「南半球の星空」「北半球の星空」「北半球の星座線・星座名」の3種類で、日周運動の向きは北半球・南半球で切り替えられます。ピントを合わせても星が2つに伸びてしまうので、十分な満足感を得るのは難しいですが、電池・コンセント両用なのでいろいろな場所で雰囲気を味わうことならできそうです。
おすすめスコア:3.43(2026/01/21時点)
最安価格:3,578円(2026/01/21時点)
日周運動するピンホール式。星座線と星座名を投影できる
ケンコー・トキナーから販売されている「スターサテライト Rブラック」は、星座線と星座名を投影しながら日周運動するピンホール式の商品です。星座線と星座名しか投影できないため、再現性の高さでは低評価となりました。一方で、ピンホール式だからこそ部屋全体に投影して星に囲まれながら位置関係を確認できる点や、星座名がほかの星や星座に邪魔されず見やすいため、教材として使用しやすい商品といえます。日周運動は40分で1回転するゆっくりとしたスピードで、目が回ることもなく、没入感が高まるという声もあがりました。また、電池式のため持ち運びが楽なので、部屋の真ん中に置いて投影することも容易です。星空の下でリラックスするという用途で使うには不向きですが、部屋全体に投影できるという長所と、星座線と星座名がシンプルに投影される点がマッチした、子どもと一緒に星座の勉強をする際には便利な商品です。
おすすめスコア:3.36(2026/01/21時点)
最安価格:3,253円(2026/01/21時点)
ピンホール式で星座線と星座名を部屋全体に投影
ケンコー・トキナーから販売されている「スターサテライト ホワイト」は、星座線と星座名を投影するピンホール式を採用しています。「スターサテライト Rブラック」が日周運動するのに対し、この商品は回転しないのが特徴です。星空を投影するというよりも、星座線と星座名をわかりやすく見れる商品なので、再現性の高さでは評価が伸び悩みました。しかし、赤道以北の北半球の星座を投影しており、星座の位置関係や星の並ぶ順番は正しいという点で、一定の再現性は確保されているといえるでしょう。日周運動機能がない分没入感はあまりありませんが、星座を落ち着いて見れるので、より星座間の位置関係を把握しやすくなっています。満天の星空の下でリラックスするという楽しみ方はしにくいですが、不要なものを投影しないシンプルな商品のため、星座の勉強をこれから始める人や小さな子どもとゆっくり星座の勉強をするときにおすすめの商品です。
おすすめスコア:3.36(2026/01/21時点)
最安価格:2,746円(2026/01/21時点)
防滴仕様でお風呂場で使えるが、ピントは合わせづらい
「生活に癒やしを届ける雑貨」をコンセプトに商品の製造・販売を行っているドリームズの「Projector Dome - STAR MAP」は、お風呂場でも使える防滴仕様なのが特徴です。実際に投影すると、ピントを合わせるのにとても苦労しました。投影距離は60cm〜2mとなっていますが、ピントが合っている状態に近づけるには壁から60cm以下にする必要があり、60cmぴったりでもピントが合っていない印象を受けます。星の数が少なく、天の川もモヤのような表現のため再現性高さの評価は低くなりました。星の大きさなどに違和感はないですが、投影される範囲も狭いことから全体的に小さく見にくいため、満足度も低くなりました。部屋でのリラックス時間には不向きの商品ですが、防滴仕様のためお風呂場で使えます。防水仕様とは異なり、浸水は故障の原因になるため注意が必要ですが普段と違うバスタイムを過ごせるでしょう。
おすすめスコア:(2026/01/21時点)
最安価格:3,313円(2026/01/21時点)
監修者:平松正顕(国立天文台 天文学者)
ガイド:田丸大暉(Hiroki Tamaru)(家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


