78歳の日本の電子機器大手ソニー(プレイステーションの製造元)が、ステーブルコイン発行を検討する最新のレガシー大企業となりました。ソニーは早ければ2026年度に米国でステーブルコインを発行する計画です。
日経新聞の関係者によると、ソニーフィナンシャルグループのオンラインバンキング子会社であるソニー銀行は、ステーブルコイン事業を運営するための米国拠点の設立を計画しています。10月に通貨監督庁に国立信託銀行の認可を申請し、米国を拠点とするステーブルコインのスタートアップ企業Bastionと提携しました。Bastionはステーブルコインプロジェクトに必要なインフラを提供する予定です。
ソニーは、このステーブルコインが米国の顧客によってプレイステーションゲーム、サブスクリプション、アニメ、およびそのエコシステム内の他のコンテンツの支払いに使用されることを期待しています。ソニーグループの外部売上の約30%を占める米国の顧客をターゲットにしたこの新サービスは、クレジットカードなどの既存の支払い方法を補完し、カードネットワークに支払う取引手数料を削減するためのものだと報告書は述べています。
7月にドナルド・トランプ大統領が米国ステーブルコインのための指導と国家イノベーション確立法(GENIUS法)として知られる画期的なステーブルコイン規制法案に署名して以来、金融・テクノロジー業界の有力企業がステーブルコイン分野に参入しています。
ステーブルコインは、TetherやCircleなどの主要発行者にとって非常に収益性の高いビジネスとなっています。CoinGeckoのデータによると、この分野の時価総額は3,100億ドルに達しています。
注目すべきは、これがソニーが暗号資産とブロックチェーンに進出する初めてのケースではないということです。1月、ソニーブロックソリューションズラボは暗号資産テクノロジー企業のStartale Groupと提携し、Soneiumと呼ばれる汎用イーサリアムL2プラットフォームをメインネット上でデビューさせました。このブロックチェーンエコシステムは、コンテンツクリエイター、ファン、コミュニティに対応し、ソニーのエコシステムにさらに暗号資産を統合することを目指しています。
Source: https://zycrypto.com/playstation-goes-crypto-sony-reportedly-set-to-launch-u-s-dollar-pegged-stablecoin-next-year/


