ヘデラ(HBAR)価格は過去24時間で約1%上昇し、ひそかに勢いを増している回復をさらに伸ばしている。過去7日間でヘデラ価格は11.3%上昇し、買い手の関心が着実に戻りつつある様子が表れている。
月間と四半期のパフォーマンスは依然としてマイナスだが、直近の値動きはより強気な兆候を示している。ヘデラ価格は、ブレイクアウトを狙う局面に差しかかっている可能性。チャート、モメンタム指標、投資家の動きから、2月14日から2月15日にかけて発生した調整局面が、ヘデラのブレイクアウト見通しを強化する理由が説明できる。
HBAR価格は直近、12時間足チャートで強気の旗(フラッグ)&ポールパターンを形成しているように見える。上昇フラッグは、強い上昇(ポール)の後、市場が落ち着くためにコントロールされた調整が入り、再び上昇する前兆となる。このケースでも、最初のラリーでHBAR価格は2月6日から2月14日にかけて約50%上昇した。直近高値に到達した後、価格は約9%下落した。
この下落はフラッグの構造内にとどまっており、強気のセットアップ維持に不可欠となった。
下方向にブレイクすることなく、価格は安定し、レンジ内での持ち合いに移行した。HBARは現在0.101ドル付近で取引されており、フラッグ上辺に接近している。
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この水準がブレイクアウトのきっかけとなる。価格がこのゾーンを上抜けると、次の上昇局面が始まる可能性。ただし、パターンだけではブレイクアウトの確証とはならない。モメンタムや投資家の動向もこの動きを裏付ける必要がある。
モメンタム指標では、調整中に売り圧力が弱まっていたことが示されている。相対力指数(RSI)は、買いと売りの強さを測るモメンタム指標で、強気のダイバージェンスが形成された。
1月25日から2月15日にかけて、HBAR価格はより低い安値を付け、重要なサポート付近で下げ止まった。つまり、価格は一段安い水準まで下落したことになる。一方で、同じ期間にRSIは上昇する安値を付け、売り手の勢いが弱まっていることを示した。このパターンは、買い手がじわじわと主導権を握り始めていたシグナル。
このシグナルはHBARが0.098ドルのサポートにタッチした際に表れており、このゾーンで買い手の存在感が強いことを裏付けた。
取引所フローのデータもこの傾向を裏付ける。取引所の純流入は、コインが取引所へ流入・流出する量を追跡する指標。コインが取引所から出ていく場合は通常、売却を控えてプライベートウォレットへ移す「蓄積」を意味する。
2月15日、HBARは249万ドルの取引所流出が記録された。これは1週間以上ぶりの大きな流出額であり、価格が0.098ドルで安定していた時期と重なる。
これは、投資家が売るのではなく押し目を買い、価格安定とブレイクアウト構造の維持に貢献していた可能性を示す。モメンタムと蓄積が一致する中で、最終的な確証は、投資家の強さがレジスタンス付近で続くかどうかにかかる。
他の主な指標でも、買い手の傾向維持が示されている。ブルベアパワー(Bull Bear Power)指標は、市場で買い手・売り手のどちらが優勢か測定するもので、調整期間中もプラス圏を維持した。これにより、調整にもかかわらず買い手が主導権を握っていたことが裏付けられる。
スマートマネー・インデックスもシグナルラインを上回った状態が続いている。この指標は経験豊富な投資家の取引活動を追うもので、シグナルラインの上側にある場合は大口投資家が積極的に市場に残り続けていることを示す。
この支持がブレイクアウト水準付近で持続することが極めて重要となる。主要なブレイクアウト水準は現在0.101ドル。HBAR価格がこの水準を強く上抜ければ、上昇フラッグのパターンが発動し、HBAR価格を0.150ドルまで押し上げる可能性があり、これは約50%の上昇に相当する。そのターゲットに向けての主なレジスタンス水準は、それぞれ0.120ドルと0.133ドルに位置する。
ただし、下方リスクも残る。HBARが0.086ドルを下回ると、上昇フラッグパターンが崩れ、ブレイクアウトのセットアップは無効となる。
現時点では、ヘデラの下落は反転ではなく、調整局面と見られる。価格構造やモメンタム指標、投資家の動きはいずれも、ブレイクアウトの試みが継続中であることを示す。次にレジスタンスを上抜ける動きがあれば、ヘデラ価格が50%上昇のシナリオを達成できるかが決まる。


