暗号資産(仮想通貨)運用大手のビットワイズ・アセット・マネジメントは24日、機関投資家向けステーキングインフラのパイオニアであるChorus One(コーラスワン)の買収を発表した。コーラスワンはビットワイズ・オンチェーン・ソリューションズ(以下BOS)に統合され、マルチチェーン対応のステーキング基盤が大幅に強化される見込みだ。
2018年設立のコーラスワンは、機関投資家向けステーキング専門企業として約8年の実績を持つ。ステーク管理資産は22億ドル(約3,375億円)超に達しており、今回の統合によりビットワイズは
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MONなど30以上のプルーフ・オブ・ステーク(PoS)ネットワークへの対応を一気に拡充した。
コーラスワンの技術者約50名がビットワイズに合流し、グループ全体の従業員数は約200名となる。ビットワイズ全体の運用資産(AUM)は150億ドル(約2兆3,013億円)超だ。
ビットワイズCEOのハンター・ホーズリー氏は「コーラスワンはステーキングインフラの開拓者であり、その専門知識と技術力はビットワイズのオンチェーン戦略を大きく加速させる」と述べた。CTO(最高技術責任者)のホン・キム氏も技術統合の意義を強調しており、機関投資家向けサービスのさらなる拡充に強い意欲を示している。
コーラスワンの共同創業者でCEOを務めていたブライアン・クレイン氏は買収後にアドバイザリー職へ移行する。同社のファイナンシャルアドバイザーはキーフ・ブリュエット・アンド・ウッズ(KBW)が独占的に務めた。
ビットワイズは現在、プライベートウェルスチーム5,000超・銀行およびブローカーディーラー21社を含む機関投資家にサービスを提供しており、サンフランシスコ、ニューヨーク、ロンドンの3都市に拠点を置く。
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