イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が2月2日以降に合計11,284ETH
ETHを売却していたことを、オンチェーン分析サービス「オンチェーンレンズ」が25日に指摘した。
オンチェーンレンズによると、ヴィタリック氏が2月2日以降に売却した11,284ETHの総額は2,278万ドル(約35億4,700万円)に上り、1ETHあたりの平均売却価格は2,027ドル(約31万5,600円)とのこと。取引はCow Protocol(カウプロトコル)を経由し、複数回にわたって実行されている。
なかでも直近4日間では4,326ETHを812万ドル(約12億6,400万円)で売却しており、2月後半に入って売却のペースが加速している。
ヴィタリック氏は1月30日に自身のXで、イーサリアム財団が今後5年間にわたり「緩やかな緊縮期間」に入ると表明していた。イーサリアムを高性能かつ拡張的なワールドコンピュータとして維持するためのロードマップの推進と、財団そのものの長期的な持続性の確保という2つの目標を掲げている。加えてヴィタリック氏は、財団が担う「特別プロジェクト」を個人的に引き受ける方針も示していた。この資金として16,384ETH(約48億1,000万円)を引き出したことも明かし、今後数年かけて投入する計画とのことだ。
1月末に大量のETHの引き出しと財団が担う特別プロジェクトへの個人的な投資に言及していたヴィタリック氏が、2月に入り実際にETHの売却を進めている可能性もある。今後も売却がこのペースで続くかどうか、同氏のウォレット動向への関心が強まっている。
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※円価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=155.7円)
※ETH価格は執筆時点でのレート換算(1ETH=293,640円)

